街中で流れていたあの曲、テレビのCMで何度も耳にするあの曲……。「曲名も歌手名もわからないのに、1フレーズだけを強力に覚えてしまったあの曲。一体なんだろう?」と思った経験は、多くの方にあるはず。そんな「日常でよく聴く曲」を、今回は洋楽のなかからチョイスしてみました。「あのお店で聴いたのは、こういう曲だったんだ」「CMで流れていたこの曲、思っていたよりずっと昔の曲なんだ!」など、これまで漠然としていた記憶の答え合わせができるかもしれません。
街やTVでよく聴く洋楽の曲コレクション・女性ボーカル編6選
California Gurls feat. Snoop Dogg / Katy Perry
耳に残る特徴的なイントロと、ポップなサビが印象的な1曲。おしゃれなアパレルショップや、かわいいグッズショップなどで流れているのを耳にしたことがある方も多そうですね。少し気分がさえないときでも、この曲のリズムに合わせて街を歩けば気持ちもちょっと晴れてきそう。
https://s.awa.fm/track/c641bb6a768e9516d265/
In Common / Alicia Keys
ミドルテンポで、ちょっとミステリアスなイメージを思い起こさせる1曲。「似た者同士の恋愛」をテーマに、「わたしたちって良く似すぎているうえに、変わり者同士。そんな2人が一緒にいるなんて、お互い本当にもの好きなのね」と歌っています。デートの途中で入ったお店でこの曲が流れていたら、いい感じのムードになれそうですね。
https://s.awa.fm/track/99fb01d68e6228099e06/
We Are Never Ever Getting Back Together / Taylor Swift
この曲には、『私たちは絶対にヨリを戻したりしない』という邦題があります。ご存じ人気TV番組『テラスハウス』で印象的に使われていたことで、日本でも大ヒットした1曲ですね。今では世界を代表するセレブリティともいえるTaylor Swiftですが、この曲は彼女の日本での知名度を一気に高めた功労者的なナンバーですね。テラスハウスを楽しみに観ていた方なら、今もこの曲を聴くと思わずキュンキュンしてしまいそう。
https://s.awa.fm/track/94884faec77dcbc9ee19/
I Will Always Love You / Whitney Houston
「いつもあなたを愛してる」というストレートなサビの歌詞が耳から離れない、究極のラブソング。今もムードのあるお店などでよく流れている曲ですが、1992年の映画『The Bodyguard』の主題歌として知った方も多いでしょう。ケビン・コスナーと、この曲を歌うホイットニー・ヒューストン自身がW主演し、警護をする者とされる者の間に生まれる恋を描いたサスペンス・ドラマに、胸を震わされた方も多いはず。
https://s.awa.fm/track/a4be9cbe1ab905916a01/
The Rose / Bette Midler
この曲の静かで美しいメロディーに、聴き覚えがある人も多いはず。今でもドラマやCMで使われる機会の多いこの曲は、ベット・ミドラー自身が主演した映画『The Rose』のテーマソングでもあります。映画は1960年代に活躍し早世した天才女性シンガー、ジャニス・ジョプリンの生きざまをモチーフとしたもの。歌詞の意味がわからなくても十分に感動を誘ってくれる曲ですが、実はその詞もとても美しく心に響く内容なんです。
https://s.awa.fm/track/621721ae1c0a337e8c89/
The Loco-Motion / Kylie Minogue
世界的セレブ・シンガーとして活躍するKylie Minogueが、アイドル・ポップ歌手だった1980年代にリリースした、1962年のヒット曲のカヴァー。「みんなでダンスを楽しもうよ!」という歌詞の、シンプルで楽し気なポップナンバーですが、気になるのは「ロコモーション」というキーワード。実は、ロコモーションという名前のダンスが1960年代に流行したのだそう。どんな振り付けなのか気になったら、ぜひ検索して調べてみてくださいね。
https://s.awa.fm/track/22cfce9f621cdae69595/
街やTVでよく聴く洋楽の曲コレクション・男性ボーカル編7選
She Wants to Dance with Me / Rick Astley
1980年代後半から1990年代前半にかけて大活躍し、「ユーロビートの貴公子」と呼ばれたRick Astleyのヒット曲。バブル期には海外の有名アーティストが国内CMに出演する機会が多くありましたが、Rick Astleyもこの曲で日本の炭酸飲料のCMに出演していました。今のユーロビートとはテンポもリズムもちょっと違いますが、Rick Astley本人のお坊ちゃん風ルックスと相まって独特のスノッブ感が癖になりそうな1曲ですね。
https://s.awa.fm/track/778396d5e392b8030087/
Change the World / Eric Clapton
世界的スタンダードナンバーとなったこの曲は意外に歴史が新しく、1996年の映画『フェノミナン』の劇中歌として制作され、ヒットしました。ジョン・トラボルタ主演のロマンチックな恋愛ファンタジーにぴったりの、甘く優しい歌詞もこの曲の聴きどころ。曲のタイトルだけ聞くとさまざまな印象を持つかもしれませんが、実は「僕が世界を変えられたら、僕らの愛だけで世界を作ろう」という主旨のラブラブ全開な歌だったんですね。
https://s.awa.fm/track/c540ac9ed8b52531c975/
Karma Chameleon / Culture Club
軽快なリズムのこの曲は、なんと今から35年以上も前の大ヒット曲。中性的な美貌のボーカリスト、ボーイ・ジョージをフロントに擁するニューウェイヴバンドCulture Clubの、一世を風靡したナンバーです。今もなおCMなどで使われる機会が多く、さまざまな場所で耳にすることがありますね。しかも、Culture Clubも今なお現役で活動を続け、2018年にもアルバムをリリースしているというのは驚き。
https://s.awa.fm/track/8acb541d285fe9318d45/
Stand By Me / Ben E. King
ソウル・ミュージックの原点ともいうべきこの名曲ですが、おそらく音楽に親しんでいる方の多くが、かなりの頻度でどこかで耳にする機会があるのでは? そのくらい、時代を超えて世界中で愛されている1曲です。1961年と、まだビートルズが若手でローリング・ストーンズも結成されていなかった頃の曲なのに、その時代を知らない世代が聴いてもすぐに口ずさめそう。まさに、世界を代表するスタンダード・ポップスの1つですね。
https://s.awa.fm/track/8acb551d255be3318d45/
Englishman In New York / Sting
ジャジーなリズムで、街角で流れてくるとちょっとおしゃれな気分に浸れる1曲。でも、「アメリカ文化を象徴する街であるニューヨークで、英国人の誇りを失わず生きていく」という歌詞の内容はなかなか哲学的で深めです。「所詮僕はよそ者だとしても、自分らしくこの街で暮らしていきたい」というこの曲のメッセージを知ると、今度街で聴く機会があったら背筋をピンと伸ばして歩けそうですね。
https://s.awa.fm/track/5fe29af71e3efdbc7361/
Help! / The Beatles
言わずと知れた、The Beatlesを代表する曲の1つ。歌詞は「落ち込んでいる僕を早く助けに来て!」と、恋人に呼び掛けるというオーソドックスなラブソング。しかし、世界的アイドルとして酷使され続ける日々にビートルズ自身がSOSを出していたのでは? という説もあるとか。また、レジの応援を求める代わりにこの曲を流している大型スーパーもあるため、毎日のように聴いているという方も少なくないかもしれませんね。
https://s.awa.fm/track/8bddaa6205883cd4dc23/
Don’t Look Back In Anger / Oasis
1990年代を代表するロック・スターとなったOasis。気だるいムードが漂う独特な曲調のカッコよさで、日本のロック界にも大きな影響を与えました。そんなOasisを代表する1曲がこの"Don’t Look Back In Anger"ですが、タイトルを直訳すると「怒りで顧みるな」となります。曲を書いたノエル・ギャラガーは「この詞に特に意味はない」と語っていますが、さまざまなオマージュがパズルのように散りばめられた歌詞のミステリアスさも、またこの曲の魅力の1つですね。