10月19日(土)に秋葉原エンタスにて開催されるVアーティストのリアルライブ『AWA UPSTREAM 2024 AUTUMN』に先駆けて、ライブの出演権争奪イベント入賞者5名をより深く知ることのできるインタビューを公開。出演権争奪イベント開催中のエピソードや、ライブ当日の意気込みなどを語ってもらった。
- 『AWA UPSTREAM 2024 AUTUMN』のご出演おめでとうございます。まずは今回の出演権争奪イベントにエントリーした経緯をお聞かせください。
EMUNEKO : 5月に開催された第1回も出演させて頂いて、そのときが初めてのリアルライブでした。会場の熱気はもちろん、配信とはまた違ったみなさんの反応が見られて、EMUNEKOの歌が今届いている実感をすごく得られたライブだったのでまた出演したい、何が何でも出たいという気持ちでエントリーしました。
雛森さくら : 私はリアルイベントへの出演が今年の目標だったので、今まで頑張ってきたAWAでリアルライブの開催が発表されたときも本当に嬉しくて、第1回に続いて今回もエントリーさせて頂きました。
繭糸 : 私は5月の第1回はあえてエントリーしませんでした。6月にYouTubeでLive2Dの姿でデビューを控えていたのと、去年の10月に初めて秋葉原エンタスに出演したときが立ち絵の弾き語りスタイルだったので、次に出るときはLive2Dで出ますと店長のTAKUYAさん(TAKUYA the bringer:秋葉原エンタス店長)に話していたんです。今回はエンタスに初めて出てからちょうど1年というタイミングだったので、1年間で自分がどれだけ成長したかというチャレンジの場としてエントリーしました。あとは対バンのVSingerのみなさんがすごく憧れている方々なので、対バンの皆様のファンの方々や、はじめましてのお客さんたちをどれだけ楽しい気持ちにさせられるか、挑戦したい気持ちもあります。
キカザル : リアルライブ出演は活動を始めた当初からの目標だったので、私も第1回からエントリーしてFinalステージまで行けたんですけれども、最終的に自分の思う結果にはならなかったので、リベンジとしてエントリーしたというのが一番大きな理由です。やっぱり自分の歌やパフォーマンスを新しいリスナーの方にも聴いてもらいたいので、そのチャンスがあれば食らいつきたいなと。
夢羽ヒメ : 私はエントリー締切の数日前に今回のイベントがあるということを知りました。もともと陽月るるふさんを尊敬していて、どうしても憧れている方と一緒にライブのステージに立ってみたかったのと、リスナーのみなさんにも背中を押して頂いてエントリーを決めました。
- Finalステージでのパフォーマンスのこだわりや意識したポイントはありましたか。
雛森さくら : ラウンジの画面上でしたけど、ライブ本番と同じように合いの手を打ったり、みんなが盛り上がれるようなパフォーマンスを意識しました。ライブは本人が楽しそうにしている事が重要だと思うので、この場にいる誰よりも自分が一番楽しく歌っているのが伝われば良いなと思いながら歌いました。
EMUNEKO : EMUNEKOがこの場でライブすることを想定して、よりアーティストになったつもりで、ライブのつもりでみなさんを圧倒できたらなと思って歌わせて頂きました。曲のリズムやメロディーなど難しい部分にとらわれるんじゃなくて、いかにその緊張感の中で気持ちよく歌えるかを意識しました。
夢羽ヒメ : 私はMrs. GREEN APPLEさんの「私は最強」を歌ったんですけど、他の方と歌唱曲が被ってしまい、さらに自分の歌唱順が最後でとても不安だったんですけど、とにかく精一杯楽しんでみんなを盛り上げようと思って「私は最強」だという気持ちでパフォーマンスを頑張りました。
繭糸 : 第1回のFinalに出た方々の感想や反省を聞いて、歌唱力だけではないパフォーマンス力が絶対に大事だと思ったので、ライブ本番を見据えた演出としてリスナーとのコールアンドレスポンスをやらせて頂きました。選曲も本番を見据えて、キカザルが作ってくれた「つまんない世界」がライブにピッタリな曲だと思って選びました。キガザルと一緒にリアルライブで共演できるのも嬉しいですね。
キカザル : 私も繭糸と一緒に去年のエンタスでのライブに出演したので、共演者としてもライバルとしても1年振りに一緒に出たいという思いは強かったです。Finalではイベント期間中のリスナーさんの反応が良くて私がリスペクトしているずっと真夜中でいいのに。さんの「秒針を噛む」を歌わせて頂きました。リアルライブの出演争奪イベントだったので、普通に歌うよりはインパクトを与えたくて、前回のファイナルで頂いたフィードバックも見返して、自分の強みである声量や高音を曲の頭からガンガン押し通すことを意識しました。
- その他にイベント通して印象に残っているエピソードはありますか。
夢羽ヒメ : 2ndステージとFinalが終わった後にメンバーシップ限定の配信をしたんです。2ndで1位通過、ルーキー部門では私だけだったのでもちろん嬉しかったんですけど、もし結果を出せなかったらどうしようと不安だったので、今振り返るとどんなときもリスナーさんが支えてくれたおかげだと思うし、困ったときにいつも本音を聞いてくれて毎回背中を押してもらいました。
繭糸 : Finalで歌ったときのコールアンドレスポンスが生まれたのがイベント期間中で、リスナーからも好評頂いたのは楽しい思い出ですね。あと実はイベント期間中ずっと喉の調子が悪かったんです。体調的になかなか長時間配信が出来なくて、イベント参加自体も迷っていたんですけど、ヒメさんと同じくイベント前にちょっとリスナーに相談したら「繭糸さんがやりたいことをやるのが絶対だから」と言ってくれたのですごく気が楽になって、自分がやりたいことをやろうと前向きになれました。イベントの期間通してリスナーに支えてもらえて良かったです。
キカザル : 私は今回のイベント期間中に100曲耐久配信で朝の5時から歌ったんですけど、早朝なのに思った以上にリスナーさんが来てくれて本当に驚きました。100曲歌うのに半日ぐらいかかるんですけど、何時間も聴いてくれてたくさんコメントもしてくれて、愛情を感じてとても感動しました。そこでリスナーさんとの信頼関係というか、絆がすごく深まったなと思います。
雛森さくら : 今回に限ったことではなく、Finalに進出してもその後の最終審査で選ばれないといけないので、リスナーさんはすごく応援してくれる中で自分が成果を掴めないのは本当につらくて苦しいんです。また選ばれないかもしれない、応援に結果で応えられないかもしれないという不安を掻き消す勢いのリスナーさんの熱量の高さ、その応援と想いにとても支えられました。本当にありがとうございます。
EMUNEKO : 前回行けなかったから今回は絶対現地に行きたい、またライブで歌を聴きたいと思ってくれた方がいて、前回以上にやってやるぞという気持ちにさせてもらいました。入賞が決まって九州や沖縄とか、遠方の方もチケットも買ってくださってとても嬉しかったです。やっぱり夢に繋がるイベントだなと思いました。
- ライブ当日のパフォーマンスで特に注目して欲しいポイントはありますか。
EMUNEKO : 前回は全部オリジナル曲を歌ったんですけど今回はカバー曲も歌う予定です。カバー曲もオケを全部生音で録って頂いたり、オリジナル曲も音源をさらにアレンジをして頂いたりとか、前回以上にパワーアップした状態で曲をお届け出来ると思います。カッコ良い曲の後にカワイイ曲でキュンキュンしたり、ジェットコースターのように緩急があって心を揺さぶる25分間を過ごして欲しいと思っています。
キカザル : 私も歌だけではなくパフォーマンス面でもすごく力を入れていて、たくさんの方に協力してもらっています。この日のために作ってもらったイラストや演出だったり、自分で作成したインストのトラックを流したり、自分で作詞作曲から編曲まで挑戦した楽曲もあります。初めての挑戦が多いんですけれども、目でも耳でも最初から最後までパフォーマンスを楽しんで欲しいと思います。
夢羽ヒメ : 私はまだオリジナル曲というものを作っていないので、今回はカバー曲が中心ですが、全て歌ってみた動画を出した曲で臨もうと思っています。全てオリジナルのミュージックビデオがあるので、映像も使いながら私なりの世界観を楽しんで頂けたらなと思っております。
雛森さくら : ここに注目して欲しいというよりは、本当に日常のことを忘れて思いっきり楽しんで欲しいですね。私自身がライブとかフェスみたいな、日常の小さな嫌なこととかを忘れられる空間が本当に大好きで、自分もそういう空間を作れるようなパフォーマンスを心がけたいですし、みんなが笑顔になれるように頑張ります。セットリストは配信でリスナーさんに聞いたペンライトを振りたくなる曲を選んでいるので、知っている曲も多いと思います。初めてオリジナルのペンライトを作って現地でも販売するので、ぜひ手に取ってさくら型のペンライトをブンブン振って欲しいです。
繭糸 : 全編オリジナル楽曲でのライブパフォーマンスになるので、今聴けるオリジナル曲を予習してライブに来てくださると嬉しいです。その中でまだお披露目してない曲や『AWA UPSTREAM 2024 AUTUMN』でしかできないパフォーマンスも用意しているので、期待して待っていて欲しいです。
- リアルライブ出演を経て、今後のみなさんのアーティスト/VSinger としての今後の目標を教えてください。
雛森さくら : 私はまだまだ未熟で歌唱力が高いわけではないので、歌唱力を上げてより多くの人にVSingerとして良い歌を歌うなと思ってもらえるようになりたいのが1つと、3D化してより良いパフォーマンスや感情を伝えられるようになること、ファンの皆様に楽しさや笑顔になる時間をより多く届けられるようになることを目標にして活動していきたいです。
夢羽ヒメ : 私が掲げている2つの夢がありまして、1つが3D化、もう1つが声優になることです。どちらも今の自分の力では先が遠く感じてしまうような夢だと思っているんですけれども、活動を続けていく中で少しでも自分のことを知って頂いて、好きになって頂く機会を作っていくことがすごく大事だなと感じているところなので、今回のライブを経て、1人でも多くの方の記憶に残って頂けたら嬉しいです。
EMUNEKO : 今の時点でイベントやリワードで頂いた楽曲も含めてオリジナル曲が全部で8曲になるので、来年はいよいよアルバムでのサブスク配信を目指して準備をしていきたいです。あとはみなさんと同じく3D化を目標としていろいろ模索をしているんですけど、やっぱり大変なことなので、メタバースの世界に入ってみたり、シルエットでリアルライブに出れるのであれば積極的に参加してよりEMUNEKOの歌を届けたいです。
繭糸 : 今回のライブの1週間後に初めて自分で作ったオリジナル楽曲のEPを出すんですが、5曲入りで1枚通してコンセプトのある作品なので、今後もそのような作品のリリースを継続していきたいです。ライブも色々なテイストで今後やれたらいいなって思っていて、今は繭糸として活動して1年半、YouTubeデビューしたのはつい最近という中で、ライブの度に新しい一面や新しいキャラクターをお見せできたらなと思っています。ライブでしか生まれない一体感や、その場にいる人誰1人取りこぼさずに、素敵な思い出になるようなライブを続けていきたいです。
キカザル : 私は楽曲の制作に力を入れていきたくて、もっと自分が表現できるものってあるんじゃないかなと思いながら、日々色んなアーティストさんたちの影響を受けながら曲を書いていきたいです。繭糸との「つまんない世界」のように、自分が作った曲を他のアーティストさんにも提供できたらいいなと思っています。自分の表現で他のアーティストさんたちの力にもなりたいですし、作って欲しいと言われるような素敵な曲を作りたいですね。最終的には自分のオリジナル楽曲を引っ提げて、東京キネマ倶楽部という会場でライブをしたいです。自分の今やりたい演出やテーマにピッタリ当てはまる場所なので、そこでライブをするのが私の今の一番の目標です。
- 最後にライブ当日の意気込みをお願い致します。
EMUNEKO : いつも応援してくださる愛情たっぷりの「ちきゅう。」の民のみなさまに、感謝の気持ちをたくさん込めながら、EMUNEKOを推していて良かった、これからもEMUNEKOから目が離せないと思って頂けるような素敵なライブにできたらいいなと思っています。当日まで期待をいっぱい膨らませて待っていてください。
雛森さくら : 人生初のリアルライブ今年の目標、憧れだったVシンガーとしてのリアルライブ。大好きなAWAで掴み取った念願のリアルライブ。嬉しいと最高がとても詰まっています。私にとって大きな第一歩なので応援してくれたリスナーさんの一生の記憶に残るようなパフォーマンスをしたいので当日も楽しんでいきましょう。よろしくお願いします。
繭糸 : 来てくれた全員、誰1人置いてきぼりにせず、全員が楽しいと思えるライブをするので、みんなもぜひルンルンでぴょんぴょんしながら遊びに来てくれると嬉しいです。
キカザル : 歌は直接手には持てないけど、みんなにいろんな気持ちを手土産みたいに持って帰れるようなライブをするので当日まで待っていてください。
夢羽ヒメ : 初めてのリアルライブ出演でとっても緊張しているんですが、応援してくれたみんなのおかげで立てる機会なので、最高の1日にしたいと思っています。当日は全力で盛り上がりましょう。
Interview & Text:Yuki Sato(AWA)
■ライブ開催概要
イベント名:AWA UPSTREAM 2024 AUTUMN
日程:2024年10月19日(土) [開場時間] 13:30 [開演時間] 14:30 [終演時間] 19:30
会場:秋葉原エンタス (東京都千代田区外神田1-2-7オノデン本館5F)
出演者:七海うらら、陽月るるふ、かしこまり、、EMUNEKO、雛森さくら、繭糸、キカザル、夢羽ヒメ
■チケット情報
一般チケット発売中
チケット料金:¥5,000 ※入場時1ドリンク代¥600を別途頂戴いたします。
Live Pocket:https://t.livepocket.jp/e/awaupstream-2024aw
■オンライン配信チケット情報
チケット料金:¥1,500
チケット販売期間:2024年9月19日(木) 12:00~2024年11月1日(金) 21:00まで
アーカイブ配信期間:ライブ配信終了後、準備が整い次第~2024年11月1日(金) 23:59まで
※期間中は何度でもご視聴いただけます。
https://www.zan-live.com/live/detail/10463
■タイムテーブル
■EMUNEKO
突然あらわれた惑星「ちきゅう。」からぴょこんっ!とやって来て、みんなに夢と元気の出るお歌を届ける"ちきゅう。いちのねこ"。毎日10時間の狂配信によるトンデモかまちょにハマっちゃう"ちきゅう。のたみ"は日々増員中!
お話や朗読はお手の物、ひとたびマイクを持てば"ちきゅう。の歌姫"に大変身!開放感満載の美麗なハイトーンやちょっぴり切なくてキュートな歌声などなど、表現の移り変わる様はまさにミュージカル。ゆっくり過ごしたい休日も、行ってきますの朝も、お仕事に疲れた夜も、みんなの事を癒し(?)てくれる、とってもかまちょなえむねこにたくさん会いに来てね!
ワンマンライブの夢を追いかけて今日も全力前進!
■雛森さくら
一緒にいる犬:わん太郎
好きな事:配信,歌,楽器,ゲーム
好物:栗,きびだんご
桜のようにぱっとあなたの心に笑顔が咲きますように♪
仔犬のように人懐こく明るく元気に声と歌をお届けします!
YoutubeやAWA配信も
気軽に遊びに来てくださると嬉しいです♪
@sakusaku39ra_
■繭糸
ぼくっこ弾き語りお蚕さまVsingerの繭糸です。
やわらかく繊細な歌声で、素朴で温かく儚い世界を表現しています。チャームポイントはしなやかな触覚、モフモフの尻尾、瞳の中にこっそりと光る赤、そして、透明感のある儚い歌声。
ギターの弾き語り配信をメインに人間たちの日々に癒しとほっこりをお届けします。
繭糸作詞作曲のオリジナル楽曲3rdシングル
『ほしの記録』リリース中!
■キカザル
所詮猿、されど猿。
名前: キカザル
好きな食べ物: カニ
嫌いな食べ物: いちごみるく
特技: 料理
直したいところ: 買って満足するとこ。
言葉ひとつひとつに込められた想いを紡ぐかのように歌うシンガーソングライター
■夢羽ヒメ
『あなたの心を癒したい...』
見習い天使Vtuberの夢羽ヒメ(ゆめは ひめ)ですぅ♡
普段はYouTubeで歌枠や雑談、NIKKE&ウマ娘のゲーム配信をしたり歌ってみた動画を投稿していますぅ♡