歌が上手いボーカリストの曲は、いつでも安心して聴けるものです。将来有望な若手アーティストの歌唱力に驚かされる経験も、音楽好きとして醍醐味を感じる瞬間かもしれませんね。そこで今回は、AWAで聴ける曲のなかから「歌の上手い男性ボーカル」の楽曲を集めました。美声を誇るアーティストもいれば、誰にも真似できない唯一無二の歌唱法を確立しているボーカリストも。
歌唱力抜群の男性ボーカル・グループ編9選
Winter,again / GLAY
GLAYのボーカリスト・TERUはちょっとハスキーな声質が魅力ですね。高音の裏声もなんとも色っぽく、カラオケで真似しようとして四苦八苦した経験をもつ男子も多そうです。そんなTERUのうっとりするような声を存分に楽しめる、GLAYの代表曲の1つである珠玉のバラードをご堪能下さい!
https://s.awa.fm/track/1c18de78a5ca73383377/
完全感覚Dreamer / ONE OK ROCK
ワンオクのボーカルTakaは、声の伸びに加えて、日本語詞も英語詞も完璧な発音で歌ってくれる聴きやすさが特徴と言われています。今回はあえてワンオク初期のヒットチューンになりますが、初めて聴いたときに「若いのに歌がうまい!」と思わされた人はきっと多いはずです。
https://s.awa.fm/track/3ab20e8fa199d0262085/
U.S.A. / DA PUMP
抜群の声量と癖のない発音で、デビュー当時から安定した歌声を聴かせてくれていたDA PUMPのメインボーカル・ISSA。彼がすごいのは、アグレッシブなダンスパフォーマンスと同時にまったく乱れないボーカルを歌いこなせるところです。生歌でCDを再現できるような歌が歌えるアーティストは、日本中を見回しても数少ないのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/18867f3b6132ff5b5364/
SHOT IN THE DARK / VOWWOW
この曲でボーカルを務めている人見元基は、日本のハードロック界を代表するボーカルマスターと呼ぶべき存在。30年以上前の楽曲ですが、当時は「日本人でこれだけハードにヘヴィメタルを歌いこなせるボーカリストがいたのか」とロックファンたちが騒然としました。声よし、声量よし、表現力抜群と、3拍子揃った文句なしのロックボーカルを聴かせてくれる歌い手さんですね。
https://s.awa.fm/track/c41d7535a320ff747736/
FOREVER LOVE / X JAPAN
X JAPANのボーカルTOSHIといえば、うっとりするようなハイトーンボイスが特徴。アグレッシブな曲も壮大なバラードも、エネルギッシュに歌いこなしてくれる頼もしいボーカリストですね。その美声が存分に担当できるといえば、やっぱりこの曲。「自分もこれだけ声を出せれば、きっと気分が良いだろうな~」と思いながら聴いた経験がある人も多いでしょう。
https://s.awa.fm/track/8f7a3a1aa6fef06ce572/
永遠のパスポート 2014 / TM NETWORK
TM NETWORKのボーカル・宇都宮隆の歌が上手いことは、きっと多くの方がご存じなはず。でも驚いてしまうのは、この曲がなんと比較的最近の2014年発表であるところ。彼の歌声を久々に聴くという方も「ぜんぜん変わってないじゃん!」と、びっくりするかもしれません。少し切なく優しいメロディーを、甘い声で語り掛けるように歌ってくれています。
https://s.awa.fm/track/7f1bb2ac0007d5f7de96/
君をさがしてた~The Wedding Song~ / CHEMISTRY
歌唱力の高さを疑いようのない、スーパーボーカリスト2人から成るデュオ・CHEMISTRY。ネットで検索するとき「どっちが上手い」などとキーワードがヒットしますが、それを考えてしまうのは野暮かもしれませんね。明らかに1人ずつ歌っても上手いと思われる2人ですが、デュオにこだわるところにもカッコよさを感じます。
https://s.awa.fm/track/94884eadc07cc4c9ee19/
出逢い / 安全地帯
安全地帯のボーカル・玉置浩二といえば、日本を代表するボーカリストの一人。「自分で歌を作って歌う」ことにこだわる姿勢には、伝統工芸の職人のような潔さを感じます。この曲は、冒頭からラストまで声量を抑えながら歌うことが求められるとても難しいナンバー。感情をできるだけ出さずに、これだけ泣ける歌が歌えることに凄さすら感じる1曲です。
https://s.awa.fm/track/704f22d74bdc023c4450/
Only the love survive ~PK mix~ / access
ソロで舞台やミュージカルなどでも活躍している、accessのボーカル・貴水博之も歌唱力抜群。どんな歌でも歌える「万能ボーカリスト」と、呼ぶべき存在ですね。最近はバラエティ番組でその独特なキャラクターが受け、幅広い層に人気ですが、彼の魅力はなんといっても歌でしょう。テレビでのおもしろさで彼を知った方も、ぜひ歌のすごさを体験してみてくださいね。
https://s.awa.fm/track/36a74a0f25c32dd90874/
歌唱力抜群の男性ボーカル・ソロアーティスト編8選
シェリー / 尾崎 豊
尾崎豊は声質が魅力的なだけでなく、「自分の言葉を自分で歌う」ことに卓越していたボーカリストといえそうです。日本語1つひとつの表現をとても大切にしながら、誰の心にも響くようにわかりやすく歌えたことも、きっと多くの人の支持を得られたことの理由の1つでしょう。
https://s.awa.fm/track/18827a3b6132f75b5364/
壊れかけのRadio / 德永英明
男性アーティストには数少ない、ハスキーではかなげな歌声が特徴の徳永英明。カヴァー曲で女性の歌を難なく歌いこなせるのは、その声質もあってのことでしょう。表現力や声量などに加え、持って生まれた声の特徴を生かして活躍しているボーカリストといえますね。
https://s.awa.fm/track/02f867f9a57bf8116666
アリよさらば / 矢沢永吉
矢沢永吉も、自らの声質を存分に活かした唯一無二の歌を歌えるボーカリストですね。よく通る美声を持って生まれてこなければ歌い手として大成できないと思っている方がもしいたら、彼の曲を聴くと前向きな気持ちになれるかもしれません。抑えるパートとシャウトするパートのメリハリを効かせ、心に訴えかける歌を聴かせてくれます。
https://s.awa.fm/track/95fd4f20ee13e138ed09/
蜃気楼 / 西城秀樹
2018年に惜しまれてこの世を去った西城秀樹も、邦楽男性ボーカルを語る上でははずせない名ボーカリストでした。この曲で驚きなのが、彼が2度の病を経てリハビリから復帰したタイミングでの歌声であること。曲のなかにも「もう一度だけなら立てる」というフレーズがあるように、あきらめず歌に情熱を捧げた西城秀樹のモチベーションの高さが感じられます。
https://s.awa.fm/track/22c8ce9f6413dae69595/
キミ、メグル、ボク / 秦 基博
バラードに定評のある秦基博ですが、敢えて今回はアップテンポでワクワクする曲調のこの曲をご紹介です。目まぐるしく上下する音程をまったく不安なく歌いこなしつつ、ハイトーンの美声も健在。恋のときめきを、ここまでみずみずしく歌で表現できる男性ボーカリストは、なかなかいないなとしみじみ実感させられます。
https://s.awa.fm/track/31adc525cf23608caa11/
プライマル / ORIGINAL LOVE
ドラマ『オンリー・ユー〜愛されて〜』の主題歌としても有名なこのナンバー。ORIGINAL LOVEこと田島貴男は、よく通る太い声が魅力的な唯一無二のボーカリスト。そんな低くも甘い歌声で、この曲のイノセントな世界観を存分に表現してくれています。
https://s.awa.fm/track/cc34a81afa9440a98c12/
エイリアンズ / 鈴木 雅之
キリンジの名曲を、誰もが認める歌唱力を持つ鈴木雅之がカヴァー。『エイリアンズ』は多くの実力派アーティストにカヴァーされていますが、鈴木雅之バージョンも「スゴイ」のひと言。特徴的な音程の上下や言葉の使い方などをしっかり押さえながら、見事に「鈴木雅之の曲」になっています。原曲を知っている方こそ、まさにプロの歌い手の最高峰を堪能できる1曲。
https://s.awa.fm/track/0d42ec946ea203691d13/
サライ / 谷村新司
『サライ』は、谷村新司の曲の世界観の集大成とも言えそうな1曲。決して難しいメロディーではないのですが、それでも自分の言葉を自分にしかできない表現力で、とても丁寧に歌いあげています。谷村新司の曲が多くの人に愛される理由は曲の易しさだけではなく、一貫して言葉やメロディーをとても大切にしながら歌っているところにもあるのでしょう。