10月の行事といえば、31日のハロウィン。日本でいう秋祭りとお盆が一緒になったようなイベントですが、今年も無事秋の収穫を迎えられたことを先人たちに感謝する儀式という意味合いが濃いといえます。ハロウィンに開くパーティーといえば、ゾンビやお化けの仮装に色とりどりのお菓子、そしてオレンジ色のかぼちゃのイメージ。カラフルで楽しいパーティーにさらに彩りを添える、BGMやダンスチューンも用意したいですね。そこで今回はAWAで聴ける曲のなかから「邦・洋ハロウィンソング」を集めてみました。
10月まで待てない! ハロウィンの曲特集・邦楽編7選
炎と森のカーニバル / SEKAI NO OWARI
2014年4月にリリースされた曲ですが、ハロウィンのイメージが定着して10月になると街で実によく聴かれるようになったナンバー。MVでメンバーがイルミネーションに飾られた夜の道を練り歩く映像が有名で、このビジュアルからは確かにハロウィンパーティーがイメージされますね。パーティーへやってきた彼女と禁断の恋をしようという歌詞も、ちょっとスリリングでドキドキします。
https://s.awa.fm/track/5152cdd2c58b21e94010/
Mrs.Pumpkinの滑稽な夢(カバー) / ハチ feat.赤飯
あの米津玄師が「ハチ」という別名でボカロPとして活動していた時代に発表したハロウィンナンバーで、歌い手・赤飯によるカヴァー。動画投稿サイトにアップされたバージョンは、ボーカロイド「初音ミク」による歌唱でまたひと味違う雰囲気が楽しめました。ファンタジックな歌詞や不安度高めなメロディーは、ホラーなムードたっぷり。ハチ自身が描いたとされる動画ビジュアルの「初音ミク」の髪がオレンジ色になっているなど、その細かい演出も評判になりました。
https://s.awa.fm/track/2e10d802304df1474518/
ようかい体操第一 / Dream5
子どもたちがハロウィンパーティーで仮装してみんなで踊るなら、やっぱり妖怪をテーマにしたこの曲をチョイスしたいですね。ちょっと妖怪やお化けが身近で親しみやすいものに感じられる歌詞も、実にハロウィン向けです。振り付けはむずかしくないので、季節が秋にさしかかったらさっそく練習して10月のハロウィンパーティーに備えておけば完璧でしょう!
https://s.awa.fm/track/5157cdd2c28a25e94010/
Never Ending Party Night -Never Ending Party Night-決して終わることのないパーティ / Tommy february6
ザ・ブリリアント・グリーンの川瀬智子によるソロプロジェクト、Tommy february6によるハロウィンナンバー。ホラーなムード満点の歌詞ですが、妖怪やお化けは登場せず甘いお菓子の名前ばかりが出てくるのは、ガーリー文化の教祖と呼ばれたTommyらしいセンス。最近では子どもが楽しめる明るいハロウィンパーティーが定着しましたが、ハロウィンが実はちょっと怖い行事でもあることもこの曲で分かるかも。
https://s.awa.fm/track/9be91e2aa4d9803e8382/
Feel and Think / MAN WITH A MISSION
曲の歌詞や楽曲自体はモチベーションを上げてくれるパワフルな内容ですが、注目すべきはMVの映像。マンウィズのメンバーたちが、思いっきりハロウィンのイメージを感じさせるシーンで演奏しています。最初に収録されたアルバムが『Trick or Treat e.p.』というハロウィン感満点なミニアルバムだったことも、この曲のハロウィンイメージの定着に一役買っているかも。
https://s.awa.fm/track/c540ad9edeb02531c975/
Crazy Party Night 〜ぱんぷきんの逆襲〜 / きゃりーぱみゅぱみゅ
日本におけるハロウィンパーティーの、ユーモラスで楽しく愉快なイメージを確立したとも言えそうな1曲ですね。曲のMVできゃりーが迷い込むパーティー会場は、ゾンビだらけながらとてもファンタジックな空間。きゃりーがキュートな「お化けきゃりー」になって一緒にパーティーをエンジョイしちゃう展開には、怖さよりワクワク感を覚えてしまいます。パーティーに潜入する、「人間きゃりー」のキャスター姿もかわいい!
https://s.awa.fm/track/bd24eac29a9c9d8f6d35/
ハロウィン・ナイト / AKB48
日本が誇る国際的アイドル・AKB48によるハロウィンソング。総選挙によって決められた選抜メンバーで、センターを飾ったのは指原莉乃。彼女のトリッキーでインパクトあるキャラクターにぴったりの楽曲が、ばっちりハマっていますね。この曲ではハロウィンパーティーのイメージらしく、選抜メンバー16名の衣装すべてがそれぞれ異なるデザインだったことも、大きな話題を呼びました。
https://s.awa.fm/track/2fcad7f91822374bda46/
10月まで待てない! ハロウィンの曲特集・洋楽編4選
This Is Halloween / the Citizens of Halloween
奇才ティム・バートンによる人形アニメーション映画『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』のテーマとして、ハロウィンの代名詞のようになっている1曲。ハロウィンがここまで一般化する前の世代の方なら、ハロウィンという行事の雰囲気やイメージをこの曲や映画で学んだという方も多そう。わくわくするけれど、ちょっと怖い…… という、ハロウィン本来のイメージを再認識できるナンバーですね。
https://s.awa.fm/track/302cd63824b487719060/
Thriller / Michael Jackson
KING OF POP、マイケル・ジャクソンによるホラーナンバーの金字塔。1983年の曲ですが、現在全世界で行われているハロウィンパーティーのイメージは、だいたいこの曲から生まれたと思わされるところに凄さを感じますね。お化けやゾンビが登場する映像の元祖のようなMVをご覧になった人は多いと思いますが、「アーティストといっしょに踊るダンサーがゾンビに扮する」という設定も、当時はとても斬新でした。
https://s.awa.fm/track/950b7e81922ce4540379/
Dead! / My Chemical Romance
死んでしまった人の歌、ということでハロウィンのシーズンにもよく聴かれるナンバー。とはいえ死者を歌っていてもあまり悲壮感はなく、どちらかといえばキャッチーなメロディーなどと相まって盛大なハロウィンパーティーの場面によく似合う曲です。思い思いの仮装を楽しみながら、歌やダンスやごちそうといっしょに楽しむハロウィンパーティーのBGMには、欠かせない1曲ですね。
https://s.awa.fm/track/fd102d4d96886b632868/
The Beautiful People (Album Version) / Marilyn Manson
直球でホラーなイメージのMVでもよく知られる、マリリン・マンソンの代表曲の1つ。タイトルの『The Beautiful People』は上流階級の人やお金持ちという意味ですが、そこから転じて「頭ごなしに差別主義を主張する人たち」を比喩しているそう。そのタイトル通り「ある銃乱射事件はマリリン・マンソンの楽曲に影響された犯人が起こした」という風評に、真っ向から反発する内容の歌詞が印象的です(結局風評は事実無根だったと後でわかっています)。