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【思わず歌いだしたくなる!】ミュージカルの名曲おすすめ16選!

心揺さぶるようなミュージカル、その魅力は年月が経っても色あせないもの。登場する音楽はときに物語を楽しく盛り上げ、ときに観客を悲しみに没入させる、そんな魔法のようなパワーがありますよね。思い切り泣きたいとき、あるいは笑いたいときにミュージカルを観たり、ミュージカル音楽を聴いたりするという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、聴くと歌いだしたくなるようなミュージカルの名曲をご紹介します。おすすめの16曲をそろえていますので、ぜひ聴いてみてください。

おすすめの名曲8選!【王道ミュージカル編】

My Favorite Things / JULIE ANDREWS

世界中で名作ミュージカルとして長く愛されている『The Sound Of Music(サウンド・オブ・ミュージック)』。物語の舞台は、第二次世界大戦直前のオーストリアです。ナチス占領下、歌と家族愛で人々を励ましたトラップ一家(トラップ・ファミリー合唱団)の実話に基づくドイツ映画を原作としています。トニー賞を数多く受賞し、映画も大ヒットしました。修道院から家庭教師としてトラップ家へやってきたのは、歌うことが大好きなマリア。この「My Favorite Things」は、雷の夜に彼女の部屋へ飛び込んできた子どもたちを元気づけるため、マリアが歌って聴かせる曲です。3拍子の曲調はシンプルでありながら耳に残り、ジャズのスタンダードナンバーとしても人気。日本ではJR東海のCMにも使われており、ご存知の方も多いでしょう。


https://s.awa.fm/track/905b9c034463504c2539

Memory(From The Motion Picture Soundtrack "Cats") / Jennifer Hudson

ブロードウェイミュージカル、『CATS(キャッツ)』。T・S・エリオットの詩をもとにした作品で、描かれるのはさまざまな猫たちです。人間に飼いならされることを拒み、自分の人生を謳歌する強い心をもってしたたかに生き抜く猫たち「ジェクリルキャッツ」が年に一度の舞踏会に集まってきます。このミュージカルの魅力はずばり、都会の片隅に暮らす猫たちの多様な個性とそれを表現するダイナミックなダンス。おすすめする「Memory」は、若き日の輝きと明日への希望に思いをはせる娼婦猫グリザベラが歌うバラードです。何度聴いても味わい深く美しい音楽は、ミュージカルファンを魅了しています。


https://s.awa.fm/track/52df9126ff0801604c34

The Phantom Of The Opera / アンドリュー・ロイド・ウェバー/Phantom Of The Opera Original London Cast/マイケル・クロフォード/サラ・ブライトマン

『The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)』は1988年のトニー賞を7部門も受賞した名作ミュージカル。フランスの小説家、ガストン・ルルーの小説をもとにした作品です。舞台はパリのオペラ座で、その地下に住む醜い怪人が若いソプラノ歌手と恋に落ちる物語。怪人は人々に恐怖を与える存在ですが、彼女の才能を育んで新たなスターを生むために、もてる力の全てを尽くします。「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」で有名な歌手、サラ・ブライトマンはこのミュージカルへの出演でトップスターになりました。おすすめするのは、パイプオルガンの印象的なメロディではじまり、神秘的でありながらどこか甘美なテーマ曲です。


https://s.awa.fm/track/2a4c6384a845659b2922

サークル・オブ・ライフ(Shiki version 2011) / 劇団四季

1997年にブロードウェイで上演された「ライオンキング」。開幕とともに大ブームとなり、翌年には演劇界最高の栄誉とされるトニー賞の最優秀ミュージカル賞を受賞しています。他にも5部門を受賞し、さらにグラミー賞やドラマ・デスク賞などさまざまな賞を獲得しました。「サークル・オブ・ライフ」はこの作品のテーマである「生命の循環」をタイトルに冠していて、太陽がきらめくアフリカの大地と生き物たちをイメージさせる壮大な楽曲です。日本語詞のある劇団四季バージョンをぜひお楽しみください。


https://s.awa.fm/track/62fe4d6dd44a23c74862

Tomorrow / Annie

『アニー』も世界中で愛されている名作ミュージカル。作家ハロルド・グレイが新聞『ニューヨーク・デイリー・ニュース』で連載したコミック、『小さな孤児アニー』が原作です。実の両親を自力で探そうとする孤児アニーと、彼女に心をつかまれた大富豪ウォーバックス、そしてアニーの無邪気さと前向きさ、行動力に励まされる大人たちを描いています。この「Tomorrow」はアニーがルーズベルト大統領の前で歌う曲。希望を忘れない彼女の姿にルーズベルトは触発され、当時世界大恐慌によって失業者があふれて希望を失っていたニューヨークを変えるきっかけになるのです。空を見上げたくなるような明るい歌を、ぜひ聴いてみてください。


https://s.awa.fm/track/17e9b959e10148b71703

Dreamgirls / Sheryl Lee Ralph/Loretta Devine/ジェニファー・ホリデー

『ドリームガールズ』は、1982年のトニー賞で13部門にノミネート、6部門を受賞した大ヒットブロードウェイミュージカル作品。2006年にはアメリカでビヨンセら豪華キャストを迎えて映画化され、日本でも公開されています。1960年代から1970年代におけるアメリカの音楽シーンとショービジネスの世界を舞台に、女性ヴォーカルグループ「ザ・ドリームズ」の波乱万丈なサクセスストーリーを描いたものです。おすすめする「Dreamgirls」はザ・ドリームズのファーストシングルとして歌われる曲で、この作品を象徴する1曲。スターになることを夢みて進む人々に勇気をくれる名曲です。


https://s.awa.fm/track/a850fb0313cfc2076b49

I Could Have Danced All Night / My Fair Lady Original Broadway Cast

『My Fair Lady』は1956年に発表されたミュージカルで、ミュージカル作品賞を含む6つのトニー賞を受賞した大ヒット作です。当時ニューヨークタイムズ紙が「今世紀最大のミュージカルの1つ」と讃えたほどでした。花売り娘として働いていたイライザが言語学者のヒギンズ博士の目にとまり、その強い訛りを直して立派なレディになるべく、彼のもと住み込みで訓練する、というストーリーになっています。気づかぬうちに彼女に愛情を抱いていたヒギンズはその気持ちを自覚せず、イライザを傷つけてしまいますが、最後には2人が結ばれることが暗示されて終わるミュージカルです。「I Could Have Danced All Night」は、厳しい特訓の末にやっと美しい発音ができたイライザが、喜びを表現する曲。ミュージカル曲らしい華やかで心躍るリズムとメロディです。


https://s.awa.fm/track/ab367204e5598f59a869

For Good(From "Wicked" Original Broadway Cast Recording/2003) / Kristin Chenoweth/Idina Menzel

『WICKED』は人も動物も同じ言葉を話す国、オズを舞台に描かれる友情と強い意思、成長の物語です。緑色の肌で生まれ、気性が激しく正義感の強い女性エルファバと、見事な美貌をもち、明るく人気者のグリンダ。外見も内面も対照的な2人ですが、大学の寮でともに暮らすうちに互いを理解していきます。しかし動物たちの言葉を奪っている元凶が、エルファバの憧れていたオズの魔法使いだということを知り、2人はそれに巻き込まれて別々の道を歩むことになってしまうのです。正義とは何か、大切にすべきものとは何か。そして、自分を変える存在は何か。時代を超えて人々に深く刺さるテーマが感じられます。「For Good」はエルファバとグリンダが別れる前に歌う曲。「あなたの存在があったからこそ私は変わった」と互いに歌っている、切ないバラードです。


https://s.awa.fm/track/366de718c0cd2f131547

おすすめの名曲8選!【ミュージカル映画編】

Another Day Of Sun / ラ・ラ・ランド・キャスト

2016年にアメリカで公開されたチャーミングで切ないラブストーリーミュージカル映画、『ラ・ラ・ランド』。現代を舞台にした新しいミュージカルなのにどこか懐かしく、観る人それぞれが魅力を発見できる作品で、日本でも大ヒットしました。夢を叶えたい人々が集うロサンゼルスで女優を目指すミアと、自分の店をもってジャズピアニストとして演奏したいセブ。恋に落ちた2人は互いの夢を応援しますが、セブが入ったバンドが成功し、活動を広げていくに従ってその心がすれちがい始めてしまいます。愛しているのに、一緒にはいられない。そんなつらく切ない展開と、バラエティ豊かな音楽が見事にマッチするミュージカルです。この「Another Day Of Sun」はオープニング曲で、ロサンゼルス名物の大渋滞するハイウェイを舞台に歌われます。「新しい日のはじまり」を高らかに歌い、車の上でなされる圧倒的なパフォーマンスは、一度観たら忘れられません。


https://s.awa.fm/track/5a84a695528ba3c8f114

Dancing Queen(From 'Mamma Mia!' Original Motion Picture Soundtrack) / メリル・ストリープ/ジュリー・ウォルターズ/クリスティーン・バランスキー

ミュージカル映画といえばメリル・ストリープ主演の『マンマ・ミーア!』を思い浮かべる方も多いでしょう。空と海の青さがまぶしいエーゲ海にある小島を舞台に、母と娘、そして父と娘の愛を描くハートフルな作品です。世界的なポップミュージック・グループ「ABBA(アバ)」の名曲、「Dancing Queen」が登場することでもよく知られています。つらいことがあるとつい下を向いてしまいがちですが、『マンマ・ミーア』を観て「Dancing Queen」を聴けば、もっと人生を謳歌しようと気力が湧いてくるはずです。


https://s.awa.fm/track/6c6e06a525724d056d78

This Is Me / Keala Settle/The Greatest Showman Ensemble

2018年に公開されたミュージカル映画、『The Greatest Showman』の音楽も欠かせません。ヒュー・ジャックマンを主演に、『ラ・ラ・ランド』の制作チームが手がけた感動のエンターテインメントです。19世紀半ばのアメリカを舞台に、ショービジネスの原点を築いたP.T.バーナムの挑戦を描いています。差別や偏見に苦しんできた人々の個性を生かし解放するショーを通して、人々に価値観の変革を促そうとした彼の想い、そして仲間や家族との人間ドラマが表現される感動作です。「This Is Me」は第75回ゴールデングローブ賞の主題歌賞を受賞した楽曲で、ショーのメンバーであるレティがメインで歌っています。ありのままの自分を生きるという強い意思と希望が感じられるでしょう。


https://s.awa.fm/track/c16fc380d666d2d4f888

Seasons of Love / Rosario Dawson/Taye Diggs/Idina Menzel/Jesse L. Martin/Adam Pascal/Tracie Thoms/Anthony Rapp/Wilson Jermaine Heredia

映画『RENT』に登場する「Seasons of Love」も、問題に直面しながら夢を追う芸術家たちの物語を彩っています。『RENT』は1996年に初演がおこなわれたブロードウェイミュージカルで、トニー賞をはじめ数々の賞を獲得しました。「一年をどうやって測ればいいだろう」と問いかけ、「愛で測るのはどうだろう」と投げかける「Seasons of Love」は、この映画の代名詞的楽曲。映画を観たことがなくてもこの曲を知っているという方もいるでしょう。映画出演者による熱唱をぜひ聴いてみてください。


https://s.awa.fm/track/ff4a50d5ca74089ec994

ホール・ニュー・ワールド(『アラジン』より / 日本語版) / 中村倫也/木下晴香

世代を超えて愛されるディズニーの名作ミュージカル映画、『アラジン』。作品の世界観を鮮やかに表現する「ホール・ニュー・ワールド」は、まるで広く高い空から美しい街を見下ろしているかのような気持ちにさせてくれます。アニメーションの公開から27年の時を経て実写化され、大きな話題を呼びました。その日本語吹き替え版で貧しくも清らかな心をもつアラジンを演じたのは中村倫也、自由を求める王女ジャスミンを演じたのは木下晴香です。2人の甘く艶やかな歌声を、ぜひお楽しみください。


https://s.awa.fm/track/3a87a3c7ccc93f13a863

On My Own / Samantha Barks

2012年に公開されたミュージカル映画、『レ・ミゼラブル』。19世紀のフランスを舞台に、情熱、果たせぬ夢、報われない恋、贖罪といったテーマが複雑に絡み合う人間ドラマを描いています。逃亡した元囚人のバルジャン、それを追う無慈悲な警部ジャベール、バルジャンの工場で働くファンテーヌ。それぞれの立場から歌われる音楽も魅力的です。この「On My Own」は悲しい片想いの歌。作中にはファンテーヌの娘であるコゼットを愛している男性マリウスと、彼を愛しているエポニーヌという女性が登場します。マリウスを愛しているにもかかわらず、彼が抱く別の人への恋心を応援してしまうというエポニーヌの切ない気持ちが描かれている曲です。


https://s.awa.fm/track/744b468cb16437137424

Evermore / Josh Groban

ディズニー・アニメーションの名作『美女と野獣』は、エマ・ワトソンを主演として実写化もされました。魔女の呪いで野獣の姿に変えられてしまった王子と、彼の孤独に光を与えた聡明で美しい女性、ベルの物語です。この「Evermore」は、父を助けるために自分のもとを去ったベルに向けて野獣が歌う、切なくも雄々しい歌。幼いころからミュージカル俳優を目指していた人気歌手、ジョシュ・グローバンが見事に歌い上げています。


https://s.awa.fm/track/c645bc6d748d9116d265

Let It Go / Idina Menzel

大ヒットディズニー映画『アナと雪の女王』に登場する「Let It Go」。アレンデール王国に暮らす王家の姉妹の絆を描いた物語です。生まれながらに雪や氷を自在に操る能力をもっている姉のエルサは、成長とともに力が強くなり、触れたものを凍らせてしまうまでになります。彼女が王宮を飛び出し、山へ駆けこむシーンで歌われるのがこの曲です。抑えてきた自分を解放し、自由になるのだという強い決意が感じられます。


https://s.awa.fm/track/22c8cd9d6210d8e69595

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