今話題の『THE FIRST TAKE』は、マイクの前でミュージシャンが一発録りするというシンプルな企画のYouTubeチャンネルです。歌本来の良さやミュージシャンの歌唱力がリアルに分かるとして、若い人を中心に人気を集めています。『THE FIRST TAKE』には、レジェンドから若手まで数多くのミュージシャンが出演しました。この記事では、そんな『THE FIRST TAKE』の中からおすすめの音楽を女性・男性ボーカルに分けて紹介します。
THE FIRST TAKEで話題になったおすすめ曲｜女性ボーカル編
紅蓮華 - From THE FIRST TAKE / LiSA
「紅蓮華」は社会現象にもなった大ヒットアニメ『鬼滅の刃』の主題歌です。歌っているのは、アニソンシンガーとして確固たる地位を築くアーティスト、LiSA。『鬼滅の刃』のヒットとともに、今や音楽番組の常連となりました。「紅蓮華 - From THE FIRST TAKE」は、そんなLiSAによる「紅蓮華」のFIRST TAKEバージョンです。バンドサウンドからピアノサウンドに変わり、LiSAの力強いボーカルがより際立つ作りになっています。
https://s.awa.fm/track/3ab7008ead98df262085
夜に駆ける / YOASOBI
バイラルチャートから火がつき、またたく間に邦楽ロックシーンの第一線に駆け上った音楽ユニット、YOASOBI。「夜に駆ける」は2020年に大ヒットした彼らの代表作です。終始、まさに夜を駆け抜けていくかのような疾走感のあるサウンドが展開されていきます。ボーカルであるikuraの存在感も忘れてはいけません。『THE FIRST TAKE』バージョンはややテンポが抑えめ。だからこそ、原曲の美しいメロディとikuraの透き通った声が強調されています。
https://s.awa.fm/track/a855f20e10cec9076b49
航海の唄 / さユり
さユりの「航海の唄」も、『THE FIRST TAKE』で話題になった曲の一つです。さユりとは、2次元と3次元をクロスオーバー的に活躍する話題のアーティスト。この曲は、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』第4期エンディングテーマとして起用されました。『THE FIRST TAKE』では、座布団に座って黄色いアコースティックギターをかき鳴らすさユりの姿も話題を呼びました。歌詞は前向きでポジティブな内容であり、何かを一生懸命頑張っている人におすすめの曲です。
https://s.awa.fm/track/f9c2e8e208b7b7b17556
ANIMA - From THE FIRST TAKE / ReoNa
次世代のアニソンシンガーとして注目されているのがReoNaです。この曲は大人気アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』の主題歌に起用されました。ReoNaの魅力と言えば、その独特な歌唱法にあります。彼女の武器である「ウィスパーボイス」は、ささやくようでいてパワフル。耳元でささやかれているようなのに、聴いていると気持ちを強く揺さぶられます。ぜひ彼女のウィスパーボイスに耳を傾けてみてください。
https://s.awa.fm/track/a857fd0011c5cb076b49
inside you - From THE FIRST TAKE / milet
圧倒的な歌唱力とソングライティング能力で各方面から高い評価を得ているmilet。日本のみならず世界中から注目されているアーティストの一人です。miletの名前を世に知らしめたのが、この「inside you」です。この曲はONE OK ROCKのToruがプロデュースを担当しました。miletのハスキーかつ重厚感のある声が、やさしいアコースティックギターサウンドに乗せられています。
https://s.awa.fm/track/62fd4368d6462bc74862
Shout Baby / 緑黄色社会
2012年に結成され、「リョクシャカ」の愛称で親しまれるロックバンド緑黄色社会。この曲は、TVアニメ『僕のヒーローアカデミア第4期文化祭編』のエンディングテーマに起用されました。緑黄色社会と言えば、長屋晴子のボーカルが人気の一つです。とにかくダイナミックで、聴いているだけで気持ちが前向きになる彼女の声。そんな彼女の歌声を堪能できるのが「Shout Baby」の『THE FIRST TAKE』バージョンです。なんと、前半のパートはまるまる長屋晴子のアカペラ。原曲を聴いたあとは、ぜひこちらのバージョンもチェックしてみてください。
https://s.awa.fm/track/b5da9519a37ac8171e70
春を告げる - From THE FIRST TAKE
これからを担う新時代のアーティストとして、ネットを中心に話題となっているのがyamaです。素顔をまったく見せてこなかった彼女が、『THE FIRST TAKE』についに登場しました。この曲は、ボーカロイドプロデューサーである「くじら」が作詞・作曲を担当。ピアノとストリングスという構成に、yamaのハスキーボイスが折り重なります。原曲よりもスローになっており、いわゆる「エモさ」に拍車がかかっています。
https://s.awa.fm/track/b3f6f4a3e03b25099498
世界は恋に落ちている - From THE FIRST TAKE / CHiCO with HoneyWorks
「チコハニ」の愛称で親しまれる音楽ユニット、CHiCO with HoneyWorks。「世界は恋に落ちている」は、彼らの大ヒット曲でありデビューソングです。ボーカルのCHiCOがライブ以外の場所で歌唱姿を披露するのは『THE FIRST TAKE』がはじめてです。伴奏はピアノだけですが、原曲のメロディが非常に美しいため聴いていて飽きません。CHiCOの透き通った歌声も、違和感なく耳に入ってきます。
https://s.awa.fm/track/9bee1c2ba9de813e8382
THE FIRST TAKEで話題になったおすすめ曲｜男性ボーカル編
猫 ~THE FIRST TAKE ver.~ / DISH//
『THE FIRST TAKE』というYouTubeチャンネルそのものを一躍有名にしたのが、DISH//の「猫 ~THE FIRST TAKE ver.~」でしょう。この曲は、あいみょんがDISH//に提供した楽曲。別れてしまった女性を猫に例えた失恋ソングです。原曲はバンドサウンドですが、『THE FIRST TAKE』では温かみのあるアコースティックサウンドにアレンジされています。それが「エモい」と評判になり、2021年2月現在YouTubeでは約1億回再生されています。
https://s.awa.fm/track/d954a0aed19f1ff29b21
ないものねだり - Revenge THE FIRST TAKE / KANA-BOON feat. もっさ
「ないものねだり」はロックバンドKANA-BOONの代表曲です。その「ないものねだり」をKANA-BOONの谷口鮪とネクライトーキーのボーカルもっさがコラボレーションしました。「男性目線」「女性目線」に分かれているこの曲。谷口鮪が男性目線のパートを、もっさが女性目線のパートを歌っています。「ないものねだり - Revenge THE FIRST TAKE」は、そんな『THE FIRST TAKE』バージョンをボーカルパートだけ再録音したものです。二人の絶妙な掛け合いをお楽しみください。
https://s.awa.fm/track/621020a61806347e8c89
unravel - From THE FIRST TAKE / TK from 凛として時雨
鋭角的なサウンドとアグレッシブな演奏でファンを魅了する日本のオルタナティブロックバンド、凛として時雨。「unravel」は、TVアニメ『東京喰種トーキョーグール』のオープニングテーマとして書き下ろされたロックソングです。原曲は、攻撃的でありつつもどこか儚げな雰囲気が印象的でした。『THE FIRST TAKE』バージョンでは、攻撃的な部分は鳴りを潜めているものの、曲の持つはかなさや切なさが格段にアップしています。
https://s.awa.fm/track/2e16d009384cf6474518
DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理 / 鈴木 雅之
鈴木雅之といえば、日本の伝説的なコーラスグループであるラッツ&スターのリーダーです。サングラスに口ひげという特徴的な風貌は、ラッツ＆スターを知らなくても見たことのある方が多いでしょう。「DADDY ! DADDY ! DO ! 」は、そんな鈴木雅之によるどこか懐かしさを感じるポップソングです。『かぐや様は告らせたい？～天才たちの恋愛頭脳戦～』のオープニングとして起用されたこの曲。『THE FIRST TAKE』バージョンでは、モデルの鈴木愛理が参加しています。
https://s.awa.fm/track/fd142b4f948160632868
ドライフラワー / 優里
SNSで話題沸騰中のシンガーソングライター、優里。切ない歌声と共感性の高い歌詞が、若者の間で人気を博しています。彼の人気に火をつけたのは「かくれんぼ」という楽曲です。この「ドライフラワー」は、「かくれんぼ」のアフターストーリーとして作られました。原曲はバンド演奏ですが、『THE FIRST TAKE』では終始アコースティックサウンド。失恋した方におすすめしたい音楽です。
https://s.awa.fm/track/b20aec9990bb0f335652
My Way / Def Tech
2005年に大ヒットした曲と言えば、Def Techの「My Way」です。250万枚のセールスを記録し、当時のインディーズセールス記録を塗り替えました。リリースから15年以上経った今でも、この曲は根強く愛されています。『THE FIRST TAKE』では、特別なアレンジバージョンを披露しました。当時よりもさらに洗練された二人のハーモニーが心地よく響きます。ぜひ2005年を思い出しながら聴いてみてください。
https://s.awa.fm/track/d952adacd29a1ff29b21
かつて天才だった俺たちへ - From THE FIRST TAKE / Creepy Nuts(R-指定&DJ松永)
2020年にブレイクした音楽ユニットといえばCreepy Nutsです。日本一のラッパーであるR-指定と、DJの世界大会で優勝経験のあるDJ松永による二人組のHIPHOPユニット。この曲は帝京平成大学のTVコマーシャルソングとして制作されました。原曲に近い仕上がりですが、ライブ感が増しています。聴いている人の背中を後押しする内容のこの曲。「かつて天才だった俺たちへ」を聴いて、新しく何かに挑戦してみるのもおすすめです。
https://s.awa.fm/track/21c17c17403b37be6097
別の人の彼女になったよ - From THE FIRST TAKE / wacci
日本の5人組ポップバンド、wacci。彼らの代表曲として話題になったのが「別の人の彼女になったよ」です。タイトルどおり新しい恋をはじめたときに、元恋人に対して抱く微妙な気持ちをテーマにしたこの曲。『THE FIRST TAKE』では、ボーカルの橋口洋平による弾き語りバージョンが披露されています。橋口洋平のかすれ声が、聴いている人の心を鷲掴みにします。恋人と別れてしまった人や、別れていなくてもそういった経験がある人なら、思わず気持ちが揺さぶられてしまうでしょう。
