完全オリジナルSF作品「PSYCHO-PASS サイコパス」は幅広い世代に人気のアニメ。近未来設定で物語の展開が面白く、メッセージ性もあることで人気を博しています。舞台は、人間の心理状態や性格を数値化して暮らす2112年の日本。AIシステム「シビュラシステム」で計測した、犯罪に関する数値「PSYCHO-PASS（サイコパス）」が基準値を超えると、罪を犯していなくても潜在犯として裁かれてしまいます。このような監視社会で治安を維持する「公安局」の刑事たちの活動と葛藤が描かれている物語。今回はアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」で使用された楽曲をご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。
【PSYCHO-PASS】 歴代おすすめ曲｜OP・ED
abnormalize / 凛として時雨
2002年に埼玉で結成されたスリーピースロックバンド 凛として時雨(りんとしてしぐれ）。メンバーはTK、345（みよこ）、ピエール中野で、男女の高音ツインボーカルが特徴のバンドです。「abnormalize（アブノーマライズ）は」2012年にリリースされた彼らの2枚目のシングル曲。ギター・ボーカルを担当しているTKが作詞・作曲を手がけました。この曲は彼らにとって初めてのタイアップとなる楽曲で、アニメの内容にマッチした哀しげな歌詞と彼らの音楽が生み出す世界観が魅力の作品です。
https://s.awa.fm/track/5fe193fe183cf9bc7361
Out of Control / Nothing's Carved In Stone
Nothing's Carved In Stone（ナッシングス カーブド イン ストーン）は2008年に始動し、「NCIS」や「ナッシングス」の略称で親しまれているロックバンドです。メンバーは村松 拓、生形 真一、日向 秀和、大喜多 崇規の4人。「Out of Control」は彼らの4枚目のシングル曲で、2013年にリリースされました。近未来を感じる楽曲で、イントロのギター・リフからサビへむけて段階的に盛り上がりをみせてくれます。タイトルのとおり制御不能のような、サビのスピード感が魅力。『PSYCHO-PASS サイコパス 1』第2クールのオープニング・テーマです。
https://s.awa.fm/track/dec89068b38033faef02
名前のない怪物 / EGOIST
アニメ『ギルティクラウン』で生まれたEGOIST（エゴイスト）は、supercellのryoがプロデュースを務める架空の音楽ユニットです。「名前のない怪物」は、不吉に感じるようなイントロがアニメの持つ世界観にぴったり。ボーカル chelly（チェリー）は応募者2,000人以上のボーカリストオーディションで選出された歌姫で、ウィスパーボイスで透明感のある美しい声が魅力です。この曲はミステリアスな雰囲気とアニメのストーリーが描かれた歌詞が特徴。2012年にリリースされた3枚目のシングル曲で、テレビアニメ『PSYCHO-PASS サイコパス1』および同作劇場版のエンディング・テーマに起用されました。
https://s.awa.fm/track/ff4a50d1c97d0b9ec994
All Alone With You / EGOIST
バラード調の切ないラブソング「All Alone With You」。2013年にリリースされた4枚目のシングル曲です。「愛すること」と「愛されること」を求める深い思いが、切なく不器用に描かれている歌詞に注目。ボーカル chelly（チェリー）の豊かな表現力が、聴く人に一歩前に進む力を与えてくれるような楽曲になっています。
https://s.awa.fm/track/decc9567b08c37faef02
Enigmatic Feeling / 凛として時雨
凛として時雨（りんとしてしぐれ）の3枚目のシングル曲「Enigmatic Feeling（エニグマティック・フィーリング）」は、前作より2年ぶりの発表で、2014年にリリースされました。『PSYCHO-PASS サイコパス 2』のオープニング・テーマ。スピード感のある演奏とラストの歌詞が残酷な言葉で、聴くとクセになる楽曲です。
https://s.awa.fm/track/8f793112a1fff36ce572
Fallen / EGOIST
『PSYCHO-PASS サイコパス 2』のエンディング・テーマに起用された「Fallen（フォールン）」は、2014年にリリースされた5枚目のシングル曲です。神秘的で賑やかな演奏の中に美しいメロディを感じられる楽曲です。シャウトが使われており、狂気的な感情が表現されているのも作品の特徴。EGOISTが創り出す音楽のなかでも、特にインパクトのある作品です。
https://s.awa.fm/track/db987e93313ec873f542
Q-vism / Who-ya Extended
クリエーターズユニットのWho-ya Extended（フーヤエクステンデッド）の「Q-vism（キュビズム）」は、『PSYCHO-PASS サイコパス 3』に起用され2019年にメジャーデビューを飾りました。中心となるボーカルのWho-ya（フーヤ）はデビュー当時若干20歳。この楽曲のMVがYouTubeで後悔されると、瞬く間に100万回再生を突破し注目を集めました。クールでテンポ感がよく、アニメの世界観とリンクした歌詞が特徴。タイトルの「Q-vism（キュビズム）」は有名画家ピカソが編み出した画法で、一つのものを多角的に視て描くことです。アニメの主人公の葛藤や気持ちを表現した楽曲で、意味深な歌詞に注目してみてください。
https://s.awa.fm/track/5fe793f31c3ffbbc7361
bullet / Co shu Nie
アニメの持つダークな世界観が表現されている「bullet（バレット）」。3人組ロックバンドのCo shu Nie（コシュニエ）の代表曲のひとつで、2019年にリリースされ『PSYCHO-PASS サイコパス 3』のエンディング・テーマに起用されました。疾走感があり、ストレートで強烈な表現の歌詞が特徴。ボーカル 中村 未来の切なくも激しい歌声と繊細で混沌としたバンドサウンドは、アニメの世界観にピッタリとハマっています。
https://s.awa.fm/track/6c680fa4217e47056d78
【PSYCHO-PASS】 歴代おすすめ曲｜劇場版・舞台
Who What Who What / 凛として時雨
映画『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス』の主題歌に起用された「Who What Who What」は、2015年にリリースされた4枚目のシングル曲です。刺激的で激しいサウンドと人間の持つ心の闇に迫るような歌詞が特徴。人間の持つ冷めた感情をストレートに表現したフレーズと、泣き叫んでいるかのうように聞こえる歌声が、グッと胸に刺さり切なく感じる楽曲です。
https://s.awa.fm/track/36a4450327c02ed90874
Synthetic Sympathy / Who-ya Extended
特別編集版『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』の主題歌に起用された「Synthetic Sympathy（シンセティック シンパシー）」。2020年にリリースしたアルバム『wyxt.（ダブリューワイエックスティー）』に収録されています。聴く人の心に訴えかけるような歌声とクオリティの高いサウンドが魅力の楽曲です。キービジュアルのみの公開で謎の多いWho-ya Extended（フーヤエクステンデッド）が徐々にそのヴェールを脱いでいくのかも今後注目したいところ。『PSYCHO-PASS サイコパス 3』のアニメ映像に合わせたMVもおすすめです。
https://s.awa.fm/track/bc12937b1ff44a4ce886
red strand / Co shu Nie
Co shu Nie（コシュニエ）が2020年にリリースした「red strand」。変拍子とどこか狂気を感じる歌詞が特徴で、ボーカル 中村 未来の繊細で美しい歌声が曲の持つ不思議な世界観を表現しています。特別編集版『PSYCHO-PASS サイコパス 3 FIRST INSPECTOR』に起用されました。映画のようなショートフィルムに仕上げられているMVもおすすめですので、チェックしてみてください。
https://s.awa.fm/track/8f7c3b1da7fcf56ce572
Perfake Perfect / 凛として時雨
2021年にリリースされた凛として時雨（りんとしてしぐれ）の最新曲「Perfake Perfect」は舞台『PSYCHO-PASS サイコパスVirtue and Vice 2』の主題歌として書き下ろされた楽曲です。鬼気迫るような歌声とカオスなサウンドは中毒性があり、彼らの真骨頂ともいえる作品です。
https://s.awa.fm/track/9d1489a5ea8fb86d3499
laser beamer / 凛として時雨
「laser beamer」は凛として時雨（りんとしてしぐれ）の2019年にリリースされた配信限定曲。舞台『PSYCHO-PASS サイコパスVirtue and Vice』の主題歌に起用されました。大胆なノイズを使ったディストピア的な世界観が魅力。聴く人の心を揺さぶる男女ツインボーカルのハイトーンボイスは、何度もリピートしたくなります。
