DIALOGUE+「DIALOGUE+1」記念インタビュー:目指すのはゴールのない未来。輝き続ける彼女たちの今。

音楽プロデューサーにUNISON SQUARE GARDENの田淵智也を迎え、2019年に女性声優8人組のアーティストユニットDIALOGUE+が結成された。活動3年目にして1stフルアルバム『DIALOGUE+1』が完成し、2021年9月1日より配信開始。これまでリリースしてきた楽曲や新曲が収録されており、彼女たちの軌跡と未来が詰まっているアルバムとなった。
AWAでは『DIALOGUE+1』の配信開始を記念し、豪華作曲家陣をはじめ多彩なクリエイターと一緒に作り上げた楽曲の魅力を語ってもらった。その中で見えてきた彼女たちが掲げる目標や貫く想いをぜひ感じて欲しい。


1stフルアルバム『DIALOGUE+1』ですが、どんなアルバムになりましたか?

飯塚:ファーストなのでデビューシングルとかも再録で入っていたりしていて、最初から新曲の最新まで私たちの全てが詰まってます。本当に曲調は幅広くて、私たちDIALOGUE+はメンバーみんな声優なので、曲によっては「え?別人じゃん」くらい歌声が違った子もいて、そういう強みも活かしたフルアルバムです。最初、ミニアルバムの時ですら「こんなたくさんの曲調があるんだ」って感動したんですけど、今回はそれ以上のものとなりました。

皆さんのいろんな一面が見れる、聴けるということですね!

飯塚:そうですね!ぜひ楽しんでいただいたいです!


1曲目に収録された「Sincere Grace」はイントロからとてもワクワクして、カウントダウンもあるのでこのアルバムがスタートするぞとテンションが上がりました!歌詞も未来を描くような素敵な内容で、大好きな新曲です。この曲に込められた想いはありますか?

守屋:私たちは活動して3年目になるんですけど、今までやってきてことですごく成長したなと思っていて、みんなの心境にも変化が出てきました。その集大成として、この曲は未来に向けた壮大なイメージで「未来に向かっていくぞー!」という楽曲に見せかけて、優しさもあり力強さもある楽曲になっていて。私たちのこれまでとこれからというのが込められていると思うので、その曲を1曲目にしたというのも意味があると思っています。自分としてはすごく素敵だなと思える楽曲になりました。

これからという気持ちが込められているということもあり「つまりここはゴールじゃないってこと」という歌詞があるかと思うのですが、DIALOGUE+にとってのゴールとはどこなんでしょうか?

守屋:私たちDIALOGUE+はゴールというものはないんじゃないかと思っていて、みんな「やれるところまでやりたい」「できることをみんなで頑張っていきたい」と話しています。今の私たちにゴールは決められないなって。

ゴールはもっともっと遥か先、全てをやりきったところが結果としてゴールになるんですね。今、全力で楽曲リリースやライブ、YouTubeなど活動しているDIALOGUE+を見ていると、これからもずっと前に進み続けるんだろうな、いい意味で一生ゴールは来ないんだろうなとずっと応援していたくなります!


「人生イージー?」はライブでも定番の盛り上がる曲ですよね!最近「人生ってイージーじゃないなぁ」って思ったこととかありますか?(笑)

飯塚:人生って、イージーじゃないんですよ。

一同:深い(笑)。

飯塚:私はイージーじゃないことに挑戦する人生の方が楽しいと思っていて。できることって、できたらすぐ辞めちゃうんですけど、できないことはずっと続けていられるというのがあって。このお仕事も最初からできないなーってずっと思い続けているんです。できるなって思った瞬間に辞めちゃうと思うんですよね。まぁ、できるって思えるようなこと1回もないんですけど(笑)。だって、こないだまで1か月に1回ライブをしていたんですけど、その間にこのアルバムのMVを撮ったんです。1か月の間に3本も!え、大変…。

稗田:すごい、大変だったね、あれは…。

怒涛の1か月ですね(笑)。

飯塚:楽しいんですけど、めちゃくちゃ大変で。最初の1か月目はゲネプロをやるのも初めてだったんですが公開ゲネプロをやったんですよ。もういっぱいいっぱいで、新曲のフリ入れしたばっかりなのに「ゲネって、どういうことですか…?」みたいな。本番公演と頭の展開が違ったり段取りが違ったりで、いっぱいいっぱいになりながらも楽しいことを皆さんに届けたいと頑張っていたので、その期間はだいぶイージーじゃないなと思いました。

大変な時ってどうしても逃げ出したくなるというか嫌になっちゃう時ってあるじゃないですか。あれ、僕だけです?(笑)

飯塚:やるしかない。

稗田:そう、やるしかないんです。

宮原:ね(笑)。

すみません。

飯塚:困難なことはたっくさんあるんですけど、やるしかないって気持ちで。昔はライブの前とか頭がパンパンになってたりしてたんですけど、最近はパンパンでも落ち着いているというか「やるしかない…やるしかない…やるしかない…」みたいな。

3年かけてめちゃくちゃたくましくなったってことですね!

稗田:うんうんうんうん!!

守屋:それにこのお仕事が好きだからね!

稗田:精神的にも肉体的にも、確実にDIALOGUE+で鍛え上げられましたね。

好きだからこその成長ですね!見習います。


3曲目に収録されている「ドラマティックピース!!」は編曲がフジファブリックさんですよね!DIALOGUE+ファンの皆さんはアニメ好きの方だったり声優好きの方だったりが多いのかなと思っていて、この曲をきっかけに邦ロック好きの方だったり、これまで接点がなかった方もDIALOGUE+というアーティストを知るきっかけにもなりそうな楽曲ですよね。フジファブリックさんが携わると知った時どうでしたか?

稗田:元々バンドとかがけっこう好きで、今回アルバムの新曲としてフジファブリックさんがやるよって田淵さんから聞いた時にめちゃくちゃびっくりして。今までもパスピエさんや赤い公園さんなど、アニソンと距離が近しいアーティストさんではなく、バンドや邦ロックが好きな方が知っているようなアーティストさんにこれまで楽曲を作っていただいたことはあったんですけど、新たにフジファブリックさんが関わってくださることは素直に嬉しかったです。こんなビックな方が私たちの曲を作ってくださるんだって。私ずっとDIALOGUE+の楽曲に関してはアニソンが好きな方にも刺さるし、音楽が好きな人にも絶対刺さる楽曲が多いなと思っていて。それこそ、バンドから入ったとか田淵さんやUNISON SQUARE GARDENが好きで興味を持ってくださった方でも、ハマるだろうなと思う楽曲が多いので、フジファブリックさんをきっかけに私たちを知っていただけたらいいなと思います。

作っていただいた楽曲はどんな楽曲になりましたか?

稗田:この曲って最初サーフミュージックだと聞いていたんです。波乗りな感じの曲は今までの私たちにはない楽曲で、Aメロはかっこいいというか、かっこつけてる感じでみんなで歌っているんですけど、サビになると一気に私たちらしい、可愛らしい感じというかキラキラというかユニット感が出てすごい不思議な曲なんです。

ギャップというか、かっこいいとかわいいが楽しめる。一石二鳥なんでおいしいですね(笑)。

稗田:なんか聴けば聴くほど味がでます(笑)。なんかそういう感じの楽曲です(笑)。2番のAメロとかも変化球で、みんな台詞っぽいパートがあって、バックのミュージックも南国っぽくて2番も楽しいですよ。

変化球、まさに“ドラマティック”といったところですかね!

一同:…。

すみません、大スベりですね。

稗田:うまいと思いますよ。

…。「謎解きはキスのあとで」の話に移りましょう!


この曲を作ってくださったのがONIGAWARAさんというのもあり、夏らしさがあって歌詞も可愛いですよね。編曲には伊藤翼さんらしいブラスなどもあって、とても明るく爽やかな楽曲になったのではないかなと思います。DIALOGUE+の特徴としてユニゾンがとっても聴いていて気持ちいいというのがあるのですが、特にこの曲は僕的にはお気に入りで。皆さんで歌われるときに気をつけていることってありますか?

宮原:この曲はサビが高いんですよね。レコーディングの時もみんな裏声を使って歌った曲で、このアルバムの中でも裏声の割合が一番多い曲なんじゃないかなと思います。初めて言うかなと思うんですけど、新曲発表公演が去年あってCD化する前の初披露だったんですね。その時は傘を持ちながらのパフォーマンスもあって、サビの裏声が少し安定しにくいというのもあって、ちょっと音を被せてもらっていたんです。私は生歌でサビをこんなに踊りながら裏声安定させるのってすっごい難しい曲だなって思ってたんですけど、先日の定期公演では被せ無しで披露しました。後からアーカイブを見直したら、すごく綺麗にサビがはまっていて、そういう点で成長を感じられたというかみんなの歌の安定感がレベルアップした曲でもあるなと思います。この曲はセンターボーカル制で内山と私で担当していているんですが、私が歌う時に意識していることは、キーが高いところを1人で歌うところがあって、2サビ後の「雨も上がった ここでまさかの」というパートがあるんですけど、サビがけっこう裏声で、みんなで綺麗に歌った後のちょっとなんかアクセントというか強目に出てくる所だなと思っていて。そこはそこまでの雰囲気を崩さないように力強く目立てるようにというか、一気にみんなの視線が私に集まってくれるといいなという気持ちで歌っていますね。

稗田:センターが宮原と内山なんで、私たちは基本サビしか歌わないんですけど、いつもサビは地声で歌うのにこの曲は裏声なので、どうしても声の力が弱くなりがちなんです。8人で歌うことでちゃんと芯のあるサビになるように、2人を支えなきゃという気持ちがありますね。特にライブの時なんかは体力を消耗していると思うので。

8人いて、お互いが想い支え合うからこそできる歌なんですね!それにしても「謎解きはキスのあとで」って言葉の破壊力すごいですよね。ときめいちゃいません?どうでしょう、皆さんときめいちゃう言葉ってありますか?(笑)

飯塚:「3億円あげるよ」とか?。

稗田:確かに3億円もらえたら嬉しい。

3億欲しいですね〜(笑)。

宮原:リアルにいうと「手繋いでもいい?」とかかも。

一同:キャー!(笑)

守屋:言われたことないそんなの(笑)。素敵!

稗田:ウケる、顔赤いよ(笑)。

宮原:早く次のお話してください!(笑)

こんな質問まで答えてくださりありがとうございます(笑)。


「プライベイト」のMVは先にショートバージョンがYouTubeに公開された後にフルが公開されましたよね。ショートバージョンの方にはコメントで「2分弱で得られる満足感ではない」など絶賛のコメントが多かったのですが、フルバージョンの見どころはどこでしょうか?

守屋:この曲は大人の女性のちょっとおしゃれな休日をイメージしていまして、それに合わせてハウススタジオで、私たちと同棲しているような感覚になれるMVになっているんです。ショートバージョンでもその魅力がすごく伝わるかと思うんですけど、後半は本当にやばくてドキドキが待ってます(笑)。これまで「思い出しりとり」とかで屋上で可愛いお洋服を着て撮影とかはあったんですが、ここまで部屋着を着て一緒に住んでいる日常感があるような撮影はなくて。寝てるシーンとかもあって本当にすごいんです。ふとした可愛さを覗けるというか、そこが見どころだなと思います。

80年代を感じさせるようなシティポップでこれまた新しい雰囲気の楽曲なので、MVと合わせてぜひ楽しんで欲しいですね!


ライブでも何度も披露しているテレビアニメ『弱キャラ友崎くん』のエンディングテーマである「あやふわアスタリスク」ですが、ライブで気をつけているポイントなどはありますか?

稗田:この曲の歌い出しが私なんですけど、曲の始まりが歌から始まっていて、音が少ない中で私の声から曲がスタートするんです。1番最初が決まらないとそのあとうまく続いていかないので、すごく毎回プレッシャーがあって。リズムもけっこう難しくて、リズムをうまくはめながらピッチも合わせてっていうのが、未だに何回かやっているんですけど心臓バクバクになります。意識を集中させるじゃないですけど、ビシッと決めなきゃって。

その緊張感は皆さんも感じてますか?

宮原:私は最初後ろを向いていて踊りに徹するんですけど、すごい安心感を持って聴いていられるというか。そんなドキドキしてるなんて思ってなくて、初めて聞きました。

飯塚:いつもしっかりしてるもんね。

宮原:でも確かに自分がいざやるって考えると絶対そうなると思うので、やっぱりそういうプレッシャーはあるんだなと思います。

稗田:曲の歌い出しって私以外のメンバーももちろん担当はしているんですけど、緊張するよね?(笑)

一同:うん!

稗田:でも、その大役を任せていただいているというのもすごくすごく嬉しいしありがたいなと思っています!

大役ってすごく嬉しいんですけど、その分めちゃくちゃ緊張というか責任感がすごいですよね。プレッシャーを他のメンバーに感じさせないよう、自分が先陣切って成功させるんだって思いはすごくかっこいいです。実際皆さんはドキドキしているのに気づいていなかったわけですもんね。


続いて「夏の花火と君と青」なんですが、1st Blu-rayの映像特典として収録されていた楽曲なので、この曲が今回収録されたのは嬉しい方も多いんじゃないかなと思います。この曲との思い出はありますか?

飯塚:この曲は2班に分かれて2日間かけてMVを撮影したんです。1日目天気が悪くてすごい土砂降りで。私はその日の夜からの撮影でもう雨は降ってなかったんですけど、わざと撮影場所のデッキを濡らしてダンスシーンを撮ったんですが、照明が濡らしたデッキに反射してすごいキラキラしていて綺麗だなと思ったのと同時に、今日撮影したシーンの土砂降りの雨との関連性もそこで生まれた気がしました(笑)。次の日は風は強風だったんですが、すごい晴れてたんですよ。浴衣をあまり着る機会がないので、みんなで浴衣を着てそのままかき氷を食べに行ったり、緒方とかは鳥居が好きなので、たくさんの鳥居がある神社や海の中に鳥居があるシーンの撮影でテンション上がっていたのでみんなで見守ったり。水族館も行って、勝手にデートに行ったような感覚になってました(笑)。曲としては初めてちょっと「あら、恋愛かしら?」と思うような曲だったので戸惑っちゃって。今までは、元気だぞー頑張るぞーみたいな曲が多くて、私たちはこういう曲を歌っていくのねって思っていたのに急に恋愛の話というか。すごいドキドキしちゃって。

稗田:物語性があるよね、この曲は。

飯塚:「よろけそうになる瞬間に君と目が合った」って。

稗田:“君”って言ってるんだよね。

飯塚:そう!“君”だよね!私歌詞で君っていう歌がすごく好きで。しかも“恋”までこの曲は言ってるんですよ!最初の気づいてないのかしらみたいなところもキュンキュンするし。

守屋:キュンキュン曲です。

わかります。それに瀬名航さんのチップチューンがとっても可愛いくて、さらにいいんですよね!

一同:本当にそうなんです!

今年の夏はどんな夏を過ごしました?

飯塚:ライブにたくさん出させていただいたのもあって、ずっとメンバーといましたね。自分たちの定期公演もそうなんですけど、8月だけでも4回ライブをやっていて。こんなたくさん活動させてもらえることを本当にありがたいなと改めて思いました。フェスとかに呼んでもらえることとかが増えてきてすごく嬉しいです。


『アイドルマスター』や『Wake Up, Girls!』などアイドルアニメの楽曲を数多く手掛けている広川惠一さんが作曲編曲として制作された 「I my me mind」ですが、初めてこの楽曲を聴いた時の印象を教えてください。

飯塚:この曲もセンターボーカル制で私と緒方が担当させてもらっているんですけど、2人で歌うって思っていなくて。センターボーカルの曲だよって言われた時もずっと誰が歌うんだろうって。私の声ってメンバーの中ではちょっと強目というか歌い方に少しクセがあったりするので、自分ではないだろうなと、誰だろうって思っていたら正反対の声質の緒方と一緒に歌うということになって。それを知ってからこの曲を初めて聴いて、エッと思って(笑)。どのくらい自分はメインで歌うのかもわかっていなかったので、レコーディングまではけっこう不安だったんですけど、そういうのを抜きにして聴いているととにかくおしゃれで、こんなおしゃれな曲を歌わせてもらっていいんですかと思って。自分が歌う想像は最初はちょっとつかなかったんですけど、緒方が歌っている想像だけはすごい頭の中ではイメージがついたので、脳内の緒方に引っ張ってもらって家で練習してました(笑)。


「アイガッテ♡ランテ」は田淵智也さんと田中秀和さんの楽曲がきたと話題になっていますよね。皆さんにとっても嬉しかったんじゃないでしょうか?

稗田:あの…私「アイガッテ♡ランテ」に…関しては…ほんとに…。

大丈夫ですか?(笑)

稗田:オタクがめちゃくちゃ出ちゃうんですけど(笑)。仮歌の時点で「なんだこの曲は!」と思ったんですけど、完パケ、初めて全てが揃って完成した状態を夜中とかに聴いたんですけど、聴き終わった後に1人なのに「…やべぇだろ!こんなのっ!!!」って言っちゃうくらいでした。展開が面白いし、本当にいい意味でめちゃくちゃ変態曲、気持ち悪って思って、本当にすっごい褒め言葉なんですけど。なんかそれくらい頭が追いつかない楽曲で。

愛がすごいですね(笑)。

稗田:曲構成も面白いし、歌詞もよくわかんないワード、あまり耳慣れしない単語とかがいっぱいエンドレスに続いている。私たちの歌い方とかもレコーディングの時に、いつもはストレートに歌ったりするようなところを、けっこう変化球で遊んで歌うところが多かったりとか。あとは私とか守屋はバックでいつもの私たちじゃないような野太い声で叫んでるんですよ「地球はすごかった」って。それもなんかすごくレコーディングしていて面白くて、これで本当にいいのかなみたいな。完成した時にこれがどういう風にこの曲に溶け込んでいるのかなってすごいレコーディングの時からワクワクしていました。でも完成してみたら本当にとんでもない曲ができたなと思って。毎回DIALOGUE+の楽曲は新鮮でこうきたかってなるんですけど、この曲に関しては田中秀和さんっていうところで身構えてはいたんですけど、予想をはるかに超えてきたやばい曲でした。いろんな人に聴いてもらって、反応がすごい気になるなっていう楽曲です。

MVも1つの空間に皆さんがいて、一人一人にフォーカスが当たる映像で、見ていてすごく楽しかったです。「地球はすごかった」のところも(笑)。

稗田:普段私たちのライブは生バンドでやらせていただいて、なんとギターを担当していただいている堀崎翔に出演していただいたりもして(笑)。学ランを着てギターを掻き鳴らしてもらうっていう、すごい面白いし可愛いし、MVもめちゃくちゃカオスなんですよね。私たちもセーラー服を着させていただいて、カメラワークとかも引きだったりアップだったりがカクカク動くのが新しくて、撮り方も面白いんです。曲だけじゃなくてMVでも驚かされるっていう二度三度楽しめるなと思ってます。

ぜひMVもチェックして欲しいですね!レコーディングも楽しかったと思うんですけど、何か裏話みたいなのはありますか?(笑)

宮原:私がこの曲最初のレコーディングで、最初だからということで田中さんがいらっしゃって直接ディレクションしていただいたんです。自分の担当しているラップパートも含めた色んな箇所を、「もっと可愛くやって」とか「もうちょっとかっこよくやってみて」「声太くやってみて」ってすごい何パターンも録って、この曲としての軸を一緒に作らせていただいて。その時は全然完成図が見えていない状態でいろんなパターンをやったので、どんな曲になるんだろうって思っていて、完成した楽曲を聴いて「こっちになったんだ!」って驚きが強かったです。

守屋:私は「3.2.1アクション」のシーンはCVオジサンって呼んでるんですけど(笑)。そういった声を出しているMVの裏では、稗田と宮原が組体操をやってくれていて。本来はそういう振り入れはなかったんですけど、振り入れの時にこういうのだといいんじゃないって話し合って考えて作ったんですよ。そういったところも楽しんでいただけたらなと思います!

裏話までありがとうございます!


続いて、この曲なしではDIALOGUE+は語れないだろうと思える「おもいでしりとり」についてお話を聞かせてください。4枚目のシングル でテレビアニメ『ひげを剃る。そして女子高生を拾う。』オープニングテーマにもなり、YouTubeではMVが250万回再生を突破しています。この曲をきっかけに、より多くの人にDIALOGUE+が愛されるようになったのではないかなと思いますが、DIALOGUE+にとってこの曲の存在はどのようなものでしょうか?

宮原:ありがとうございます!今回のアルバムが出るまでにリリースしてきた曲の中では1番の人気曲というか、多くの人に知っていただけた曲だなという認識が私たちにもあって。ライブとかフェスに参加する際は外せない曲になってきているので、私たちの看板曲になったのかなと思います。

外せない1曲、看板曲があるというのは嬉しいですね。

宮原:私たちの実力とか出せる表現の幅とかを存分に出せたらいいなと思って毎回歌っています。


「20xxMUEの光」は元々ボカロPだったやしきんさんが作ってくださったということもあり、ピコピコと可愛い音が特徴的なテンポの速い楽曲で、歌詞も含め少しネットに寄ったというか電波感のある楽曲になりましたね。レコーディングが楽しくもありながら早口になるので大変だったのではないかと思うのですが、どうでしたか?

守屋:この曲は私と村上がセンターボーカルで歌わせていただいているんですけど、テンポが速くて難しいなというよりも楽しかったという思い出の方が大きくって。私が先にレコーディングして、レコーディングは普段1人ずつ録るんですけど、私寂しがり屋でレコーディング終わった後に残ってたんです。その時に村上のレコーディングを見させてもらったんですが、こういう風に村上が遊んでくるんだったら私ももっと遊びたかったっていう気持ちが出てきて。その場で田淵さんと村上と私で色々話し合ってもう一回撮り直してっていうことをしてできた曲なんです。こんなことは初めてでした。なので、共同で作って歌った曲、何より楽しかったなと!

守屋さんが寂しがり屋じゃなかったら、今の曲にはなっていなかったんですね。

守屋:そうなんです。全然違う形になっていたと思うので、残っていてよかったなと思います(笑)。


このアルバムのリード曲である「透明できれい」は、1曲目の「Sincere Grace」とは雰囲気は違いますが、これからも前に進むぞという次のステージに向かう印象を受けました。

宮原:この曲はミニアルバム『DREAMY-LOGUE』に収録されている「ぼくらは素敵だ」の続きとなっている曲かなと私は思っていて。「ぼくらは素敵だ」の時は、未来はこうなっていたいよねっていう願いとかそういう要素が強かったかなと思うのですが、この曲はそれよりもっと今に目を向けた曲かなと思います。私はこの曲のパートで「ステージは次々新しくなる」というところと、一番最後の「ステージはこうして新しくなる」両方とも担当しているのですが、田淵さんが「わざとだよ」って言ってくださって、この曲のメッセージは私たち次のステージにどんどんいきますっていうものが込められているかなと思いました。「DIALOGUE+にゴールはない」と最初に言いましたが、どんどん新しい世界を見ていけたらいいなと思いながらレコーディングしました。

「アイガッテ♡ランテ」のような奇抜な曲や恋愛要素の強い「夏の花火と君と青」、その他も元気で明るい曲なども多いですが「透明できれい」を始め、ゴールがないからこそ進み続けるんだという想いが詰まった曲がDIALOGUE+の軸になっているのかなと感じます。

稗田:「ぼくらは素敵だ」や「透明できれい」などに関しては特に、ファンの方も含め私たちに向けての歌詞でもあるのかなと思っていて。もちろんファンの皆さんにこれからもついてきてね一緒に新しい世界を見ようねという意味はあるのですが、田淵さんから私たちへのメッセージが強いなという印象があるんです。自分たちの軸としてあるべき精神的な部分をこの曲を通して教えてもらっているじゃないですけど、胸に留めておきたいことではありますね。


このアルバム最後の曲として収録されたのが「はじめてのかくめい!2021」ですが、楽曲名に“2021“がつき、約2年ぶりの再録かと思うのですがどのように進化しましたか。

守屋:「はじめてのかくめい!」は私たちのデビュー曲になるので、いい意味での初々しさみたいなものがデビューの時はあったと思うんです。今回、楽曲が全然違うじゃんという風に変わったとかではなくて、デビューの時の良さも残しつつ私たちが活動してきて成長してきた力強さとかを出せたらいいなという風にレコーディングしたので、聴き比べるとその成長や力強さ、音の層が違うんじゃないかなと思います。デビュー曲をもう一度収録することってなかなかないことだと思うので、この成長を皆さんに感じてもらいたいです。

この2年間でここは成長したなと思うところはどこですか

守屋:パフォーマンスはやっぱり成長しましたね。ダンスとかみんな最初からめちゃめちゃできますというわけではなかったので、上手だった子はいましたけど。まだまだ上を目指さなきゃとは思いますが、ダンスや歌が揃っているなと思う機会が増えました。歌もダンスも磨かれてみんな成長したなって、ライブとかで。

宮原:プロデューサーさんとか田淵さんが「場数が大事」と最初の頃からずっと仰っていたのですが、デビューしてからこれまでコンスタントにライブをさせていただく中で、本当に場数って大事なんだなとすごく実感しています。

全曲通して貴重なお話ありがとうございました!お話の中で歌割りは田淵さんの方で決めているとのことだったのですが、自ら「この曲のここ歌いたいです!」みたいなことはこれまでになかったですか?

守屋:確かに「ここ自分がいい!」みたいなことはなかったかも。

飯塚:そうですね、基本的には決まっていて1曲につき何箇所かはオーディションパートがあって、全員だったり何人かで録って聴き比べて決まったりが基本ですね。「透明できれい」だけは全曲オーディションで、全員がまず歌って、それを経て歌割りが決まって再度レコーディングをするといった流れでした。

稗田:「透明できれいだ」は珍しく全曲オーディションだったので、ふんわりですが自分の歌いたいパートを伝えるということはありましたね。普段は決まっているので、練習するパートは自分のパートを中心にって感じですが、全編1人で歌うのでたくさん練習しました。

飯塚:思えば「はじめてのかくめい!」以来ですね。最初も歌割り決まっていなかったので全編歌ってから決まりました。


女の子の切ない恋心を歌った曲や、元気いっぱいの明るい曲、手を取り明るい未来へと導いてくれる曲など、幅広い楽曲をこのアルバムを通してより一層幅を広げたように思います。今後はどんな楽曲を歌っていきたいですか?

守屋:稗田もそうなんですが私も音楽が好きなんですが、DIALOGUE+としてユニットを始めさせていただいてからは、自分が触れたことのない楽曲ばかりだったんですよ。きっと聴いてくださっている皆さんもそうだと思うので、DIALOGUE+はまだ皆さんが触れたことのない曲を作っていきたいなと思っています。私は個人的にすごくロックとか、めちゃくちゃアイドルみたいな曲も大好きなので、そういった曲も歌えたら嬉しいなと思います。

宮原:私は普段ミュージカル曲をよく聴いていて、DIALOGUE+では今まで台詞っぽいような箇所はあるんですけど、ミュージカルっぽく歌ったことはないので、個人の色を出すというよりかは曲のストーリーの役になりきって歌ってみると面白いんじゃないかなと思ったりします。

ミュージカルのような楽曲は触れたことがない方も多いと思うので、守屋さんにとっても宮原さんにとっても楽しめそうですね!飯塚さんと稗田さんはどうですか?

飯塚:最初の方から思っている個人的なことで、しっかりと1個テーマがある曲をやりたいなと思っていて。例えば「焼肉」とか。

や、焼肉?

守屋:可愛い(笑)。

飯塚:「ラムネ」とか。そういう曲を歌って夕方とかに放送しているバラエティの焼肉特集とかで流れて欲しいなぁって思います。

稗田:なるほどね(笑)。

宮原:確かに言ってるね(笑)。

飯塚:夕方の番組で流れるっていうのがポイントなんです。

稗田:私はちょっと激しめのロックが好きなので、これまでもバンドテイストの楽曲はやってきたのですが、もっと激しくかっこいい曲に挑戦したいなと思います。あとは田淵さんからはまだ早いって言われているんですけど、バラードもいつか挑戦したいなとは思っています(笑)。カラオケとかで歌うの好きなので。

ちなみになぜ田淵さんからは待ったがかかっているんでしょうか(笑)。

稗田:バラードってゆったりとした曲調ですし、歌唱力が顕著に出ちゃうじゃないですか(笑)。あとは私たちって8人なので、グループでバラードを歌うとなると色々と考えることも多く難しいというのもありますね。なので、今すぐ絶対とかではなく、もうそろそろいいかなと思えるくらい頑張って認められて機会があればくらいですけど(笑)。

DIALOGUE+さんの焼肉の歌とバラード、期待してます!(笑)


このアルバムを引っさげたツアーを予定しているとのことですが、どんなツアーになりそうでしょうか。

宮原:東名阪と神奈川でやらせていただくんですけど、私たちにとって初めてのツアーになるんです。今まで関東でしかライブはやったことがなくて、コロナ渦になってからは配信にも力を入れていて、関東外の方は配信ではみたことがあるけど関西の方にお住いの方とかはなかなか東京のライブに来ることは難しかったりするので、そういった方々にぜひ遊びにきてもらって、私たちはここに来たんだよって本物がここにいるよって伝えたいです!

一同:ここにいるよ(笑)。

めちゃくちゃ笑われてますが(笑)。

宮原:待って待って!そう思いません!?ガチの人が目の前にきたら!思いますよね!

画面越しで見ていた人が、今まさに目の前にいるっていうことですよね!ファンの皆さんはとっても嬉しいことだと思います!

宮原:そういう感動を届けられたらなとも思いますし、歌のパフォーマンスも生で見ると全然違うと思うので、そういったところも楽しんで欲しいです。個人的には『DIALOGUE+BOX』とかで見せている私たちのわちゃわちゃ感というか、楽しくワイワイしているところも出せたらいいのかなと思っています。ライブではストイックにMCほとんど無しで楽曲をやりますみたいなことが多いので。

守屋:私はツアーで回る場所が行ったことがない場所なので、その地に降り立つことが楽しみです。あとはやっぱり東京に会いに来れないよって方がすごく喜んでくれるようなライブにできたらなと思っています。

飯塚:単独のライブはこれまでもやったことがあるんですけど、けっこうボリューミーというか、初めての単独という感覚があって。『DIALOGUE+JAM』はアニソンをカバーするライブだったのでちょっと特殊で、定期公演の『フラフラ』もライブ時間が短くって。1stライブも初めはオンラインで、次にもう一度お客さんを呼んでのライブになったんですね。お正月にやった全曲発表公演もボリュームはすごいんですけど、ライブもやりバラエティもやりでお祭りというか変わっていて。あとは新曲発表公演だったりとかで、本当に私の中では初めてのこれがDIALOGUE+の全てですってライブのイメージがあるんですよね。なのでちょっと緊張はしています。

宮原:セトリもぎっしりで、何曲も連続で歌うところがあると思うんですけど、体力的にも一歩前進するライブになるんじゃないかなと思います。

DIALOGUE+さんにとっても挑戦のライブになるんですね。

稗田:そうですね。あとは「アルバムを引っさげたツアー」というワードがアーティスト感があってすごく好きで、憧れだったので嬉しいです。本当に体力的なところは今からしっかり作っていきたいなと思っていて。そのための定期公演でもあったんですけど、フラフラで身についたことや学んだことをこのツアーで活かせるように頑張りたいなと思っています。


声優活動をしながらグループでアーティスト活動をするのは忙しく大変なこともあるかと思います。グループだからこその息抜きの仕方やコミュニケーションはありますか?

稗田:周りもびっくりするくらい私たち仲が良くって、空き時間とかに8人で集まってくだらない話をしたりご飯を食べたりもありますし、みんなでゲームをしたりコミュニケーションは積極的にとっているんじゃないかなと思います。ダンスリハ以外でも生放送やラジオ、YouTubeの撮影など会う機会が多いので、数日会わないだけで久しぶりってなっちゃうんですよね。過ごしている時間が長いので、家族のような絆になっているなと感じます。

ご飯はもちろん焼肉ですか?

飯塚:行ってます行ってます。

守屋:面白い話があって、プロデューサーさんがホルモンと牛脂を間違って食べちゃったりとかしてました(笑)。

飯塚:「ホルモン余ってるじゃん」って言って食べたら牛脂だったっていうね(笑)。

稗田:あとは家に遊びに来る子とかもいます。とあるドラマに私と飯塚と内山と村上がすごいハマっていた時期があって、その話を毎週話したりしていて、最終回は一緒に見ようって言ってダンス終わりに集まってみたりしてました(笑)。

本当に皆さん仲がいいんですね!普段から一緒に時間を過ごして笑いあっているからこそ、ライブでの一体感とかに繋がってきているんでしょうね。


これからのDIALOGUE+にとって大事にしていきたいことはなんでしょうか。

稗田:自分たち8人としては、良い環境をいただいているのもあってメンバー間の関係性がすごく良いので、この中の良さを続けていきたいです。あと、田淵さんからずっと言われ続けていることがあって「謙虚さを忘れてはいけない」というのがあって、私たちも2年活動してきて知名度が少しずつ上がってきて、個人としても名前を覚えてもらえるようになって、いろいろ褒めてもらったりすることも増えたんですけど、いつまでも初心を忘れないで謙虚に丁寧に仕事を取り組む気持ちを大事にしていかなきゃいけないなと気をつけています。人間性的なところを常日頃から田淵さんは言ってくださっていて、周りから愛されるアーティストになってほしいと思ってくださっているので、それも守っていきたいなと思います。DIALOGUE+って楽曲の制作過程をファンの方に見せていたりするんですけど、楽曲は私たちが歌っているだけじゃなくって、作曲家の方だったり演奏してくださっている方やミキシングしてくださっている方、多くの支えてくださっている方がいるからこそできていることだと思っているので、リスペクトを忘れないでやっていきたいなと個人的にも思います。時間がある時に楽器入れのところを見させていただいたりとかするんですけど、いつも感動します。

宮原:私もDIALOGUE+の活動をして、初めて編曲というものがなんなのかを知ったりしたんです。デモを聴いてレコーディングして、そのあと編曲が入った完成版を聴くと全然雰囲気が違ったりするのを肌で感じているので、それをまだ知らないファンの皆さんたちに、ちょっとでも私たちの方から伝えていけたら良いなと思っています。

飯塚:私たちはいつも全力でやりますって言っているんですけど、それをずっと大切にしていきたいなと思っていて。私たちの2回目のライブが『Animelo Summer Live 2019 -STORY-』のけやきひろばステージだったんですけど、ダンス練習始めて1か月ちょっととかで、歌も全然歌ったことないし、ステージも立ったことのない私たちで。今動画見るとすごい音も外してるし汗だくで、ふらふらになりながら一生懸命踊っているんですけど、それを見てファンになってくれた方がたくさんいて。初めてDIALOGUE+を見た方ばっかりだったんですけど、ものすごい数の人が集まってくれて、近くの屋台のお兄さんとかも「さっきのあの曲歌ってた子達でしょ!頑張ってたから覚えてたよ!」ってご飯を買いに行った時に言ってくださって。全力でやれば人の心を動かせるんだってすごい感動したんですよ。人ってやっぱり変わっていっちゃうものだと思うんですけど、その時の気持ちは忘れたくないなと思っているので、何事にも全員で全力で取り組んでいきたいなと思っています。

守屋:やっぱりDIALOGUE+は素敵な楽曲が多くて、それにはたくさんの色々な方々が関わっていて、私たちはその工程を見学させてもらったりして改めて楽曲の大切さを知ったし、こういう風にできているんだなとわかったので、あとはいつも支えてくださっているスタッフさんとか応援してくださる方々に感謝して、初心を忘れず、みんながびっくりするようなことや新しいことや楽しいことを全力で続けていきたいなと思います。


最後にこのアルバムを楽しみに待っていたファンの皆さんに一言お願いします!

稗田:今までデビューしてから今までの2年ちょっとの軌跡がこのアルバムにぎゅっと詰まっているので、私たちの今までの道のりや過程を感じながらこのアルバムを楽しんで頂けたらと思います!

宮原:私たちの2年ちょっとが詰まっているので、これから私たちを知ってくださる方にとって、私たちはこういうグループですよっていう証明書になるかなと思っています。1人でも多くの方に聴いてもらいたいと思うので、これからも頑張っていきたいです!

飯塚:このアルバム本当にすごい時間をかけて作られたアルバムで、たくさんの方が関わってくださっていて、本当に大切なんです。もう愛おしすぎる我が子みたいな。曲を全部聴いてくださったり、MVを見てくださったり、このインタビューを読んでくださったりすると、より深いところまで私たちを知れると思うので、皆さんにも大切に聴いて欲しいなと思います!

守屋:私たち自身もアルバムをすごく出したいなと思っていて楽しみにしていたので、やっと出せたという感じで。私たちの今までがぎゅっと詰まっているというのもそうですし、このアルバムを通してこれからの私たちを楽しみにしていただけたら良いなと思っています!


DIALOGUE+の1stフルアルバム「DIALOGU+1」記念インタビュー、楽しんでいただけましたでしょうか。
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Interview & Text : Riu Yanagida

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