不器用ながらもまっすぐに伝える歌詞が同世代の男女に共感されている「みきなつみ」が、“帰り道遠回りしてゆっくり聴きたい曲”をテーマに楽曲をセレクトしたプレイリストを2020年12月2日（水）に公開いたしました。また、本人から新曲のライナーノーツも到着。
今回公開されたプレイリストは、2020年11月25日（水）にサブスクで先行解禁された、みきなつみ史上、一番悲しくて一番切ない 失恋ソング「君が普通に生きてるなんて嫌だ」の配信開始を記念して作成されたもので、“帰り道遠回りしてゆっくり聴きたい曲”をテーマに楽曲がセレクトされています。RADWIMPSの野田洋次郎が楽曲提供したハナレグミの「おあいこ」をはじめ、切なさや悲しみを美しく歌い上げるLauvの「Never Not」や、歌詞と美しいメロディが心を打つ星野源のソロ1stシングル「くだらないの中に」など、洋邦問わず全体的にエモーショナルなプレイリストに仕上がっています。ぜひ、天下無敵のチャーミングボイスと歌詞の世界観が若い世代に注目を集めるみきなつみの新作とプレイリストをお楽しみください。
▼「君が普通に生きてるなんて嫌だ」ライナーノーツ
この曲は、私が失恋した直後に、殴り書きでメモした言葉をもとに作った曲です。正直に言うと、失恋したことのない方には聴かれたくないほど、色んな意味でまっすぐな曲です。冷静になった今の私が聴くと笑えてしまうほど「ホントのきもち」が、詰まっています。今、もう一度同じような失恋ソングを作って欲しいと頼まれても絶対につくれません。もう一度作るとなったら言葉の輪郭が丸まった綺麗なものになると思います。もちろん私の経験が元にはなっていますが失恋した周りの友達の話を片っ端に聞いて歌詞を書きました。
女性に多いのかもしれませんが、振った男性にはもちろん、彼が好きになった女性に執着したり何か言ってやりたくなるものです。好きな人に一方的に突き放されるだけでも悲しいのに、悔しさまで追ってくるのです。失恋した女性にとっての「復讐ソング」とも言えるのかもしれません。悲しさ、悔しさ、嫉妬、色んな気持ちに嘘をつかず心のままに吐き出せる場所を用意しました。是非、一人で聴いてください。
■みきなつみ
2015年高校2年生の春からライヴ活動を始める。夏には『SCHOOL OF LOCK! 未確認フェスティバル』に出演し、チューニングをやっと覚えたレベルだったにもかかわらず3,000通を越える応募の中からファイナリスト8組の最後の1枠に選ばれる。大手事務所に育成アーティストとして所属するが、本人の実力不足の為、契約終了。その後音楽スクールに通うが、そこでもついていけず、スタッフから「迷惑かけるなよ」と。その経験より出来た曲が「赤裸々白書」だった。そんな彼女も2017年8月には初のワンマンライヴをO-crestで実施。また同年、インディーズバンド音楽配信サイトEggsで年間ランキングのアーティスト部門で1位に輝く。2018年には世界最大規模の楽器ショーNAMMでライヴを行い、天真爛漫なキャラと彼女の美声で外国人の観客を笑いと感動の渦につつんだ。3月14日に初の全国流通盤となるインティーズ盤ミニアルバム『きみとわたしとメロンソーダ』をリリース、3月から7月にかけて初の47都道府県ライヴツアーを開催。日本全国のCDショップやライヴハウスを車でまわった。11月には2nd ミニアルバム『とけたアイスの味は青かった』（インディーズ）をリリースし、初の東阪ツアーを実施。2019年には3rd ミニアルバム『ありのままピーチ』（インディーズ）をリリース。決して器用なタイプでもなく、優等生でもない。そんなみきなつみが不器用ながらも、まっすぐに伝える歌詞が同世代の男女に共感されている。