インタビュー:CreativeDrugStoreのdooooが作ったプレイリスト「awa」

奇才ビートメイカー / DJのdoooo (ドゥー)が AWA公式アカウントにプレイリスト「awaを作った。dooooはストリートシーンを騒がせる集団、CreativeDrugStore(クリエイティブ・ドラッグ・ストア)に所属し、同クルーのTHE OTOGIBANASHI’S(ザ・オトギバナシズ)にビート提供や、昨年11月には自身初となるソロアルバム「PANIC」をリリースした。そして、今年の1月からはAbemaTVのHIPHOPチャンネル、AbemaMixにて毎週土曜日にレギュラーでDJをしている。

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今回、作ったプレイリスト「awa」はどのように選曲したのか。
 

「AWAは曲をパっと探せて、とても使いやすかったです。このプレイリストは、いままで自分が聴いてきた音楽のなかから、ブラックミュージックを中心に選びました。中学校のときから聴いている曲、最近聴いている曲を選んでます。このプレイリストを一言で表すのは難しいですが、いまの自分を作ってくれた大好きな楽曲を選びました」

 

このプレイリストは選曲のみならず、ジャケットもdooooが手がけたもの。doooo自身、ホラー漫画やB級ホラー映画が好きなだけあり、ちょっと不気味なジャケットだ(笑)。選曲とジャケットには関連性があるのか気になった。

 

「テーマをバチっと決めているわけではないのですが、おどろおどろしいけど、ワクワクするようなジャケにしたいと漠然と考えながら作りました。プレイリストを最初に作り、選んだ30曲を改めて見返して、こんな感じのジャケにしようと思いました。先日発売した僕のアルバム『PANIC』はジャケの意味を考えて作ったのですが、SoundcloudBandcamp に公開している作品は具体的な曲の内容とジャケの関連性は意識せずに、雰囲気だけ合わせるようにしています」

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なるほど。このジャケットは選曲の雰囲気に合わせているのか。dooooは、現場でDJをしているだけあり、曲の流れなど意識された作りで、かなり聴きやすいプレイリストに仕上がっている。dooooにとって、AWAのような音楽配信のサブスクリプションサービスはどう思うのか。

 

「このようなサービスは普段、音楽を聴くとき、とても使いやすいです。掃除や洗い物、散歩をしているときなど、いつでも気軽に音楽を聴くことができるので。それ以外にも、長時間の移動時に、AWAのようなサービスがなかった時代に比べると、音楽を楽しめる幅がとても広がったと思います。音楽を探すとき、関連するワードを打ち込めば、すぐにプレイリストなどで多くの曲が出てくるので、すごく便利ですね。僕はアナログでDJをしてますので、基本的にレコード屋さんで音楽を掘るのですが、お店によって置いてあるレコードの毛色が違ったりして楽しいので、いろいろなお店を回っています。お店で掘っていると、曲のスタート位置が盤の内側で、針がどんどん外側に進んでいくような変なレコードとの出会いがあったり、そういうおもしろさはアナログならではだと思います。フィジカルへの執着というか、やっぱり自分の手で触れて楽しめるものは好きなので、便利になってもレコード屋さんには足を運び続けますね。アナログとデジタルそれぞれにメリットがあるので、これからも両方楽しんでいければ良いと思っています」

 

dooooにとっては、アナログとデジタル、両方にメリットがあるから、どちらも楽しめばいい。たしかに、どちらかにこだわらず良いものは良いという考えが1番だと思う。アナログで思い出したが、毎週土曜日にAbemaMixでDJをするキッカケはなんだったんだろう。

 

「レギュラーになる前にゲストとして呼んで頂いたとき、すごい楽しくて。昨年末に ”毎週土曜日にレギュラーでやりませんか?” とお声掛け頂いて ”是非!” と即答しました。最近、DJでは全然かけてなかった、ヒップホップやR&Bのレコードを自宅で掘り直したり、実家から持って来たり、そういう準備含めて楽しくやらせて頂いてます。いままでクラブでDJをする時は、テクノ、ディスコ、ソウル、ファンク、ジャズなど、ヒップホップ以外のジャンルの音楽をかけることが多かったので、AbemaMixでもそういう部分を少しずつ出していきたいと思います」

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AbemaMixでのDJプレイ中に視聴者からのコメントは見るのだろうか。

 

「DJ中はあんまりコメントを見ないです。すみません。というのも、おもしろいコメントがあるとツボに入って、ニヤニヤしてしまうので(笑)。見てくれている方が、あだ名をつけてくれるのですが、そのあだ名が付いた理由を考えたとき、めっちゃツボに入ってしまったことがあります。僕は『サンタのバイトの人』、『ほいささん』、『しげる』など、いろいろな呼ばれ方をしているのですが、『しげる』というあだ名の理由についてDJ中に考えてみたんです。『ヒゲがボサボサ』とよく書かれ、『 ヒゲが茂っている』からの『 茂(しげる)』という答えに辿り着いてしまい、笑ってしまいました。本当は違う理由かもしれませんが(笑)。コメントは嫁がスクショしてくれたものをDJ後に見ています。なるべく、DJ中にコメントを見るように頑張ります」
 


Credits

Text:Toru Miyamoto