現在は歌って踊れるアイドルが主流となっていますが、昭和の時代、男性アイドルはデビュー時にキャッチフレーズがつけられ、お茶の間で親しまれる存在でした。個性豊かなパフォーマンスや女性アイドルにも負けない美しい歌声を持つアイドルが数多く誕生したことも印象的です。今回は、当時の人気音楽番組やテレビドラマに出演するなかで存在感を示し、一躍スターとなったアイドル黄金期の70～80年代男性アイドルのおすすめ曲をご紹介します。聴いたことがある曲があるはずです！覚えやすいフレーズや特徴にも触れているので、ぜひチェックしてみてください！
70年代男性アイドルおすすめ曲
勝手にしやがれ / 沢田研二
「ジュリー」というニックネームで親しまれた沢田研二。抜群の歌唱力とルックスがよく大人気となりました。ザ・タイガースというグループでの活動を経てソロデビューし、この曲は日本レコード大賞を受賞する大ヒット曲となりました。派手に始まるイントロや歌いながら帽子を投げるパフォーマンスも魅力で、カラオケでも盛り上がる一曲です。現在もコンサートなどを精力的におこない活躍しています。
https://s.awa.fm/track/8ac95d192b52e0318d45/
空に太陽がある限り / にしきの あきら
「ソニー演歌の騎士（ナイト）」のキャッチフレーズでデビュー。現在もディナーショーやコンサートなどで活躍し、飾らないキャラクターで幅広い世代に親しまれています。「空に太陽がある限り」はシンプルなメロディが特徴。誰でも覚えやすく口ずさめる楽曲です。サビは「愛してる とても」を掛け合いで歌えて盛り上がる曲なので、50代・60代が集まる宴会などでおすすめです。
https://s.awa.fm/track/c16fc481d665dcd4f888/
青いリンゴ / 野口五郎
ポップス歌手として女性ファンを中心に人気のある野口五郎。代表曲の一つ「青いリンゴ」は筒美京平が作曲し、アップビートのサウンドが魅力の楽曲です。同時期にデビューしたかわいらしいルックスの郷ひろみ、ワイルドでセクシーな西城秀樹の3人を総称して「新御三家（しんごさんけ）」と呼ばれるほど70年代の歌謡界を席巻していました。彼の抜群の歌声に注目して聴いてみてください。
https://s.awa.fm/track/bd72bf6f8fa59f823e31/
イルカにのった少年 / 城みちる
1974年のデビュー曲「イルカにのった少年」でレコード大賞新人賞を受賞し大ヒット。中性的な雰囲気と童顔で王子様のような衣装が魅力で、若い女性を中心に人気を集めました。少し寂しい雰囲気のスローテンポから始まり、途中から一気に盛り上がる楽曲です。彼の美しい歌声と広い海原を想像するような歌詞も特徴的です。
https://s.awa.fm/track/e7b5213d73b3cb26c858/
恋のリクエスト / あいざき進也
あいざき進也のヒット曲で1975年にリリースされた「恋のリクエスト」は、彼の甘く美しい歌声が魅力の楽曲です。アップテンポでノリがよく、カラオケでも歌いやすいのでおすすめです。好きな女の子への思いを直接伝えられない気持ちがまっすぐに歌われていて、純粋な気持ちになれる一曲です。
https://s.awa.fm/track/905e9d044360524c2539/
てぃーんず ぶるーす / 原田真二
1977年のデビュー曲「てぃーんず ぶるーす」。吉田拓郎によってプロデュースされ、洋楽的な要素も含まれた楽曲で耳にスッと入るメロディが魅力です。雨の日の情景が思い浮かぶような歌詞と透明感のある歌声がマッチした一曲。昭和ならではの「ズック」などの言葉が歌詞に盛り込まれているところにも注目してください。伸びのある高音が綺麗で、何度も聴きたくなる楽曲です。
https://s.awa.fm/track/19e51717e5d389719354/
恋のダイヤル6700 / フィンガー5
沖縄県出身の兄弟5人で構成されたキッズ・グループのフィンガー5。1973年にリリースした「個人授業」で人気を博し、若い女性から小さな子供まで幅広い世代に愛されたグループです。「恋のダイヤル6700」は160万枚の売上を記録する大ヒット曲で、多くのアーティストにカバーされています。阿久悠が作詞を担当し、好きな人に電話で告白するドキドキが描かれています。覚えやすい歌詞が印象的で、カラオケでも盛り上がる一曲。
https://s.awa.fm/track/09d397f8251bd3d07b76/
Lui - Lui / 太川 陽介
太川陽介といえば、最近ではテレビ東京系の『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』のイメージが強いですが、アイドル時代もありました。日本レコード大賞を受賞したヒット曲「Lui - Lui」の、片手を上げる振付「ルイルイポーズ」で一躍人気に。爽やかなルックスと明るい曲調がマッチした楽曲で、元気になりたいときに聴いてほしい一曲です。
https://s.awa.fm/track/bd24eacf9d9c918f6d35/
80年代男性アイドルおすすめ曲
ジュリアに傷心 / チェッカーズ
デビュー当時、チェック柄の衣装でパフォーマンスし反響を呼んだチェッカーズ。藤井フミヤなど男性7人で構成されたグループです。「ジュリアに傷心（ハートブレイク）」は彼らの代表曲の一つで、カバーしたアーティストも多く幅広い年代に愛されてきた楽曲。別れた彼女に未練が残る男性の様子をテンポよく歌っています。歌い出しの「キャンドル・ライトが ガラスのピアスに 反射（はじ）けて滲む」は、リズミカルでキャッチーなメロディなので一度聴くと耳に残ります。カラオケでも盛り上がる定番曲としておすすめです。
https://s.awa.fm/track/b20ded939ebd05335652/
モニカ / 吉川晃司
1984年に歌手デビューした吉川晃司。派手なパフォーマンスも注目された「モニカ」は、日本歌謡大賞最優秀新人賞などの8つの賞を受賞したヒット曲となりました。キャッチーなメロディと少しキザな歌詞が魅力の楽曲です。「別れはいつも始まりさ 君たちにさよなら and Good Luck!」とキザな歌詞を大人っぽく堂々と歌っているフレーズにも注目してみてください。
https://s.awa.fm/track/8ac95d192a53e1318d45/
ハイスクールララバイ / イモ欽トリオ
フジテレビ系の『欽ドン！良い子悪い子普通の子』に出演していた西山浩司、山口良一、長江健次で結成されたイモ欽トリオ。デビュー曲の「ハイスクールララバイ」は160万枚を売り上げ、大ヒットしました。片想いを歌った青春ソングで、コミカルな演技にも注目が集まりました。耳に残るイントロや真似したくなる振付など彼らの魅力がつまった楽曲です。
https://s.awa.fm/track/ab317307e4518f59a869/
恋人も濡れる街角 / 中村雅俊
サザンオールスターズの桑田佳祐が作詞・作曲を手がけた「恋人も塗れる街角」。ロマンチックで大人のエロティックな恋愛模様が描かれた歌詞と哀愁漂うメロディが魅力の楽曲です。中村雅俊の少し掠れた歌声と表現力にも注目してみてください。
https://s.awa.fm/track/7d59ab8f93115790c641/
僕 笑っちゃいます / 風見しんご
1982年に芸能界デビューした風見しんごの歌手デビュー曲「僕 笑っちゃいます」。作曲は吉田拓郎が手がけています。好きな女の子との別れが笑えてくるほど悲しいという切ない歌詞が特徴です。この曲のあとにリリースした「涙のtake a chance」では、ブレイクダンスを踊りまくりながら歌うパフォーマンスが話題となるなど、アイドルとして活躍しお茶の間の人気者になりました。
https://s.awa.fm/track/1f373f73d4189b911390/
セクシーNo.1 / 松村 雄基
1980年頃から俳優として「スクール・ウォーズ」や「不良少女と呼ばれて」などの人気ドラマに出演し大活躍した松村雄基。現在は舞台俳優を軸に活動しています。1981年のデビュー曲「セクシーNo.1」は、SEXYという言葉がふんだんに使われ、覚えやすい歌詞が特徴。硬派でクールな雰囲気の彼の歌声に注目しながら聴いてください。
https://s.awa.fm/track/9508778e9029eb540379/
I'LL BE THERE / 真田 広之
ベテラン俳優として数々の賞を受賞し活躍する真田広之。彼にもアイドルとして売り出している時代がありました。「I'LL BE THERE」はテンポのいい曲調で耳にスッと入ってくるメロディが魅力です。サビが英語でカッコイイ雰囲気を感じる楽曲。この曲を聴いて、真田広之の甘くきれいな歌声を堪能してください。
https://s.awa.fm/track/b3f2faa3e53023099498/
燃えてヒーロー / 沖田 浩之
一度聴いたら頭から離れないキャッチーなメロディが魅力の「燃えてヒーロー」。切れ長の目と甘いマスクで若い女性を虜にし「ヒロくん」の愛称で親しまれていた沖田浩之の伸びのある歌声が耳に残る楽曲です。テレビアニメ『キャプテン翼』のエンディングテーマとして書き下ろされた曲で、アイドルに詳しくない人も聴いたことがあるのではないでしょうか。サビの「ダッシュ ダッシュ ダッシュ キック・エンド・ダッシュ」は思わず口ずさみたくなるフレーズです。ランニングやスポーツをする前に聴くとメラメラとやる気が出るのでおすすめです。
