2020年春ドラマも、ドラマの話題作がたくさん生まれましたね。星野源・綾野剛のW主演が話題を読んだ『MIU404』、最終回が平均視聴率19.6%を記録した『私の家政夫ナギサさん』…。話題となったのはドラマの内容や出演者だけではありません。2020年春ドラマを盛り上げる数々の名曲も誕生しました。この記事では、そんな2020年春ドラマの主題歌を曜日ごとに紹介します。きっとあの名場面が蘇りますよ!
2020年春ドラマの主題歌【月・火曜】
裸の心 / あいみょん
10代、20代の女性から圧倒的な支持を得ているシンガー・ソングライターがあいみょんです。「裸の心」は、あいみょんがストレートに女性の恋心を歌ったバラード。この曲は、TBSで火曜日22:00から放送されたドラマ『私の家政夫ナギサさん』の主題歌です。『私の家政夫ナギサさん』は、仕事一筋だった相原メイが家政夫のナギサさんに恋をするというストーリー。ナギサさんのやさしさに、いわゆる「おじキュン」を感じた女性も多いでしょう。この曲は、そんなストーリーにぴったりなやさしい曲です。
https://s.awa.fm/track/c4187138a525fb747736/
ミラージュ / ビッケブランカ
玉木宏と高橋一生が双子役を演じたことで話題になったドラマ、『竜の道 二つの顔の復讐者』。正体を隠して復讐を果たそうとする二人の姿に、ハラハラドキドキしましたよね。この曲は、ドラマの重苦しい雰囲気を見事に表現した重厚感のあるロックソングです。歌っているのはシンガー・ソングライターのビッケブランカ。ビッケブランカは複雑なコード進行や一筋縄ではいかない曲展開が特徴的なアーティストです。「ミラージュ」は、そんなビッケブランカの高いソングライティング能力が光る一曲です。
https://s.awa.fm/track/2fcdd5f01022354bda46/
WABISABIの唄 / THE イナズマ戦隊
THE イナズマ戦隊は、熱いメッセージ性と魂のこもった歌声が魅力的な日本のロックバンドです。「がんばれ」と背中を後押ししてくれる曲が多く、勇気づけられたり励まされたりした方も多いでしょう。「WABISABIの唄」も、そういったTHE イナズマ戦隊ならではの力強い応援歌です。この曲は、『行列の女神~らーめん才遊記~』の主題歌に起用されました。このドラマの魅力は、なんといってもさまざまなラーメンです。ぜひ作中に登場したラーメンを思い返しながら聴いてください。
https://s.awa.fm/track/b8e5ee804ad6b3844567/
Heavenly ideas / Thinking Dogs
『映像研には手を出すな!』は、「月刊!スピリッツ」に掲載されている漫画です。2020年1月には、NHK総合テレビでTVアニメが放送されました。「Heavenly ideas」は2020年4月にMBS・TBS系列ではじまった、テレビドラマ版の主題歌。歌っているのは2014年から活動している日本のロックバンド、Thinking Dogsです。歌詞の世界観や激しい曲調から、一生懸命アニメ制作に取り組む3人組の姿が思い浮かびますね。『映像研には手を出すな!』は、2020年9月から映画版が公開されます。ドラマ版が気に入った方は、こちらもチェックしてみましょう。
https://s.awa.fm/track/59cac760b9dfe3781455/
スロウナイト / 蒼山幸子
ガールズロックとして高い評価を受けていた、日本のロックバンドねごと。蒼山幸子は、そのねごとでキーボードとヴォーカルを務めていたアーティストです。2019年にねごとが解散してからは、ソロでの活動を続けています。「スロウナイト」は、『ワカコ酒 Season5』の主題歌に抜擢されました。蒼山幸子の温かい歌声が鳴り響く、都会的なシティポップソングです。この曲を聴きながら『ワカコ酒』の定番フレーズである「ぷしゅ〜」とつぶやいてビールを飲めば、一日の疲れも吹き飛びますね。
https://s.awa.fm/track/b5b84f7980b9f780a916/
2020年春ドラマの主題歌【水・木曜】
赤の同盟 / 東京事変
東京事変は日本のオルタナティブロックバンドです。2012年に活動終了を宣言したものの、その復活がファンから待ち望まれていました。そんなファンの期待に応えるかのように、2020年に活動を再開!「赤の同盟」は、東京事変の魅力が詰まった官能的かつ衝動的なピアノロックです。こちらは日テレの水曜10:00に放送された『私たちはどうかしている』の主題歌でした。「和」と「ミステリー」が融合したこのドラマを、しっかりと盛り上げてくれましたね。
https://s.awa.fm/track/8f7c3113a2fef56ce572/
Motivation / 鈴木 雅之
『ハケンの品格』は、2007年に放送されるやいなや大反響を巻き起こしたドラマです。今回、13年ぶりに続編が発表されました。主題歌に抜擢されたのは、鈴木 雅之の「Motivation」です。鈴木 雅之は「ラッツ&スター」で活躍した日本の一流ヴォーカリスト。持ち前のソウルフルな歌声が響く、大人っぽいポップソングに仕上がっています。この曲を聴きながら会社に向かったり仕事に励んだりすると、モチベーションがUPするかもしれません。
https://s.awa.fm/track/b8e5e9874bd7b8844567/
きらきらにひかる / いきものがかり
良質なメロディセンスで美しいポップソングを届けてくれるバンドと言えば、いきものがかりです。「きらきらにひかる」はストリングスがドラマチックな雰囲気を盛り上げる、シリアスなミディアムテンポの曲。この曲は、テレビ朝日『未解決の女 警視庁文書捜査官』シーズン2の主題歌として使われました。『未解決の女 警視庁文書捜査官』は、続きが気になるような二転三転するストーリーが話題になりましたよね。ぜひドラマの内容を思い出しながら聴いてみてください。
https://s.awa.fm/track/02fd6ff4a77afc116666/
YES AND NO / DREAMS COME TRUE
毎週木曜日の夜10時からフジテレビで放送されていたのが、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』です。医療ジャンルとしては珍しい「薬剤師」が主人公のドラマとして、大きな話題を集めました。主題歌を担当したのは、日本のポップスシーンの大御所DREAMS COME TRUEです。『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」』では、物語の「その後」がこの曲とともにエンディングで流れました。この曲を聴くと、そういった感動的なシーンが目に浮かびます。
https://s.awa.fm/track/905a90014d63524c2539/
BE ALL RIGHT / Toshl
美しいハイトーンボイスを武器に、X JAPANやソロ活動などさまざまなジャンルで活躍するヴォーカリストToshl。この曲では、Toshlの伸びやかな歌声と豊かな表現力を楽しめます。こちらは読売テレビで放送された『ギルティ ~この恋は罪ですか?~』の主題歌でした。『ギルティ ~この恋は罪ですか?~』は、「ドロドロ」と「キュンキュン」がミックスされた新感覚のドラマ。人間関係が複雑でドロドロなのにキュンとしてしまう、という不思議な気持ちに陥った方も多いでしょう。
https://s.awa.fm/track/43b805d50799d17cd040/
2020年春ドラマの主題歌【金・土・日曜】
感電 / 米津玄師
ネットの「歌い手」から、日本を代表するアーティストにまで上り詰めた米津玄師。米津玄師の魅力と言えば、R&Bの要素を取り入れた洋楽的なビートに、馴染みやすい美しいメロディです。「感電」は米津玄師の真骨頂とも言える曲で、最初から最後まで程よい緊張感が張り巡らされています。こちらは星野源と綾野剛がW主演したドラマ、『MIU404』の主題歌でした。完成度の高い楽曲にふさわしい、非常によく練られたストーリーと二人の怪演が目に留まるドラマでしたね。
https://s.awa.fm/track/b20aee9199b90f335652/
P.S. I love you / 宮本浩次
宮本浩次は日本のロックバンド、エレファントカシマシのフロントマン。キーが高くても野太く安定した声が出る歌唱力、身振り手振りを大きく使ったパフォーマンスは、日本の音楽シーンでも異彩を放っています。「P.S. I love you」は、宮本浩次のパワフルなヴォーカルが聴く人に勇気を与えるロックバラードです。NHKの医療ドラマ『ディア・ペイシェント』」は、この曲を主題歌に起用。人間が持つ生きる強さと、誰かを思う気持ちの大切さがひしひしと伝わる曲です。
https://s.awa.fm/track/98749f4f7731c5805b51/
Bye by me / Vaundy
「安達祐実が安達祐実役を演じる」という斬新な設定のドラマ、『捨ててよ、安達さん。』。安達祐実のリアルとフィクションが入り交じる、前衛的なストーリーが話題になりました。主題歌を手掛けたのは、若干20歳の現役大学生シンガー・ソングライターVaundy。「Bye by me」を聴くと、大学生とは思えない曲の完成度に思わず舌を巻いてしまいます。カントリー調のこの曲は、のんびりした休日に聴く音楽としておすすめです。
https://s.awa.fm/track/22989decca8601d85405/
Time / 宇多田ヒカル
日曜夜10時半から日テレで放送されていたドラマ、『美食探偵 明智五郎』。「美食」と「探偵」という一見すれば交わらない2つのテーマが組み合わさったこのタイトルに、興味を抱いた方も多かったでしょう。日本の歌姫である宇多田ヒカルは、「Time」でこちらの主題歌を担当。「Time」は宇多田ヒカルの持ち味が十分に発揮された、シンプルでメロディアスなR&Bです。「好きだけど一緒になれなかった人」に語りかけるようなこの曲に、思わず共感してしまう方も少なくないはずです。
https://s.awa.fm/track/b5b8497e87bbf780a916/
公私混同 / ゆず
日本のフォークデュオとして確固たる地位を築いたアーティスト、ゆず。近年ではフォークにとどまらず、壮大なバラードやロック、アニメソングまで幅広いジャンルを歌っています。「公私混同」は、アイドルソングのようにコミカルで明るい雰囲気の一曲。元気が湧いてくるポジティブな曲なので、落ち込んでいるときや辛いことがあったときに聴くのがおすすめです。こちらは、ムロツヨシと新垣結衣が夫婦役を演じて人気を博した『親バカ青春白書』の主題歌として起用されました。