ZOC『PvP』 リリースインタビュー:人生を賭け歌い踊る、痛いほど美しい彼女たちの睨むこれから

超歌手、大森靖子がプロデューサー兼メンバー(共犯者)として参加する6人アイドルグループZOC。
「孤独を孤立させない」と歌う姿に魅せられ共感するファンを増やしていくZOCが、6月9日に新体制後初の 1st Full Album『PvP』をリリースした。
フルスピードで支配領域を広げる彼女達の生々しく美しい楽曲への想いと、ZOCが届けたい本当の意味での“救い”について取材した。


新メンバーを迎えて6人体制になってから初のアルバム『PvP』ですが、これまで披露されてきた楽曲のPvPバージョン、ソロ曲、そして新曲が収録されているということで、ファンの方にとっても初めてZOCを知る方にとっても豪華で素敵な内容のアルバムだと思うのですが、全曲通してどんなアルバムになったか大森さんの方から聞かせていただけますでしょうか。

大森:ZOCは“Zone of Control”というゲーム用語をもじって“Zone Out of Control 孤独を孤立させない”というコンセプトで、それぞれの孤独が孤立せずに崇高に輝きあえる場所というのを目指して頑張っています。今作の『PvP』というのは“PLAYER vs PRAYER”という意味で、これもゲーム用語からとりました。Playerというのはゲームをプレイする人という意味だけじゃなくて“PRAY”で祈る人っていう意味もあって。「本当はこうじゃないのに」とか「こうだったらよかったのにな」とか人によって色んな祈りがあると思うんですけど、その祈りこそ私たちの歌うべきこと、その祈りを否定しないことで素敵な世の中になると思っています。それを全部歌っていけたらいいなと思って、私たちは音楽なり、り子ちゃんの舞踊なり、自分たちが持っている“自分”をプロフェッショナルとしてそれぞれが活躍することによって示していけたらいいなと思って作ったアルバムです。
アルバムを聴いてもらうことによって仮想体験したり深く思考したりしてもらって、それぞれの孤独を理解し合ったり「それもかっこいいね」って言える世の中を目指したいし、そういう社会性になっていけばいいなと。この社会性は、社会に合わせるっていう意味だけではなくて理解しあって許容を大きくしていきたいという意味もあって、そんな素敵な社会になってほしいと思っています。

レコーディング中や楽曲が完成するまでのエピソードや込められた思いなど、それぞれみなさんからお聞きしたいのですが、1曲目に収録されている「CO LO s NA」はすごく「音楽は私たちにとって必要なものだし負けてられない、ここから盛り上げていかなくちゃいけない」とハッとさせられました。この楽曲は今だからこそ生まれたものなのでしょうか?

大森:そうですね、エンタメ業界がすごく大変だった時期っていうのもあります。エンターテインメントを商業として成り立たせるためにカルチャーが生まれたのに、そのカルチャーが潰れては絶対いけないと思っているんです。私達は文化人としてやることがあるなと。特に私自身はクリエイターなので、負けないようにというよりかは、政治とか医療とかではできないことを私もちゃんとやっていかなきゃいけないなと思っています。「生活の中にいらない」と判断された認識があるんですけど、それでもやっていけるように、私たちの輝きも知って欲しいと思って作った楽曲です。特に、メンバーの舞踊家である雅雀り子ちゃんは、コロナになったことでZOCに加入することを決めてくれたメンバーなので思うところも多いのかなと思いますが、どうですか?

雅雀:そうですね。私は舞踊家として活動しているんですけど、コロナになって舞台が潰れまくって流石に心が折れてしまったんです。これは舞台やってる人やステージやってる人だったら感じていることだと思うんですけど。自分は結構守りが硬い舞踊界でずっとやっていて、ここにいれば大人たちが舞台を作り上げてくれる、そこに呼ばれて参加するというシステムというか「実力があれば舞台に出れなくなることなんてないだろう」となんとなく思っていたところがありました。でも、社会が一変して全部なくなっちゃって「舞踊会狭くて踊りづらい」とか「こんなところでずっとやっているのってどうなんだろう」って思いながらもまだ環境に甘えていて「このままやっていればいいのかな」ってちょっと思ってる自分にホッとして。安心する反面、このままじゃ文化としても踊りは潰れていくし、自分としてもこのままでいいのかなって悩んでいて、そんな時に靖子ちゃんからお話をいただいて、やるしかないなって。だから、この曲はめちゃくちゃ分かる。自分が去年「どうしたらいいんだろう」とか「芸術このままじゃ死ぬな」とかすごい考えていたのが全部詰め込まれている曲なので、すごい実体験だし自分の気持ちがここに入ってる感じです。

表現者としての苦悩、そして女の子の要素も組み込まれているのにすごく共感しました。

大森:ありがとうございます!

「ZOC序曲」はライブで皆さんが入って来られるときのSEで、ずっとかっこいいなと思っていたのでいつか配信してもらえないかなとワクワクしていました。

大森:嬉しい!インタビューでこの曲のこと聞かれるの初めてです!

本当ですか!よかったです!(笑)
「ZOC序曲」は実際ライブに行ったり観たりしたことがある人に特に響く楽曲かと思うのですが、Disc1の1曲目にしなかったのには何か理由がありますか?

大森:Disc1は今のZOCが歌うべきことと、ZOCのファーストアルバムとしてこれからZOCの指針になるものになるような曲でまとめて、デビューファーストアルバムとしてのまとまりが良いものにしています。Disc2にはゲームの世界観だったり、音としてのZOCのイメージが結構入っているんです。ゲームの始まりやライブが始まっていく感じを演出しているのが「ZOC序曲」かなと思って、Disc2の1曲目にしました。ライブでは藍染が一番最初に出てくることが多いので、この曲には思い入れがあるかなと思います。

藍染:そうですね。やっぱりこの曲聴くとどうしても緊張するんですよ(笑)。でもスイッチが入る感覚があって、今回フルでしっかりかっこよく曲を作ってもらって、ここからZOCが始まるぞという意味合いで“序曲”とつけてもらえたのがすごく嬉しかったです。

この曲聴くと、ライブ行きたい!っていう気持ちになります。

大森:嬉しい!ぜひ今回のツアーも来てほしい!

爽やかでキャッチーな「CUTTING EDGE」は『PvP』という1枚の物語が始まる印象を受けました。この曲は歌詞だけが先行公開されていたと思うのですが、歌詞と曲を合わせて聴くとまた印象が変わって、聴けば聴くほど楽曲の良さに引き摺り込まれていく感覚がありました。「GIRL AT THE EDGE 端っこで生きてきた だから最先端も私なんだ」という歌詞から大森さんの今での活動が頭に浮かんだのですが、この楽曲はメンバーや大森さん自身のことを歌われた楽曲なんでしょうか?

大森: 自分の大切にしている指針みたいなものは絶対に入れたいなって考えた時に、その時はまだオーディションの続きでしたけど、のどかが思い浮かびました。やっぱり自分に完全に似ている人じゃなくて絶対違う人がいいんですけど、やっぱりどこか通じる部分があると作家としては一番深く書けるというのはあるんです。中高生時代愛媛県にいて「私はこんなんじゃないのに」「私はここにいるまま死んでいくのかな」みたいなことをずっと考えていて、でもそれを誰にも言えないし、ここは幸せな場所だし誰も悪くないって分かってる、そういうフラストレーションみたいなものって私も持っていたなぁと思っていて。それでのどかを思い浮かべたときにスラスラっと書けた曲であり、のどかを誘おうと思った曲です。
ZOCの新体制を早く作りたいっていうのはずっと考えていたんですけど、この6人で作りたかったっていうよりは、皆の精神も含めこれからZOCでやっていくぞっていうのを完璧に整えたいと去年の夏頃から思っていました。「CUTTING EDGE」を含めこのアルバムを出せることで“ZOC”というものがやっと整うなっていう気持ちです。

今回、PvP版で再収録した楽曲で特に印象深い楽曲や新たな気付きがあった楽曲はありますでしょうか?

大森:このアルバムを作った最後にMIXが上がってきたのが「A INNOCENCE」という曲だったんです。マスタリングっていう作業に自分も立ち会ったんですけど「曲ができるぞ!」ってなった時に「やり直さない 消さなくていい そのままで素敵な君なんだ」という歌詞に「そうだよね、全部あってよかったことだよね」って改めて思いました。無かった方が良かったことなんてないし、最悪な人生ってその時は思ってしまったとしても、最悪でよかったって思える瞬間が一瞬でもあればいいと。リアレンジされたことによって、音の光のイメージがより深くなってるので、自分自身力をもらったなっていう面では結構この曲の印象が変わったかなと思います。にっちやんはどう?

西井:リアレンジで〜?「family name」と、あと銃のやつ。なんだっけ?

大森:「SHINE MAGIC」ね(笑)。

西井:そう!「SHINE MAGIC」の間奏の部分がちょっと長くなったの。そこはダンスもかっこよく追加されてるから、ライブでも見てほしい。

ありがとうございます、ライブも楽しみです!

「LiBiDo FUSION」は「私が人生で一番やばい女だよね♡」のセリフから始まりますが、破壊力がすごくて。一度は好きな人に聞きたいとか、そう言われたいと思う女の子の心理をギュッと掴む楽曲だなと思いました。大森さんはこの楽曲を制作する時どんな場面やきっかけからインスピレーションをもらったのでしょう。

大森:この曲は多分私とまろの同じところを書いた曲だなと思ってます。まろは私の楽曲に共感してこの活動をやりたいとZOCに入ってくれたんですけど、私もまろのブログとかまろの言ってることに「うんうん」って共感することがたくさんあって。多分こういうところ同じだろうなって思いながらLINEしてることがよくあるんです。「私が人生で一番やばい女だよね♡」ってのが前提にないと嫌だよね、まろ?

巫:多分私、皆の人生の中で一番やばい女なんですよ〜。

一同:やばい女(笑)。

巫:この歌詞を言うことに一つも抵抗がないし、すごく共感しました。私が人生で一番やばい女だからってことで、メンバーの中でも私のエピソードって暴露されることが特に多くて(笑)。歌詞にも「男でしか悩まん人生」とあるんですけど、私恋愛体質なので、本当に男でしか悩まん人生って感じで(笑)。私、普段は明るいんですけど差がすごくて、恋愛で悩んでる時に靖子ちゃんとご飯行った時、私がつまらなさすぎてびっくりされちゃったくらい男の人でしか悩まないんです(笑)。

大森:3時間くらい同じ男の話聞かされて「こいつこんなつまんなかったっけ?」と思って帰りました(笑)。

西井:帰ったんだ(笑)。

では「LiBiDo FUSION」は巫さんも感情移入しながら歌われた楽曲なんですね。

巫:そうですね、泣いちゃうんじゃないかなってくらい(笑)。

西井:泣く要素ある!?これ(笑)。

大森:泣いちゃうの!?(笑)

巫:なんだろう、メンタルが弱ってる時とか悩んでる時に歌ったら泣いちゃいそう。

藍染:どうしよう、ライブで「私って人生で一番やばい女かなぁ?(泣)」みたいな感じで歌われたら(笑)。

西井:いやもっと堂々と歌ってほしい(笑)。

ありがとうございます。それで言うと、私も「断捨離彼氏」ともっと早く出会えていたら悩むこともなかったかもしれないのになぁと(笑)。

大森:大丈夫!これからは無駄のない人生だから!(笑)。

西井:そだよ、人生に無駄はない。

一同:(笑)。

7曲目に収録されている「眼球にGO!」ですが、対象の人物への注意喚起「あなたこのままでいいの?」みたいな内容を可愛らしい歌詞に昇華して歌われている楽曲だなと感じたのですが、この楽曲はどういった楽曲なのでしょうか?

大森:この曲は藍染カレンのための曲ですかね。初期からカレンちゃんを育てようとしすぎて、音域を伸ばすための課題曲ばかり与えてきたんです。でもカレンをメインにした可愛い曲って作ってなかったなと気づいて「カレンごめん!」って(笑)。カレンが歌ったら可愛くなる曲にしたいなと思っている時に、私がTwitterで「カラコンの入れ方を教えてください」とツイートしたんです。そしたらカレンから「眼球にGO!」と返ってきて、それがすごくキャッチーだなぁと思ってこのタイトルにしました。まろはそういう経緯を知らずに、曲名が並んでるのを見て「この曲だけ靖子ちゃんぽくないね」って(笑)。

藍染:その通り!

バレてる!(笑)。

巫:そう、なんかセンス変わったなぁ〜みたいな(笑)。

大森:カレンはどう思った?

藍染:今まで「この曲はこの子がメインでやるのがいいよね」とか「この歌割りはあの子に歌ってほしいな」とか思うことはあっても、自分がとは考えたことなかったんです。でもやっぱり自分のことが曲になってると嬉しいなって改めて思います。私の出来ないところとかダメなところとかを靖子ちゃんが面白がってくれたり、可愛いと思ってくれているのがすごく嬉しいですし、靖子ちゃんに「カレンのそういう部分をもっと皆に見てもらえたらいいなと思って作った」と言ってもらえたので、自分の理想を当てはめるだけじゃなくて、自分が自分のままの部分も見せていきたいなって思いました。

今まで藍染さんはソロ曲も含めかっこいい、綺麗な印象がありましたが、今回の「眼球にGO!」でイメージが少し変わるかもしれませんね。

藍染:ソロ曲とかは自分がやりたかったことに付き合ってもらってた感じもあるんですけどね(笑)。でもすごく新鮮、楽しみです。

YouTubeにZOC公式アカウントから公開されている物と比べ『PvP』に収録されている「まろまろ浄土」は弦が入ったりブラスが入ったりと、巫さんの可愛さあざとさはそのままにサウンドがレベルアップしたなと感じたのですが、ここには巫さん自身のご要望があったんでしょうか?

巫:「こうしてほしい!」とかは言ってなかったんですけど、曲中にある「早く〜」「うざい〜」とかのセリフの部分は自分が入れたいと要望させていただきましたね。本当に色んな楽器で夜遅くまでレコーディングしているのを全部見させていただいたので思い入れは強いです。改めて、1つの曲ってこうやって皆さんの協力があって作られているんだなぁというのを感じました。この曲がレベルアップしたことによって「自分の声が負けないように頑張らなきゃ」っていうのもあったんですけど、確か歌はほぼほぼ一発どりでした。

「濃♡厚♡接♡触」は歌詞を楽しむのに1回、サウンドを楽しむのに1回、西井さんのセリフに集中するので1回、最低でも3回聴かないと失礼なんじゃないかと思うくらい情報量の多い楽曲だなと思いました。アルバムを通して、西井さんのセリフの部分が多い印象を受けましたが、西井さんはどんなお気持ちで収録に臨まれていたんでしょうか?

西井:え、全然気持ちとか作ってない!(笑)

大森:来るまでセリフがあるのを伝えてないんですよ。にっちやんの歌のパートを全部録り終わった後に「はいじゃあにっちやん音楽かけるので適当になんか言ってください!どうぞ〜!」という感じで言ってもらってます。にっちやんの気持ちが乗りそうなタイミングっていうのを見計らって(笑)。いつも完璧にやってくれますね、天才。他のメンバーは自分とここが一緒だからここを引き出そうっていうのがあるけど、自分はにっちやんが持ってるものを1つも持ってないし、本当に全然違う人間なんですよ。だから今回のアルバムから、にっちやんがにっちやんを発揮できる環境だけ作れば、私がそれを作らなくていいんだと気付いて、にっちやんが持ってるものを別の方法でプロデュースしようと考え直したんです。だから私の歌詞があって曲があって相打ちがあって、その上ににっちやんがいるっていうのがすごく正しい構造だなと思います。私がクリエイトしたわけじゃなくてにっちやんの作品なので。にっちやんも「私がいい曲にしたな」って思ってるんじゃないかな、どうですか?

西井:何、どういう意味!(笑)

大森:自分の手柄って思ってるでしょって(笑)。

西井:自分の手柄って何!

大森:この曲は私がいい曲にしたなって。

西井:思ってない思ってない!

大森:え、にっちやんがいい曲にしたよね?

一同:うんうん。

西井:でも、突然言われた方ができる。前日に「ここにっちやんのセリフだから考えてきて!」って言われるよりも。

アドリブだったんですね!(笑)

ZOCさんの曲の中でもこの曲聴いて元気になれない人いないなと思うのが「それな!人生PARTY」で、楽曲を通して西井さんのポジティブさを感じる楽曲ですよね。インスタのストーリーのセリフのくだりが今回新しく追加されていて、かなりリアルだなと思ったのですがあの部分は実話なんでしょうか?

西井:そう、私解禁前の情報をオタクに結構言っちゃうの。なんか言っちゃうんですよ。喜ばせたくて「これやるから待っててね!」って。で、それを前怒られたことがあって。

それまだ言っちゃダメだよ〜って?

西井:そうそうそう、それを靖子ちゃんが面白おかしくしてくれた感じ。

すごく面白い楽曲です!「みんなもれなくなんかすごい!」のマインドで私も生きていきたいと思いました。

西井:うんうんうん。

大森:憧れますよね。

西井:あそこなんか泣けるって言われる。

藍染:結構何回か泣いてる。

西井:ほんとかよ!

藍染:ほんとだよ!この間YouTubeのコメントでにっちやんが「みんなもれなくなんかすごい!」って書いてただけでちょっとウルッときたもん。

西井:あ〜書いた書いた。

大森:この前ライブで、真逆な性格のりこちゃんがこの曲を歌うっていうのもやって。

雅雀:そう、自分が解離していく感覚があってすっごい疲れた(笑)。「親離婚した、それなー!」なんて絶対言えない(笑)。

大森:でもあれ実話なんですよ。にっちやんが急に「親友から電話かかってきた」って言い出して深刻なこと話してるのにスピーカーにして話してたんです。にっちやん大丈夫かな、どんなアドバイスしてあげるんだろうと思ってたら「それなー、それなー」ってずっと言ってて(笑)。

西井:そうなの。「私妊娠しちゃって!」って言われてたの(笑)。

大森:それなってそんなに汎用性あるんだって思って!

藍染:ない(笑)。

西井さんだからこそ許される感じではありますね(笑)。

西井:結構友達焦ってた。

一同:そりゃそうでしょ!(笑)

武道館で初めて「FLY IN THE DEEPRIVER」を聴いた時「クソ、クソ、クソ」と繰り返すメンバーの皆さんの迫力に圧倒されました。この楽曲はどういった経緯でできた曲なのでしょうか?

大森:ライブでやってかっこよくて、テンポの速い曲をバーって勢いで押していると場面を作れないんです。やっぱりライブって演出なので、1個の公演として長尺やるには深いところに引き摺り込める曲が何か1つZOCの中にも欲しい。そんな思いで作った曲ですね。一番深いところに入り込む曲。り子ちゃんには一番得意な“踊り”と「クソ」っていう発音に特化してもらいました。歌が苦手って言ってるけど「クソ」っていうのはすごく上手(笑)。

雅雀:台本の中にこういう曲が1曲入ってるとすごく絵も作りやすいですね。可愛い曲とか強い曲達の中にこういうのが入ってると、皆の体力も温存しつつ、でもなんか美しいけどちょっとぞくっとするような。自分が振りを作ってても作りやすい。雰囲気も視覚的にも変わるしね。

大森:あと入り込んで歌えるので、体力を使ってても気づかない状態になれる。ちょっと飛べるというか。

強い言葉で弱い部分を隠すみたいな歌詞に共感というか、そう思って生きている人たちが救われて欲しいなと思いました。

大森:え、可愛い!嬉しい〜!

大森さんからの、藍染さんの伸びやかで広い声域への信頼を感じた楽曲が「紅のクオリア」でした。ダンスも台詞も含めて演劇のようなボリュームがありますよね。初めてこの曲を聴いた時の印象を教えてください。

藍染:この曲は、靖子さんが「藍染がやりたい藍染の曲を作ったよ」と言ってくれたのがすごく印象に残っています。確かに私がやりたい私の曲なんですよ、そのままなんですけど(笑)。自分がこういう風に見られたいなって思っていた部分を曲にしてくれたなというのがすごくある、だけど素の部分が全くないわけじゃないっていう。あと、すごくキーアレンジが高くていつもヒーヒー言いながら歌ってるんですけど、それをやることによって成長できているのかなと思う部分もあって、挑戦する気持ちがこの曲に対してはずっとありました。最近はだんだん自分に馴染んできたのがわかってすごく嬉しいです。初めてもらったソロ曲なので、ずっと大事に歌っていきたい曲ですね。

「 ①④才」は鎮目さんの初々しい歌声が特に映えている楽曲だと感じました。鎮目さんは歌割りや歌詞を見てどんな気持ちになりましたか?

鎮目:この曲の「合わせて生きても 馴染めない 仲間になれない」という歌詞があるんですけど、そこの部分にすごく共感しました。学校とかで合わせなきゃいけない時とかあるじゃないですか。でも合わせて本当の意味で馴染めるわけじゃないって分かるから、自分はそれがすごく苦手なんです。自分が歌ってるこの曲を聴いて、自分の声がこの曲ですごい映えてるなっていうのは自分でも思ったし、ママにも「①④才ののどかの声良かったよ」って言ってもらえたので、すごく嬉しかったです。

「REPEAT THE END」は、これまでのZOCの歩みへの想いが詰まった楽曲だと感じて、思わず涙が出ました。大森さんはこの楽曲を制作する時どう言葉を紡いでいったのでしょうか?

大森:やっぱり人間は死ぬまで終わらないと思ってるので、ZOCであるかそうじゃないかが終わりではないと思っています。でも、同じ場所にいたはずのクリエイターなり友達が亡くなったりしてしまったりしたこともあって、どっちに転んでもおかしくないような精神の境目というか、自分もそこにいるからこそ書ける曲があると思って。安心してたというか信頼していた仲間や友人が居なくなったりしてしまって、そういうことに対してずっと裏切られたみたいな「なんでなんで!」って気持ちになってたんですよ。でも自分は選び続けたいなと思って、言い聞かせるように書いたし、もちろんZOCに対しても誰も欠けずにいたいと思ってるけど、ZOCに対してというよりは、ZOCの音楽が届いた人をこの世から誰も欠けさせたくないなっていう気持ちの方がでかいです。

みなさんたくさんのお話ありがとうございました!今回新しくZOCに加入した鎮目さんについてお話を聞かせてください。鎮目さんが初めてZOCのメンバー全員との顔合わせをした時、メンバー一人一人に対しての印象を教えてください。

鎮目:にっちやん以外はダンスの時に会っていたんですけど、最初ちゃんとお話しする時は「皆さんかわいいな〜」って思ってました(笑)。

一同:えー!嬉しいね(笑)。

まだファン目線な感じですね(笑)。

鎮目:でもこうやってやってきて今思うのは、今まで自分が見て見てる側で思ってた印象と違います。「こんなに面白い人たちなんだ!」って。

西井:こんなに面白い人たちって!(笑)

一同:(笑)。

大森:特に誰が一番面白いですか?

鎮目:まろさん(笑)。

一同:まろ(笑)。

“一番やばい女”ですもんね(笑)。

鎮目:一番そういう風に見えないのに面白いっていう。

ギャップがあったんですね。

西井:確かにギャップすごい。

大森さんと藍染さんはオーディションで先にお会いしていたかと思うのですが、それも含めてメンバーの皆さんが初めて鎮目さんと対面した時に感じた印象を教えてください。

大森:私はオーディションで初めて会った時から「すごいこの子いいなぁ」と思っていました。すごく強い目をしていて、ZOCに憧れてとかじゃなく「ここが居場所だと感じた」って言ってくれたのが、私にとっても「じゃあそうなのかも、、、(笑)。」って思いました。

藍染:私はオーディションの二次審査に参加させていただいた時に初めて会いました。愛知だったこともあって「この子可愛いけど若いし来られないかもしれないね」って話を靖子ちゃんとも書類を見ながら話していたんですけど、でも来てくれて。オーディションの時に、紙に名前を書いて持って立ってくださいっていうのがあったんですけど、皆普通にフルネームで書いてる中のどかだけ「のどか!!!」って書いてて。この子“なんか違う”と思ったのが第一印象です(笑)。声もよく通るし、こうやりたいんだ!って気持ちをすごくちゃんと話してくれたのもあって、なんか光ってました。

巫:私はヤバイ女だっていうのを知らないで好きって言ってくれてるんだろうなって思ったので、本当にギリギリまで周りにいる大人に「会いたくない会いたくない!」って言ってました。化けの皮が剥がれる!!と思って(笑)。

一同:化けの皮(笑)。

藍染:まろさんのことが好きっていうのは聞いてたんです(笑)。

巫:そう、そういう意味での「会いたくない」です(笑)。でも会ったら、久々に若者を間近で見て、肌のハリとか。。。

一同:そこ!?(笑)。

巫:そう、令和なスタイルしてるなぁと思ったしかわいいなぁって思いました。ただ案の定面白いと思われちゃった(笑)。本番前とかも、私の面白さで緊張を和ませてあげられたらいいなぁと思います。

西井:和んでる和んでる。

藍染:優しい(笑)。

西井さん何か印象ありましたでしょうか?

西井:あ〜でも私若い子好きだから話してて楽しい(笑)。

若い子好き!(笑)ありがとうございます。雅雀さんはいかがですか?

雅雀:可愛くて足が長くて背が高くていいなぁって思います。名古屋から親御さんに送っていただいたって聞いて、ママたちも応援してるんだなあって思って。こういうお仕事、未成年なら尚更親の理解とか協力がないとできないから大事だよなぁって、ちょっと自分と照らし合わせながら考えたりもしてました(笑)。

みなさんの雰囲気的にも、もうすでに仲良しだなっていう印象です。インスタのストーリーとか!

藍染:今の段階ではにっちやんのストーリーには載っていいっていうルール(笑)。

西井:そう、でもぶつぶつフィルターかけなきゃいけない。

ぶつぶつフィルター!?(笑)

藍染:顔に白いぶつぶつの加工がつくフィルターがあるんです(笑)。

雅雀:え、ぶつぶつまだ取っちゃダメなの?

西井:MV公開されたらいいんだよね。

藍染:そっかそっか。

巫:私、撮り溜めてるオフショットあるから!

藍染:私ものどかとの載せたいツーショットあるんです。

西井:私も載せたいのあるけどぶつぶつで我慢してる(笑)。

大森:のどかには絶対親御さんにも納得してもらった上で東京に来て欲しかったんです。だから親御さんと話し合いしたり、高校に入学させてくださいっていうのも、のどかのご家族とマネージャーと私で一緒にお話をしに行ったんです。そしたら「規則が厳しいですから髪染めるのとかは絶対だめですよ」という風に言われて。うちのスタッフに派手髪が多いから皆俯いてました(笑)。

西井:確かに派手髪多いね。

大森:そう、ごめんなさい〜って思って(笑)。

それでは約3000人の中からZOCのメンバーに選ばれた鎮目さんの、今後のZOCでの活動に向けて抱負を教えてください。

鎮目:まだちゃんと人前に立って披露するということができていなくて、その機会が今回から始まるので、ツアーを通してもっと自分を知ってほしいし歌っているところや踊っているところを見て応援できる姿に成長していきたいなって思っています。

本当に仲が良くとても楽しいみなさんですが、それぞれ個人的なお話もぜひ聞かせてください!のどかさんのメンバーカラー“NEVERLAND GREEN”はどんな想いが込められたメンバーカラーなのでしょうか?

大森:元々のどかには緑が似合うなって思ってました。基本的にはそれぞれが好きな色だったりその人に合う色を「これがいいと思うけど、どうかな」って提案するんですけど、のどかに「何色が好き?」って聞いたら「緑が好きです」って言うから、よかったちょうどいいって思って。NEVERLAND GREENは「CUTTING EDGE」っていう曲の歌詞にもあるように「永遠少女時代」から取ってNEVERLANDと付けました。

ありがとうございます。今回のツアーのグッズも見せていただいて、緑が入るとより色とりどりで見てて楽しかったです!

大森:ありがとうございます、やっぱり緑があるといいですよね!(笑)

まろさんはお酒を飲むのがお好きだと思うのですが、最近飲みすぎちゃった事件などありますか?

巫:いや〜飲み過ぎちゃった事件しかないですけど。言えることあるかな・・・。

大森:言葉選べば大丈夫!(笑)

巫:なんだろう、注意力が欠けしまうんです。例えばお家で友達と飲んでる時、皆がベランダに出たタイミングで内側から鍵をかけちゃって入って来れなくなるっていう事件がありました(笑)。あ!あとは、お酒飲むと仲間想いになっちゃいます。

西井:わかるわかる。

巫:プロジェクターでZOCのライブを観てたんですけど、その時一緒に観ていた友達に「ZOCの曲いいね」って言ってもらえたんです。曲を大森靖子さんが作ってるんだよっていう話から、大森靖子さんのライブのYouTubeの映像を流し始めたら、皆「めっちゃいいね!」って言ってくれたんです。そしたら嬉しくなって酔いが回っちゃって、階段から落ちたんですよ!もう怪我は完治したんですけど、靖子ちゃんのせいです(笑)。

大森:まろは「DON’T TRUST TEENAGER」っていう曲の自分のパートを気に入ってて、酔うとそれを人に送りつけるっていう、ドンハラをしてます(笑)。

巫:強制的に送りつけたり見せたりしてます。見てる途中に話しかけられると「歌聴けよ!」って思って一時停止したりしてます。

「ちゃんと聴いて!」って、こみ上げてくるものがあるんですね(笑)。カレンさんは酔うとインスタライブをし始めたりしますよね。

藍染:そうなんです!ただ家の電波が悪すぎてガビガビなんです(笑)。

西井:インスタライブするのすごいわ、絶対無理。

藍染:なんででしょうね、普段人と話したいと思わない分が爆発しちゃう(笑)。

大森:自撮りもお酒飲んでる時に上げがちだよね。

西井:すごいなぁ、私酔っ払ってる時は何もしないもん。

大森:にっちやんはやめたほうがいい(笑)。

西井:まじでそれ、飲んだらネッ閉じ(笑)。

り子さんは振付師としてZOCにずっと寄り添って、ライブにも参加していたと思うのですが、自分が加入すると決まった時心境の変化はありますか?

雅雀:心境の変化はめちゃくちゃありますよ!そもそもアイドルのファンになったこともないしライブも行ったことないので。私ついつい病みツイートしちゃうタイプで、やめなきゃいけないのかなと思ってはいるんですけどやめられなくて。やばい変化できてないわ(笑)。

一同:どっちなの(笑)。

雅雀:でも変な言い方に聞こえたくないけど、一種のプレイみたいな感じで楽しんでいる節がある。

一種のプレイ・・・?

大森:やばい全然分からない(笑)。

雅雀:“アイドルの私”みたいな(笑)。アイドルの雅雀さんを楽しむということにしてる。普通に生きてたら絶対そういうのないから。Twitterでもうんこと死にたいしか言ってないし(笑)。

一同:なんでその2つなの(笑)。

大森:でも宣伝はめっちゃしてくれる!

雅雀:それはそう!物販もチケットも売れたらいいなと思ってやってます!だから普段のツイートは許してほしい(笑)。

カレンさんは最近前髪を伸ばしてらっしゃって、より大人っぽくお綺麗な印象を受けているのですが、何かきっかけや影響があったのでしょうか?

藍染:ありがとうございます!きっかけは、今回衣装を担当してくださった有本ゆみこさんが私と靖子さんに髪型の指定をしてくださって、私は「前髪をかきあげて欲しい」って言われたんです。だから頑張って伸ばしますねというお話をして。ずっとパッツンだったので本当にセットが難しくて、今も失敗してたまにクワガタみたいになることもあります(笑)。でも新鮮で気に入っています!ファンの方にも喜んでもらえているし、早く生で見てもらいたいです。

西井:似合うよね、それにしなよ。

藍染:してる(笑)。2ヶ月前からこれ(笑)。

にっちやんさんは飼い猫のつくねちゃんと仲良しですよね。つくねちゃんの名前の由来をお聞きしてもいいですか?

西井:これ気になります?(笑)私食べ物の名前をつける癖があって、ゲームとかでも生ハムってつけたりとか、何でもかんでも食べ物の名前をつけちゃうんです。昔のペットのウサギもチョコって付けたりとか。つくねは食べ物の名前でオタクから募集したらつくねってきて、マカロンかつくねで迷ったんだけど最終つくねにした。

一同:絶対つくねがいいよ〜!

西井:今見たら全然マカロン顔じゃないからよかったなって思う(笑)。

藍染:マカロンって名前にしてたらマカロン顔になってたかもしれない。

マカロン顔とは(笑)。

西井:なってたかなぁ。でもつくねにしてよかった(笑)。

靖子さんはずっと黒髪のイメージがあって、ZOCの活動が始まった頃と同時期に今の明るいピンク髪になられたかと思うのですが、髪色が明るい方が気分は上がりますか?

大森:あがってるのかなぁ!元々ピンクが好きだから毛先だけピンクにしたりしてたんだけど、り子ちゃんが黒髪のストレートで入ってきてくれて、ステージでの見栄えを考えるとあまり被らない色の方がいいし、バランス的に明るい髪のショートがいいかなって。

西井:ピンクの方がいい。

一同:可愛い!

大森:ほんと?しばらくはずっとこれでいいかなって思ってます。

今後、支配領域を広げていく中でZOCとして挑戦していきたいことはありますか?

巫:私は、テレビに出たりして有名になりたいっていうよりは、ライブをしてステージをみていただいて、音楽を届けたいなと思ってます。みんなに知ってもらえる存在になりたいなって思ってます。

雅雀:軽々しくバズって一部分だけ切り取られて、可愛いとか珍しいとかって判断されると、作ってる人もやってる人も傷つくから。だからそういうことじゃなくて、ちゃんと分かってもらった上で売れたい。そう思ってます。

西井:私はZOCでゲームのお仕事をしたい。ZOCってゲームをコンセプトに活動してるし、私ゲーム好きだからなんかゲームのお仕事やりたい。

藍染:アニソンとかもやりたいですね。

西井:ドラえもんのやつやりたい(笑)。

大森:のどかは?

鎮目:私もアニソンやりたいです。

アニソンとかゲームは相性良さそうですよね!

最後に「孤独を孤立させない」と今まで言葉ではもちろん楽曲でも発信してきてくださったZOCですが、このメッセージに救われてきたファンの皆様に、大森さんから一言お願いします。

大森:“救われた”って、その時だけだと思っていて。救われたと思ってもいつかまた救われない時間っていうのが現れると思うんですよ。生きてれば抗えることもたくさんあるし、生きてるからこそ悪かったことも良くなるっていうことをどうにかして思い出してほしいなって。その思い出せる装置みたいなものにZOCを置いて欲しいなって思います。

Interview & Text : Aoi Kawahara, Riu Yanagida


<アルバムリリース情報>

タイトル:PvP (読み:ピーヴイピー)
発売日:2021年6月9日(水)

▽ご購入はこちらから
https://ZOC.lnk.to/0609_PvP_Release

▽サブスク視聴はこちらから
https://ZOC.lnk.to/PvP

▽アルバム詳細はこちら
https://www.zoc.tokyo/discography/detail.php?id=1018435

<ツアー情報>

『ZOC FOR PRAYER TOUR 2021 SUMMER』

▽詳細はこちら
https://www.zoc.tokyo/schedule/tour/detail.php?id=1001984

■2021年6月26日(土) NIIGATA LOTS(新潟)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100

■2021年6月27日(日) HEAVEN’S ROCK UTSUNOMIYA VJ-2(栃木)※SOLD OUT
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]SOGO TOKYO 03-3405-9999

■2021年7月4日(日) 名古屋ボトムライン(愛知)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]サンデーフォークプロモーション052-320-9100

■2021年7月10日(土) 松山サロンキティ(愛媛)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]デューク松山 089-947-3535
※雅雀り子欠席となります

■2021年7月11日(日) 高松MONSTER(香川) ※1部のみSOLD OUT
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]デューク高松 087-822-2520

■2021年7月17日(土) F.A.D YOKOHAMA(神奈川)※SOLD OUT
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]SOGO TOKYO 03-3405-9999

■2021年7月22日(木) 札幌ペニーレーン24(北海道) 
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]WESS 011-614-9999

■2021年7月25日(日) 水戸ライトハウス(茨城)※SOLD OUT
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]SOGO TOKYO 03-3405-9999

■2021年8月1日(日) 広島LIVE VANQUISH
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]キャンディープロモーション 082-249-8334

■2021年8月7日(土) 熊本Django
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]BEA 092-712-4221

■2021年8月8日(日) 福岡BEAT STATION
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]BEA 092-712-4221

■2021年8月9日(月) 福岡 BEAT STATION
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]BEA 092-712-4221

■2021年8月14日(土) 仙台darwin(宮城)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]ニュース・プロモーション 022-266-7555

■2021年8月15日(日) 盛岡CLUB CHANGE WAVE(岩手)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]ニュース・プロモーション 022-266-7555

■2021年8月21日(土) 神戸VARIT.(兵庫)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]キョードーインフォメーション 0570-200-888

■2021年8月22日(日) umeda TRAD(大阪)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]キョードーインフォメーション 0570-200-888

■2021年8月28日(土) 高崎club FLEEZ(群馬)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]SOGO TOKYO 03-3405-9999

■2021年8月29日(日) LIVE ROXY SHIZUOKA(静岡)
1部公演 OPEN 13:30 / START 14:00
2部公演 OPEN 16:30 / START 17:00
[問]サンデーフォークプロモーション静岡 054-284-9999

■2021年9月9日(木) Zepp Haneda(TOKYO) (東京)
OPEN 17:30 / START 18:30
[問]SOGO TOKYO 03-3405-9999

<オフィシャル情報>

ZOC Official Fan App:http://c-rayon.com/zoc/
Twitter:https://twitter.com/ZOC_ZOC_ZOC 
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UCShhCnBdAL5nYpKrbL9JOTA 
HP:https://www.zoc.tokyo/

Get App

初めて利用する方は
無料お試し期間があります