朝ノ瑠璃、泣き虫☔︎など、2023年10月にリリースしたネット発アーティストの楽曲プレイリストを公開

AWAが注目するネット発アーティストの楽曲を毎月プレイリストで公開。本記事ではプレイリストの中からピックアップした楽曲をご紹介します。今回は2023年10月にリリースされたタイトルから5曲をセレクト。ぜひプレイリストと合わせてご覧ください。

■注目のネット発アーティスト 2023年9月度ピックアップ楽曲

朝ノ瑠璃「刻印

忍者系VTuber声優として忍び忍ばずマルチに活動している「朝ノ瑠璃」のメジャー1stアルバム『百歌繚乱』から先行配信された表題曲。彼女のキャラクターおよび今までリリースしてきたカバー曲でも披露してきた”和風ロック”を継承したサウンドが特徴的で、透明感とクールな力強さを秘めた歌声はまさに瑠璃色と形容したくなる。舞い散る花のような一瞬の美しさや儚さだけではなく、いつまでも消えない灯を掲げるように、曲名の通り彼女の存在感を強く刻み付けるナンバー。

泣き虫☔︎give me hack.」

Ado、yama、MAISONdes等とのコラボ経歴のある本名・素顔・年齢等全て非公表のソロアーティスト「泣き虫☔︎」がボカロP出身のシンガー・ソングライター/プロデューサー春野とコライトした楽曲。歌詞にはあらゆる情報や雑音が飛び交い、夢までもがハックされていく世の中に対する怒りと悲しみが描かれているようだ。春野によるピアノとトラップを基調とした心地よいトラックと泣き虫☔︎らしいハスキーボイス、それぞれの個性が混ざり合い独特の化学反応を生み出しているナンバー。

神谷志龍コクーン feat. 缶缶」

令和元年から活動を始め、Souやウォルピスカーターといった歌い手の楽曲への参加など、多方面に活動している「神谷志龍」が、ソロ名義では初となるフィーチャリングゲストに缶缶を迎えた1曲。サビでダンサブルに変化する抑揚の効いた曲展開が、出会いと別れの螺旋を繰り返し孤独を抱え続ける人々の感情を描き出す。神谷志龍による多彩なリズムやギターを効果的に用いたダークでエッジーなサウンドと、缶缶の突き抜けるようなエモーショナルなボーカルはインパクト抜群。

はしメロ「テイクアウト」

2022年にリリースした「みらみら」が国内外のSNSで話題を呼び、2023年6月にはMAISONdesの楽曲に参加し注目を集めているシンガー兼トラックメイカー「はしメロ」の最新楽曲。軽快かつドリーミーなギターが彩るオルタナティブなサウンドと、キュートで落ち着きのあるボーカルが印象的。「テイクアウトする愛」をテーマに現代を生きる男女の複雑な距離感と感情が描かれており、儚くも幻想的な余韻を残す曲調ともマッチしたナンバー。

MOTTO MUSIC, picco & Marpril「Glittering Sky」

インターネットでの活動を中心とするアーティスト、クリエイターによる音楽レーベル「MOTTO MUSIC」の最新アルバム『Moment.』にトラックメーカーのpiccoとバーチャル・デュオ・アーティストのMarprilがコラボで参加した楽曲。曲名の通り星が降り注ぐようなキラキラサウンドと、Marprilの2人のハーモニーが煌めく。EDMライクなリズムに合わせた日本語歌詞のはめ方もクセになる。夜の帰り道に空を見上げながら聴くも良し、ミラーボールの下で踊りながら楽しむにも最適なダンスナンバー。

▼『注目のネット発アーティスト楽曲 - 2023年10月

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