デビューしてから40年以上たっている今もなお、日本の音楽シーンのトップに君臨するサザンオールスターズ。いままでに数多くの名曲を世に送り出してきましたが、その中でも特に名曲と呼び声の高い20曲のアップテンポナンバーをご紹介します。ぜひ、胸高鳴る楽曲から、夏を感じさせる楽曲まで、サザンオールスターズ最高のアッパーセレクションをお楽しみください。
Bye Bye My Love（U are the one） / サザンオールスターズ
1985年にリリースされた22枚目のシングルは、メンバー曰く“一般受けする曲”と位置付けている。バックで静かに鳴るオルガンの音色が心地よく響く夏の失恋ソング。キャッチーなメロディと実験性とポップさを兼ね備えた人気曲で、当時話題となった「We are the world」に対する返答として製作された。
https://s.awa.fm/track/22989ee4ca8406d85405/
C調言葉に御用心 / サザンオールスターズ
冒頭の「ウェイ」の掛け声とともに一気に爽やかさ全開の楽曲の世界観に引き込まれる1979年に発売された5thシングル。メンバー全員出演のヤマザキナビスコ『チップスター』CMソングで、映画『彼女が水着にきがえたら』の挿入歌にも使用されている。タイトルの「C調」とは業界用語を変形させた調子のいいという意味。
https://s.awa.fm/track/366be71accc620131547/
My Foreplay Music / サザンオールスターズ
サントリー『トリスウイスキー』CMソングに起用されたシングル「栞のテーマ」のB面に収録。力強いピアノとギターのリフに乗せてセクシーな歌詞が展開されていくインパクトの強い作品。「見つめ合って髪にTouch oh 両手で君の背にScratch oh」の部分のビートと桑田佳祐の歌唱が最高にハマっている。
https://s.awa.fm/track/bd77bf6d89a793823e31/
いなせなロコモーション / サザンオールスターズ
1980年にリリースされた8thシングルはアサヒ飲料『三ツ矢サイダー』CMソングに起用された。歌詞の中には、桑田佳祐が強い影響を受けた1950年代から1960年代を代表する、コニー・フランシス、ドリス・デイ、シュープリームス、フランキー・ヴァリ、ビーチボーイズなどが登場するアメリカンポップスに対するオマージュ作品。
https://s.awa.fm/track/9604e35db9cc97104a53/
ネオ・ブラボー！！ / サザンオールスターズ
オリコン週間ランキングで1位を獲得した、報道番組『筑紫哲也 NEWS23』エンディングソング。イントロから思い切りポップなサマーチューンに反して、歌詞は当時勃発していた戦争や内戦に対する反戦のメッセージが含まれている。1991年にリリースされ1980年代、1990年代のオリコンチャートの首位獲得は日本のロックバンド史上初の快挙となった。
https://s.awa.fm/track/704923d347d9023c4450/
ミス・ブランニュー・デイ / サザンオールスターズ
1984年にリリースされた20枚目のシングル。映画『彼女が水着にきがえたら』挿入歌に使用されており、流行っているものを即座に欲しがるような、流行に流されやすい当時の女子大生の姿に警鐘を鳴らしたメッセージソング。歌詞とは裏腹にリズミカルなポップサウンドに思わず心躍る。
https://s.awa.fm/track/96b5cd686de56b4f3644/
みんなのうた / サザンオールスターズ
1988年のデビュー10周年に発売されたメモリアルシングルで1985年のアルバム『KAMAKURA』を最後に活動休止中であった為、待望の復活シングルとなった。こちらも映画『彼女が水着にきがえたら』挿入歌や、アサヒ飲料『三ツ矢サイダー』CMソングに起用されている。アッパー系のメロディに爽やかなで少し儚げな歌詞が乗ったライヴの鉄板ナンバー。
https://s.awa.fm/track/32721248846f85d26748/
希望の轍 / 稲村オーケストラ
映画『稲村ジェーン』のサウンドトラックに収録された作品で、桑田佳祐ひとりが参加していたため稲村オーケストラ名義になっている。イントロのピアノサウンドで一気に楽曲に引き込まれ、そこから続くキラキラとしたロマンティックなメロディラインに魅了される多くの人たちに愛され続ける名曲。映画『稲村ジェーン』の舞台になった茅ケ崎駅では発車メロディにも使用されている。
https://s.awa.fm/track/e7b3213f7fb9c626c858/
気分しだいで責めないで / サザンオールスターズ
2ndシングルとして1978年にリリースされた作品。半強制的に作らされた苦い経験のためこの曲を「史上最低の曲」と語っており、ライヴでも演奏されることはなかったが、現在はライヴでも演奏される盛り上がる1曲。ラテン系の曲調にサビ部分のメンバー全員のコーラスが盛り上がりポイント。
https://s.awa.fm/track/7d5faa88961b5890c641/
思い過ごしも恋のうち / サザンオールスターズ
映画『彼女が水着にきがえたら』挿入歌で、アルバム『10ナンバーズ・からっと』からのシングルカット作品で、1979年にリリースされた4thシングル。ラテンやソウルの要素を取り入れ、ストリングスやブラスセクションを使用したBPM早目のメロディラインが特徴。スガシカオなどのアーティストも絶賛している名曲。
https://s.awa.fm/track/1b03ffcd884f02729e43/
勝手にシンドバッド / サザンオールスターズ
1978年にリリースされたデビューシングル。タイトルは、当時ヒットしていた沢田研二の「勝手にしやがれ」とピンク・レディーの「渚のシンドバッド」をくっつけたもの。「ラララ～」で始まり、のっけから桑田佳祐節全開の楽曲。2018年の『第69回NHK紅白歌合戦』では特別枠で大トリとして出場し本作を披露し話題となった。
https://s.awa.fm/track/905a9400406e574c2539/
匂艶 THE NIGHT CLUB / サザンオールスターズ
80年代のディスコを彷彿とさせるサウンドアレンジでライヴで盛り上がる1曲。歌詞やタイトルにも桑田節全開の“男も濡れる”や“匂艶（にじいろ）”などセクシーな表現に溢れる。1982年にリリースされた15枚目のシングルで『日本有線放送大賞』や『日本作曲大賞』などで多くの賞を受賞している。
https://s.awa.fm/track/52df9124fb0902604c34/
涙の海で抱かれたい～SEA OF LOVE～ / サザンオールスターズ
月9ドラマ『僕だけのマドンナ』主題歌に起用された、2000年に活動を休止して以来、約3年ぶりに活動再開となった2003年にリリースの復活シングル。ゴージャスなストリングスをバックに海と恋と苦い別れを軽快なビーチポップに表現し、しずる感を感じることのできる作品。
https://s.awa.fm/track/a25b92632f4e6d3ed217/
シュラバ★ラ★バンバ / サザンオールスターズ
NTT DoCoMo CMソングやドラマ『ずっとあなたが好きだった』挿入歌に起用された、日本語と英語が入り混じる言葉遊びを取り入れた斬新な作品。本作は、「涙のキッス」と同時発売され、オリコンチャートの1位、2位を飾ったエロス三部作のひとつ。エロ全開のミュージックビデオを撮ったのは当時まだ無名だった岩井俊二が担当している。
https://s.awa.fm/track/b20bee909dbc09335652/
エロティカ・セブン / サザンオールスターズ
1993年にリリースされた32枚目のシングルはドラマ『悪魔のKISS』主題歌。シングル「素敵なバーディー (NO NO BIRDY)」と同時発売された作品で、エロス三部作の第二弾。前回同様、妖艶なメロディと歌詞の世界で多くの人々を魅了した、170万枚を超えるメガヒットナンバー。
https://s.awa.fm/track/f9c1e1e60cb6b6b17556/
マンピーのG★SPOT / サザンオールスターズ
1995年にリリースされたエロ三部作の第三弾。バラエティ番組『TVおじゃマンモス』エンディングソングに起用され、ロック調のサウンドと過激な意味を比喩した歌詞に話題となった。ライヴでは桑田佳祐が必ずヅラを被り、全員で連呼するのがお約束となっている。カバーしたポルノグラフィティもヅラを被って本作を歌唱している。
https://s.awa.fm/track/62fc456ed74c2ec74862/
東京VICTORY / サザンオールスターズ
20014年に発売された55枚目のシングルは、三井住友銀行「Lady, Fight!」CMソング、『2014 アジア大会&世界バレー』『2018 アジア大会&世界バレー』テーマソング、SUBARU『フォレスター』CMソング、TBS系列スポーツ情報番組『東京VICTORY』テーマソングと数多く取り上げられている。キャッチコピーは「サザンオールスターズの、心高鳴る“アンセム”誕生－」。2020年に開催される東京オリンピックを受けて制作され、爽やかなポップチューンに仕上がっている。
https://s.awa.fm/track/12d82ab631f9e40c7093/
HOTEL PACIFIC / サザンオールスターズ
2000年に茅ケ崎で開催されたライヴ『サザンオールスターズ 茅ヶ崎ライブ ～あなただけの茅ヶ崎～』の為に制作された楽曲。「夏をあきらめて」にも登場する加山雄三が経営していた実在のホテルがモチーフになっている。ノリの良いリズムとキャッチーなメロディーで大ヒットを記録。『WOWOW サマーキャンペーン』イメージソング。
https://s.awa.fm/track/814aad479a6dca156115/
太陽は罪な奴 / サザンオールスターズ
デビュー18周年の1996年6月25日に発売された、小林武史がプロデュースから離れ原点回帰がテーマとなった38thシングル。メンバー出演のキリンビール『キリン・ラガー』CMソングに起用された、ポップ色がありながらもギター・ベース・キーボード・バイオリンの生音を前面に打ち出したバンドサウンドが魅力の作品。
https://s.awa.fm/track/fd142f4a958366632868/
壮年JUMP / サザンオールスターズ
アサヒ飲料「三ツ矢サイダー」CMソングに起用され、CMの放送がデビューから40年にあたる2018年6月25日からオンエアー。「勝手にシンドバッド」「みんなのうた」「LOVE AFFAIR ～秘密のデート」「I AM YOUR SINGER」が同タイアップに起用され、今回のCMはこれらの続きとなっていた。アイドル賛歌のような内容になっていて爽やかな夏らしいサウンドが魅力。当時、そのアイドルに向けて作られたのかなど多くの憶測が飛んだ。
