こはならむ、ササノマリイ、七海うららなど、2023年7月にリリースしたネット発アーティストの楽曲プレイリストを公開

AWAが注目するネット発アーティストの楽曲を毎月プレイリストで公開。本記事ではプレイリストの中からピックアップした楽曲をご紹介します。今回は2023年7月にリリースされたタイトルから5曲をセレクト。ぜひプレイリストと合わせてご覧ください。

■注目のネット発アーティスト 2023年7月度ピックアップ楽曲

こはならむ「Attitude」

喜怒哀楽に寄り添うような歌声を武器に、YouTubeを中心に楽曲を投稿している次世代アーティスト「こはならむ」の1stフルアルバム『Attitude』の表題曲。”姿勢”や”心構え”を意味するタイトルは彼女が幼い頃から習っていたバレエのポーズが由来となっており、アーティストとして表舞台に立つ凛とした力強さと、その裏側で抱える生きづらさの両面をエモーショナルな歌声で描いている。TVドラマ『DIY!!-どぅー・いっと・ゆあせるふ-』ED主題歌にも起用され、リスナー1人ひとりが自分自身の人生を歩むための心構え、あるいはお守りとして聴き続けて欲しい1曲。

ササノマリイ「トコシエスタ」

ボカロP、ビートメイカー、シンガーソングライター、バンド等マルチな活動を続ける「ササノマリイ」がTVアニメ『白聖女と黒牧師』のEDテーマに書き下ろした楽曲。夜空を照らす月明かりのように心温まるササノマリイの歌声と、ミニマルな音数で構成されたトラックが優しく心地よく浸透していく。アニメの世界観にも寄り添いながら、大切な人との最適な距離感やかけがえのない日々を願う歌詞も素晴らしい。

七海うらら「Seventh Heaven」

リアルとバーチャルを行き来するパラレルシンガー「七海うらら」のメジャー3rdシングル。UNISON SQUARE GARDENの田淵智也が作詞作曲、有形ランペイジやずっと真夜中でいいのに。などで活躍するマルチアーティストの岸田勇気が編曲を担当。エモーショナルに煌めくサウンドの中に彼女らしい多彩な歌唱スタイル、更には力強い語りのパートを織り交ぜたナンバー。8/4に開催された初のワンマンライブでも本編のラストに披露され、今までの人生経験を経て、より多くの人々を明るい世界へ導こうとする彼女の意志が込められたパフォーマンスが感動的だった。

三月のパンタシア「ゴールデンレイ」

ボーカリスト「みあ」による、終わりと始まりの物語を空想し、青くて痛い青春時代の繊細な感情を暴き続ける音楽ユニット「三月のパンタシア」が8/23にリリースする最新EPの表題曲。TVアニメ『ライザのアトリエ ~常闇の女王と秘密の隠れ家~』のOPテーマにも起用され、ボカロPのはるまきごはんが作詞作曲を担当。ワルツのような弾むリズムに、ピアノとギターのフレーズを織り交ぜたサウンドがアニメの主人公たちの冒険譚を彩る。サビで転調し歌詞もより一層エモーショナルに振り切れる曲展開が堪らない。

Empty old City「羊飼いの号令」

プロデューサー・Neuronとボーカル・kahocaから構成され、海外からも注目を集める音楽プロジェクト「Empty old City」の10作目のシングル。うなるようなベースと力強いキック、kahocaのアンニュイで艶のあるボーカルが中毒性抜群のナンバー。歌詞には過去の楽曲とリンクする部分もあり、この曲をきっかけにEmpty old City脳みそを揺さぶるエレクトロな音体験を味わって欲しい。

▼『注目のネット発アーティスト楽曲 - 2023年7月

Get App

初めて利用する方は
無料お試し期間があります