KANDYTOWNのGottzがAWAでプレイリストを公開。「SOUTHPARKは正直なアルバムになった」

KANDYTOWNのGottz(ゴッツ)がAWAでプレイリストを公開した。

Gottzは、KEIJU as YOUNG JUJUやDIAN、MIKI、DJ WEELOWらとともに結成したグループ、YaBasta(ヤバスタ)として活動し、IOやRyohuらを擁するグループ、BANKROLLと合流し、KANDYTOWNを結成。結成後は、“The Man Who Knew Too Much”や“Ain’t No Holding Back”、“Feelz”といったライブでも定番楽曲でパワフルなラップで注目を集めた。一際目立つ存在で、ラップのみならず、モデルとしてBlackEyePatchのコレクションなどで活躍。そんなGottzが10月にソロアルバム「SOUTHPARK」をリリースし、AWAでプレイリストを公開した。今回、このアルバムについてなどの話を少し聞いた。

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アルバム「SOUTHPARK」のジャケットについてGottzはこう話す。

「ジャケのロゴはシルバーがいいよねってIOが言ってて、俺はよく分からなかったんですよ(笑)。できあがったのを見て、そういうことかって分かりました。IOがモチーフをやって、いろいろぶっこんでくれて。拓也くん(上岡 拓也)が全体のバランスを見てくれました。ジャケに意味は何もないですね(笑)」

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- アルバムのタイトル名「SOUTHPARK」にはどんな意味が込められているのでしょうか?

Gottz - 昔、YaBastaの前に地元の仲間でSOUTHPARKっていうクルーをやってたんですよ。15、16歳くらいのときですね。ラップしてないけど、チームみたいな感じで。それもあって、タイトルは「SOUTHPARK」にしました。あまり意味合いを持たせたくなかったんですよね。最初、1週間くらいタイトルを考えてたんですけど、どれもしっくりこなくて。サウスパークって思いついたとき、自分の中でもバッチリきましたね。

- 「SOUTHPARK」のコンセプトについて教えてください。

Gottz - アルバムのコンセプトは、どの曲も爆音で聴いてほしい。爆音でかかるとやばいっていうビートを揃えたので。ビートの鳴りが良いんですよ。あとは意図してじゃないですけど、友達が亡くなったりしたことがあって、その死生観。人生は一度しかないって、当たり前のことなんですけど、そういうことをリリックに書くことが多くなった。けど、説教くさかったり、暗いのは作りたくなくて。普通の人が言う暗いメッセージでも、俺はバンギンに表現したいし。なにかで思い詰めてる人がいたら、「そんなのどうってことないっしょ」って捉えてもらう曲を作りたかったですね。東京には認められないって思ってる人がたくさんいるけど、声を大にして言うような勇気もなくて。そういう人に聴いてもらいたい。変なこと考えすぎず、勘ぐりすぎるなよって。

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- そもそも、Gottzくんがラップを始めるきっかけはなんだったのかですか?

Gottz - 本格的に始めたのはハタチくらいですかね。なにを本格的にっていうのか分かんないですけど、それまでは遊びというか、ふざけてレコーディングしたりしてたんで(笑)。シリアスにやり始めて4年近く経ちましたね。俺の場合は先輩がいて、その人に曲とか教えてもらったんです。その人がカラオケでフリースタイルしてるのを見て、俺もラップやってみようかなって感じで。もともと音楽は好きだったんですけど、中高のときは結構しっかりサッカー部をやってて。時間がないから、バンドとかできないし。ギターとか触ってる時間はないけど、ラップだったらやれそうだしっていうくらいの気持ちですかね。

- ソロルアルバムを作ったのは今回が初めてではないですよね?

Gottz - ソロはKANDYTOWNになる前に作ったことありましたね。2015年くらいかな。フリーのEPを1回だけ。そのときは別に本気じゃなくノリで作った感じで(笑)。ちゃんとソロは出したかったんですよね。製作始めたのが3月後半からで、納品したのが9月中旬なんで、制作期間は5ヶ月くらい。それでも、もっと早くできたかなって思います。ビートメイカーは4人選定しました。最初はいろんな人がいて、かっこいいビートがたくさんあったんですよ。それで一通りリリックを書いてみて、違うって思ったら、自分の中ではないってっちゃうんです。この10曲は結果的に残ったものですね。30曲くらいは作っていたんですけど。その中の“+81”と“Makka Na Mekkara”は30分かからないくらいで書けました。ノリっていうか(笑)。ワンバース、ワンフックなら、そのくらいでできちゃうことは結構ありますね。リリック書くこと自体は早いかもしれないです。

- “Makka Na Mekkara”の曲はもちろん、オカモトレイジくんがデザインしたジャケットとMVもかなり印象的でしたね。“+81”はフックがかなりキャッチーでライブで盛り上がりそうですね。


Gottz - 最初、ユキチさん(Lil’Yukichi)のビートがたくさんあって、バーッて流して。これやばいって思ったのが“Makka Na Mekkara”でした。ビート始まった瞬間に、そういえば過去にフリースタイルでやったズットズレテルズの“真っ赤な目っから”みたいな曲あったよなって感覚で、無駄なことを考えず作りましたね。分かりやすくないと受け入れてもらえないじゃないですか。けど、分かりやすすぎてもつまらないと思ってて。探すことや考えることをやめちゃうのは、好きじゃない。かと言って、難しすぎても一生伝わらない。“+81”と“Makka Na Mekkara”はキャッチーさのラインを絶妙なとこに落とし込めたかなって思います。アルバムで最初にできたのも、その2曲なんですよ。“+81”のフックはすごいキャッチーだから、周りに「プルップルッ」ってイジられます(笑)。

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Gottz - “Makka Na Mekkara”のMVは、知り合いにアニメーションできる人を紹介してもらって作りました。あーいうのやりたかったんですよね。タイトルのSOUTHPARKとはもちろん違う意味だけど、アニメのSOUTHPARK風にするっていう小洒落た感じで(笑)。

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- 7曲目の“Summertime Freestyle”ではFEBB as YOUNG MASONのビートを使ってますよね。

Gottz - いろんなビートがある中で、FEBBのビートを使うと、どうしてもあいつのことを思い出して、すごい悲しい気持ちになっちゃうんで、最初は自分のメンタリティー的に使えなそうって思ってたんです。けど、ビートは良いし、FEBBがニート東京で「俺はエロい音楽を作りたいんですよ」って言ってたことに喰らって、俺もエロい音楽作ろうって。あの曲はそういう曲ですね。あいつのニート東京の一言に感化されたというか。クヨクヨしててもしょうがねえなって。

- なるほど。「SOUTHPARK」の中で作るのに時間がかかった曲はなかったのですか?

Gottz - アルバムの中でリリック考えるのが大変なのはなかったです。そういう曲は残らなかったですね。5曲目の“Kamuy”はビートやばいけど、出来なさそうだなって最初思ったんです。けど、書き出したら、意外とスラスラ書けて。“Kamuy”のビートはアイヌの民謡をサンプリングしてるらしくて。俺、カムイって考え方がすごい好きなんですよ。キリスト教とか信じてるわけじゃないけど、その全てのとこに神様がいるっていう考え方で。なんていうんだろう、この曲は乗っかってきたんですよね、神が(笑)。ワンバース目とツーバース目の温度差があって、ツーバース目が特に気に入ってます。他にも、すごい時間かかって作った曲とかもあったんですけど、残らなかったですね。もったいないけど、なんか嘘臭かったんです。俺の言葉じゃないなって。そういう意味では正直なアルバムになったと思います。

GottzがAWAで選曲したプレイリストには、1曲ずつGottzによる一言コメント付きなので、そちらもチェックしてみてほしい。

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Gottz’s playlist

[Track list]

01. Meek Mill「Going Bad (feat. Drake)」

Gottz - ドープ、仲直りshit

02. Meek Mill「On Me (feat. Cardi B)」

Gottz - ビートが2人に合ってる

03. Meek Mill「What's Free (feat. Rick Ross & Jay Z)」

Gottz - 三人のボス感

04. 6ix9ine「KIKA (feat. Tory Lanez)」

Gottz - ホット

05. Lil Durk「100 Grand feat. Ty Dolla $ign, A Boogie wit da Hoodie」

Gottz - Tyのこの感じが懐かしくてski

06. Ski Mask The Slump God「LA LA」

Gottz - 待ってました

07. Lil Baby「Ready feat. Gunna」

Gottz - この2人のコラボは基本

08. Lil Baby「Time feat. Meek Mill」

Gottz - これもski

09. リッチ・ザ・キッド「Mo Paper feat. YG」

Gottz - Yo-SEAがずっと聞いててハマった

10. BAD HOP「Shut Down (feat. Vingo & Benjazzy)」

Gottz - この2人はまじでサイコー

11. BAD HOP「No New Friends (feat. YZERR & Bark)」

Gottz - これも間違いない

12. Ryohu「Lux [feat. MUD]」

Gottz - ヤーマン

13. Tinie Tempah「If You Know (feat. Tiggs Da Author)」

Gottz - 情景がとても浮かぶ

[Playlist’s URL]
https://mf.awa.fm/2rHkbaa


Links

Twitter:https://twitter.com/tokyo_pharaoh

Instagram:https://www.instagram.com/gottz_southpark/

 

Credits

Text:Toru Miyamoto

Photo:Toru Miyamoto