「なんだか今日は泣きたい気分…」のときはありませんか。今回は【感動する洋楽】聴くと泣けてくる名曲を、PV編・メロディ編・歌詞編に分けてご紹介。感動で心が震える楽曲を厳選しました。勉強や仕事に追われて疲れているときや、気分が落ち込んだときなどにおすすめです。ぜひ聴いてみてくださいね。
感動する洋楽|PV編
Someday / Nickelback
ボーカルの切ない歌声とPVのすれ違う男女の恋愛模様がマッチする一曲。泣きながら感情的になって部屋を飛び出す彼女を必死で追いかける彼の様子に、切なさを感じます。そしてラストでは衝撃の結末が。実は、彼は事故ですでに亡くなっていて、亡霊となって彼女の近くにいたのです。PVを見返してみると、こぼれたミルクの上を歩いても足跡が残らなかったり、車のバックミラーに彼の姿が映らなかったりする場面が。その意味がわかると、胸が苦しくなるとともに、亡くなっても彼女を想い続ける彼の様子に感動します。
https://s.awa.fm/track/462f65fab2e04894a580/
Aftermath / Muse
こちらの曲は、パラパラ漫画家として活動するお笑い芸人・鉄拳とのコラボレーションPVが話題に。戦争後が舞台で、家族と離れ離れになった若き軍人についての物語が描かれています。白黒のイラストは、心の虚しさや戦争の無意味さを訴えているように感じます。涙なしには観ることのできない、胸を打つストーリー展開に注目です。
https://s.awa.fm/track/17c37c5c5d7020fb0620/
Paradise / Coldplay
1997年にロンドンで結成して以来、ヒットアルバムを記録し続けているColdplay。この「Paradise」のPVは動物園から逃げ出した象が、苦労を重ねながら仲間に会いに行く物語です。手の届かない希望を胸に生きようとするその姿、そして「楽園(Paradise)」の様子が切なくも優しい歌詞と映像に表現されています。
https://s.awa.fm/track/950b728e902aee540379/
Because of You / KELLY CLARKSON
アメリカのオーディション番組『アメリカン・アイドル』初代グランプリで、2013年にはグラミー賞も受賞した歌姫、ケリー・クラークソン。このPVでは、家族がばらばらになる苦しみを思い出す彼女の物語が描かれています。語りかけるように始まった歌が徐々に切迫していく様子に、思わず目頭が熱くなる1曲です。
https://s.awa.fm/track/cc34aa19fd9f44a98c12/
Closer To The Edge / 30 Seconds To Mars
カリフォルニア・ロサンゼルスを中心に活動するロックバンド、30 Seconds To Mars。3rdアルバムに収録されたこの曲は、東日本大震災後の日本に向けてメッセージを込めたPVも制作されました。彼らの音楽に熱狂するファンの姿と、「くじけそうになったらNOって、君たちを悲しくさせるすべてのものに『NO』って言うんだ」といった人々の感動的なメッセージに力をもらえます。
https://s.awa.fm/track/9d138fa4e18fb86d3499/
感動する洋楽|メロディ編
(Everything I Do) I Do It For You / Bryan Adams
ブライアン・アダムスは40年以上に渡る活動の中で6,500万枚を売り上げ、世界で高い評価を受けているシンガーソングライター。この曲は、愛する人のためなら自分の全てを捧げるという深い愛情と強いメッセージが込められたバラードです。メロディと歌声からは壮大な雰囲気が感じられ、感動が沸き起こる一曲。「Take me as I am, take my life I would give it all, I would sacrifice」のフレーズには、君のためなら死んでもかまわないという思いが込められ、曲の中でもとくに情熱的に歌われています。プロポーズのような歌詞と感動的なメロディは、結婚式などで流れると涙を誘いそう。
https://s.awa.fm/track/96b3cd6d6ce56a4f3644/
Shape of My Heart / BACKSTREET BOYS
1995年のデビュー以来、通算CDセールスは1億4千万枚を数えるBACKSTREET BOYS。この曲は2000年に大ヒットし、翌年リリースされた初のベストアルバムにも収録されています。サビの「Now let me show you the shape of my heart」では、パートナーへの振る舞いを省みた男性が「今の心を見てほしい」と訴えかける切々としたメロディになっています。後悔を抱きながらも、関係を諦めない彼の決意が込められたこの作品。登場する女性の表情が少しずつ変化していく様子も魅力的です。
https://s.awa.fm/track/7d59a98c93105d90c641/
Didn’t We Almost Have It All / Whitney Houston
トータル・セールスが1億7千万枚を売り上げたスーパースター、ホイットニー・ヒューストン。こちらは切ない恋愛がテーマの楽曲です。最愛の人との幸せな日々が終わってしまう切なさと未練が歌われています。胸が苦しくなる歌詞と、心に響くメロディが特徴。「Loving you makes life worth living(あなたを愛することが生きる意味だった)」のように、彼が自分の人生の全てだったと切なく歌われているフレーズが、胸を締めつけます。最愛の人と一緒にいることを当たり前に思わず、日々些細なことに感謝して幸せを噛み締めたいと思わせてくれる1曲ですよ。
https://s.awa.fm/track/52da992cfc0303604c34/
My Heart Will Go On (Love Theme from “Titanic”) / Celine Dion
全世界累計アルバム・セールス2億5千万枚、グラミー賞5冠、アカデミー賞2冠を誇り、最も成功している世界的アーティストの1人、セリーヌ・ディオン。この「My Heart Will Go On」は約18.4億ドルの世界興業収入を記録した映画『タイタニック』の主題歌としても名を馳せている名曲です。豪華客船タイタニック号に起きた悲劇、そして愛し合う2人の互いを想う気持ちが表れている壮大なメロディ。「Near far wherever you are (近くても 遠くでも あなたがどこにいても)」「I believe that the heart does go on(その心は生き続けると信じているわ)」の歌詞は、セリーヌの美しく力強い歌声によって心震わせられる印象的なフレーズとなっています。感情を開放して、大海原を思い浮かべながら聴きたい1曲です。
https://s.awa.fm/track/462e61fdbde34c94a580/
Time After Time / Cyndi Lauper
ニューヨーク生まれの歌手、シンディ・ローパー。ポップスからバラードまで多様な曲を歌いこなす80年代のエンターテイナーとして人気を博しています。デビュー作から4曲連続でトップ5入りした女性ソロアーティストは彼女が初でした。そのうちの1曲「Time After Time」は、恋人から距離を置こうとする女性の寂しさと切なさが描かれています。「If you’re lost you can look and you will find me(迷っても見えるはずよ あなたは私を見つけるわ)」のメロディは男声も重なり、一層ドラマチックなフレーズです。感動がしんと心に残り、忘れがたい1曲です。
https://s.awa.fm/track/09d09ff32e14d7d07b76/
感動する洋楽|歌詞編
All of Me / John Legend
アカデミー賞・グラミー賞などアメリカの4大エンターテイメント賞すべてを最年少で達成したシンガーソングライターのジョン・レジェンド。彼にとって初の全米1位シングルとなった「All of Me」は、愛する女性へその気持ちを捧げる、非常にロマンティックな1曲です。「Love your curves and all your edges(丸みを帯びた君も 尖った君も)」「All your perfect imperfections(完璧な君から 不完全な君まで愛してる)」というフレーズには、2人の日常を思わせる奥行きが出ています。「You」と「I」「Me」を往き来する歌詞に、自身の恋愛を重ねて聴いてしまうのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/948b4fa0cf71cfc9ee19/
7 Years / Lukas Graham
Lukas Graham(ルーカス・グラハム)は2011年に結成されたデンマーク出身4人組のソウルポップバンド。ストリーミング配信の世界最大手Spotify発のヒット成功例としても知られています。2015年リリースの「7 Years」の魅力はその歌詞。Warnar Music Japanから公開された日本版MVでは、どこか懐かしいテイストのアニメーションとともに日本語字幕も見られます。耳に残る印象的な「Once I was seven years old(僕はまだ7歳だった)」だけでなく、これまで歩んだ道とこれから経験するであろう道を想う言葉が、じんわりと心に響く作品です。
https://s.awa.fm/track/905c97014c60594c2539/
Walk / Foo Fighters
元ニルヴァーナのドラマー、デイヴ・グロールが中心となって活動するアメリカのロックバンド、Foo Fighters。「Walk」は迷いながらも再生し、生きていく人間の強さが表れた曲です。「Can’t you see I’ve waited long enough(充分待ったと君はわかってくれるだろう)」「I never wanna die(俺は死にたくない)」といった歌詞から、亡き友へ捧ぐ歌だと読むこともできます。疾走感のある音楽と感動的な歌詞に、諦めず進んでいく力をもらえそうです。
https://s.awa.fm/track/948c48a0cf71c5c9ee19/
A Thousand Miles / Vanessa Carlton
2002年にデビューアルバム『ビー・ノット・ノーバディ』をリリースしたヴァネッサ・カールトンは、音楽を愛する両親のもと、ピアノやバレエとともに育ちました。この「A Thousand Miles」では「If I could fall in to the sky(もし私が空に落ちてしまったら)」の歌詞が印象的。前後のフレーズもあわせて、孤独を感じながら大切な人を想う、すがるような気持ちがよく表れています。夜の静かな時間に聴きたい1曲です。
https://s.awa.fm/track/366de71bc8c825131547/
Stronger (What Doesn’t Kill You) / KELLY CLARKSON
「PV編」でもご紹介したケリー・クラークソン。こちらはタイトルの通り「あなたとの別れのおかげで私は強くなった」と歌う、生きるエネルギーに満ちあふれた作品です。「What doesn’t kill you makes stronger(試練は人を強くする)」は何度歌われても輝きを失わないフレーズ。強い悔しさを感じるときの頼もしい友人になってくれるのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/948b47a1c570ccc9ee19/
Beautiful / Christina Aguilera
日本も含め、幼少期から世界各国で暮らしたクリスティーナ・アギレラは1999年にデビュー。セカンドアルバムに収録された「beautiful」は、「自分らしくあること」を世に問う彼女のメッセージが詰まった曲となりました。「I am beautiful no matter what they say(何と言われようと私は美しい)」「Yes words can’t bring me down(そう、言葉で落ち込ませることはできないわ)」のフレーズは、悲しみを感じてもまた自分らしくやっていくという決意にも思えます。そっと背中を押してくれる名曲です。