昔も今も変わらず老若男女に愛されて続けている「アイドル」。可愛らしいルックスや個性豊かなキャラクターを武器に、多くの人々をとりこにしています。平成・令和を代表する女性アイドルとして乃木坂46やAKB48、モーニング娘などが挙げられ、握手会やファン投票による順位付けなどのイベントで、ファンにとって身近に感じる存在として人気を集めています。一方、昭和を代表するアイドルとしては、山口百恵や中森明菜、松田聖子などのソロ歌手が挙げられます。生歌で歌詞を間違えたときの仕草がかわいらしく感じたり、フリフリの衣装や大胆なコスチュームでのパフォーマンスが印象的だったりしました。特に、多くの人気アイドルがデビューした1982年前後は総称して「花の82年組」と呼ばれるなど、アイドル黄金期と感じる時代だったのではないでしょうか。今回は、昭和のアイドルに注目し、70~80年代の人気女性アイドルをご紹介。ぜひ聴いてみてください!
70年代女性アイドルおすすめ曲
プレイバック part 2 / 山口 百恵
昭和のアイドル全盛期に一世を風靡した山口百恵の代表曲の一つ「プレイバック part2」。低くて大人っぽい歌声と独特の歌詞がマッチしていてハマる楽曲です。「馬鹿にしないでよ そっちのせいよ」などの印象的な歌詞が特徴で、音程もとりやすいのでカラオケでも人気の一曲。ファイナルコンサートで、ステージにマイクを置いて舞台裏へ去っていった引退の姿も有名です。
https://s.awa.fm/track/95fb4924e813e338ed09/
年下の男の子 / キャンディーズ
伊藤蘭・田中好子・藤村美樹の3人アイドルグループで、お茶の間の人気者として活躍したキャンディーズ。「普通の女の子に戻りたい」と人気絶頂のなか1978年に解散しました。「年下の男の子」は代表曲の一つで、キャッチーなメロディと絶妙なコーラスが魅力です。「あいつは あいつはかわいい 年下の男の子」のような、無邪気な男の子に手を焼くお姉さん目線の歌詞も特徴。青春時代に戻ったような気分になれる楽曲です。
https://s.awa.fm/track/7d5ca98e97105990c641/
ペッパー警部 / ピンク・レディー
ミイとケイのアイドルユニットであるピンク・レディーのデビュー曲「ペッパー警部」。アイドルにくわしくない人も、ピンク・レディーの曲なら一度は聴いたことがあるでしょう。セクシーな衣装で踊りながら、アップテンポのメロディをパワフルに歌い上げている楽曲です。解散後も、2017年に日本レコード大賞特別賞を受賞し圧巻のパフォーマンスでファンを喜ばせてくれました。盛り上げたいときの定番曲としても人気です。
https://s.awa.fm/track/bc1790731ff64e4ce886/
狼なんか怖くない / 石野 真子
オーディション番組「スター誕生」で合格し、1978年に「狼なんか怖くない」で歌手デビューした石野真子。現在は女優として活動している印象がありますが、天然キャラアイドルとして一躍人気に。少女が大人の階段を上る心情を歌った楽曲で、彼女の優しい雰囲気とマッチしています。狼を男性に例えている歌詞にも注目です。
https://s.awa.fm/track/7f1fb7ad0407d1f7de96/
ロマンス / 岩崎 宏美
聴く人の心に染み入る表現力を持つ岩崎宏美。デビュー当時のキャッチコピーは「天まで響け!!岩崎宏美」というだけあって、伸びのある歌声が魅力です。1975年にリリースされた「ロマンス」はオリコンチャート1位を獲得したヒット曲となりました。少女の初恋をテーマにした楽曲で、口ずさみやすいメロディは一度聴くと頭から離れなくなります。
https://s.awa.fm/track/b7a6b5041bb49f868432/
17才 / 南 沙織
「シンシア」が愛称のバイリンガルアイドル南沙織のヒット曲「17歳」。エキゾチックで健康的な雰囲気と背伸びしすぎない音楽が魅力で人気を集めました。好きな人への恋心を歌った楽曲で、口に出せずに心の中で思う純粋な乙女心が描かれた歌詞が魅力。1989年に森高千里がカバーし、幅広い世代に親しまれる曲となりました。
https://s.awa.fm/track/cda94319f6bef69a1f91/
ひとりじゃないの / 天地 真理
躍動感のあるポップな楽曲「ひとりじゃないの」。天地真理の伸びやかな歌声が耳にスッと入ってきます。サビの「ひとりじゃないって すてきなことね」は、覚えやすくシンプルなメロディで50代・60代の方にはカラオケでも人気です。恋愛の純粋な気持ちが伝わってきて、優しい気持ちになれる一曲。
https://s.awa.fm/track/621328a81606347e8c89/
ひなげしの花 / Agnes Chan
香港生まれのAgnes Chan(アグネス・チャン)の日本デビュー曲「ひなげしの花」。日本レコード大賞新人賞など、数々の賞を受賞しヒットしました。透き通った美しい高音から始まる楽曲で、ゆったりとした曲調と少し切ない歌詞が特徴。ひなげしの花で花占いをして、離れている好きな人のことを思う様子が目に浮かんできます。一途な恋心が描かれた少し切なくなる楽曲です。
https://s.awa.fm/track/a4bc96b81eb409916a01/
80年代女性アイドルおすすめ曲
セーラー服を脱がさないで / おニャン子クラブ
身近なアイドルグループとして人気が爆発したおニャン子クラブ。フジテレビのバラエティ番組『夕やけニャンニャン』から誕生したアイドルグループです。デビュー曲の「セーラー服を脱がさないで」はタイトルが過激に感じますが、恥じらいながら歌う彼女たちの姿に虜になったファンが続出。プロデュースはAKB48などのアイドルグループを手がけている秋元康です。振付もかわいらしく、カラオケや女子会などで歌うと盛り上がる楽曲です。
https://s.awa.fm/track/366de61dc1cd22131547/
センチメンタル・ジャーニー / 松本伊代
松本伊代のデビュー曲「センチメンタル・ジャーニー」。この曲がヒットし、彼女のイメージが「永遠の16歳」に定着しました。天真爛漫なキャラクターと細く可愛らしい歌声が魅力で、ノリのいい楽曲に仕上がっています。2015年に50歳を迎えた彼女が「センチメンタル・ジャーニー まだ50歳ver.」として歌い直しシングルリリースされたことでも注目されています。
https://s.awa.fm/track/36a4480a2bc529d90874/
愛が止まらない~Turn It Into Love~ / Wink
鈴木早智子と相田翔子の女性デュオWink。代表曲の一つ「愛が止まらない~Turn It Into Love~」は切ないバラード曲で、透明感のある歌声が魅力です。きれいなドレスの衣装で無表情で歌い、ロボットダンスのような特徴的な振付も注目され一躍有名に。約8年間の活動期間中に多くのヒット曲が誕生しました。
https://s.awa.fm/track/22cfcf9e6112d8e69595/
少女A / 中森明菜
大人の色気を感じさせる歌声が魅力の中森明菜。少し背伸びしている少女の気持ちを歌った「少女A」は、ハードでノリのいいメロディとクールな歌声が魅力です。サビの「じれったい じれったい 何歳に見えても 私 誰でも」など、覚えやすい歌詞で歌いやすくカラオケでも人気の一曲です。
https://s.awa.fm/track/ab337b02ef598d59a869/
時をかける少女 / 原田知世
デビューしてから長年第一線で活躍し続ける原田知世。最近では2019年に放送された日本テレビ系新日曜ドラマ『あなたの番です』が注目を集めたことで、さらに人気が高まりました。そんな彼女がアイドル時代にリリースした「時をかける少女」。作詞・作曲は松任谷由実が手がけ、透明感のある歌声で独特の世界観を感じる音楽を創り上げています。16歳とは思えない雰囲気の歌声に注目です
https://s.awa.fm/track/95fd4e27e91de538ed09/
MUGO・ん・・・色っぽい / 工藤 静香
おニャン子クラブの一員で、1987年にソロデビューを果たした工藤静香。木村拓哉の奥様として知られていますが、アイドル時代にはヒット曲を連発していました。純粋な恋心を歌った「MUGO・ん・・・色っぽい」は、リズミカルでノリのいい楽曲。現在も歌手として活動していますが、若かりし頃のコケティッシュではつらつとした歌声が聴ける基調な一曲です。作詞は中島みゆきが担当。サビの「目と目で 通じ合う」は一度聴くと頭から離れなくなるフレーズで、印象的です。
https://s.awa.fm/track/ff4f56dec7740a9ec994/
青い珊瑚礁 / 松田聖子
1980年リリースの2ndシングル、松田聖子の代表曲の一つ「青い珊瑚礁」。さわやかなサビから始まる、はじけるような夏を感じる楽曲です。誰でも歌えるようなシンプルなメロディで、ノリのいいリズムが魅力。人気なのは歌だけではなく、可愛らしいルックスも世間の女性たちの憧れの的でした。当時の髪型「聖子ちゃんカット」は、多くの女性たちが真似をして大流行。50代、60代のお母さん世代はこの髪型に一度はしたことがあるはずです。
https://s.awa.fm/track/cdaa4619fcb5ff9a1f91/
卒業 / 斉藤由貴
現在は女優業をメインとして活躍する斉藤由貴。好きな人と離れてしまう切なさを歌った「卒業」は代表曲の一つです。卒業シーズンの定番としても人気を集めていました。卒業する寂しさや切なさをていねいに歌った楽曲で、聴くと少ししんみりとした気持ちになります。好きな人への思いを伝えることなく自分の胸にしまった、ほろ苦い青春時代を思い出すような楽曲です。