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【童心を思い出す】秋をテーマとした童謡・民謡・唱歌ソング

童謡・民謡・唱歌をご存知ですか。聴くと童心を思い出します。どれも童謡じゃないのと思われる方や、区別がつかないという方もいるでしょう。童謡・民謡・唱歌は、それぞれに特徴をもっています。今回は、秋をテーマとした童謡や民謡、唱歌をそれぞれ紹介していきます。懐かしいと興味のある方や全く知らないという方も、この機会におすすめをチェックしてみましょう。

秋に聴きたい童謡

まっかな秋 / はいだしょうこ

「まっかな秋」は、人気がある秋の童謡のひとつ。まっかだな、まっかだなの繰り返しで始まるこの曲は、昔学校で歌ったことがあり懐かしいと思う方もいるでしょう。この歌の作詞は薩摩忠、作曲はNHK全国学校音楽コンクールの課題曲を作ってきた小林秀雄です。NHKの『みんなのうた』でも放送され、2人でハモる箇所もあります。とにかく曲の中ではまっかが満載。君と僕の2人で、仲良くいろいろなまっかを見つけて楽しんでいる様子描かれ、秋を感じられる曲です。


https://s.awa.fm/track/8bddad60098838d4dc23/

赤とんぼ / EXILE ATSUSHI

どの世代にも親しまれている、童謡の代表曲ともいえるでしょう。作詞は三木露風、作曲は山田耕筰という著名人の作った作品です。1921年に先に三木露風が詞を執筆し、1027年に山田耕筰が曲を作ったといわれています。この曲は、映画『ここに泉あり』、劇中歌として『夕やけ小やけの赤とんぼ』に使われたことがありました。多くのアーティストがカバーしており、日本人にとても親しまれているおすすめの童謡です。


https://s.awa.fm/track/f7ef20337ff6c427e057/

ちいさい秋みつけた / 由紀さおり/安田祥子

秋の童謡の中でも、合唱曲として使われることが多い「ちいさい秋みつけた」ですが、NHKの『秋の祭典』という番組のために作られた曲です。作詞はサトウハチロー、作曲は中田喜直という音楽界の有名なタッグ。だれかさんが見つけたたくさんのちいさい秋がでてくるのですが、童謡にしてはちょっと寂しげな秋らしい曲調です。


https://s.awa.fm/track/32741248806b81d26748/

どんぐりころころ / Various Artists

なんと大正時代に作られたという、童謡の中でも古い曲。そんなに古い曲とは思えないほど、わかりやすいストーリーになっています。最初に境学校で音楽の教科書で使われたのは、1947年でした。可愛らしい内容で、覚えやすいおすすめの童謡です。


https://s.awa.fm/track/fec720876928caaea928/

まつぼっくり / 大和田りつこ

子どもに人気のある「まつぼっくり」をテーマにした童謡です。お猿が拾って食べたとさ、という歌詞から、まつぼっくりって食べられるの?と不思議なイメージがあるかもしれません。実は、まつぼっくりの中には食べられる実があるのだそうです。


https://s.awa.fm/track/9be91f27a9d38b3e8382/

秋に聴きたい民謡

炭坑節 / 金沢 明子

「炭坑節(たんこうぶし)」は、福岡県に伝わっている民謡で、夏祭りや盆踊りの歌としてもおなじみです。「月が出た出た、月が出た」というフレーズを聴くと、あの歌かとうなずく人も多いでしょう。炭坑節の発祥地は、福岡県田川市にある石炭記念公園内にあります。ところが、その後に、芸者歌手が歌った替え歌がヒット。舞台が田川市から大牟田市の三井三池炭鉱に変更され、戦後はこの三池炭坑の歌詞で歌われることが多くなりました。


https://s.awa.fm/track/77809fdbe691b7030087/

南部牛追い唄 / 岸 千恵子

南部牛追い唄は、岩手県に伝わる民謡です。牛の背中に米や炭などの荷物を積んで運ぶ人たちが、馬と一緒に歩きながら歌った曲だといわれています。しっとりとした味わいのある民謡で、イントロも渋く深い雰囲気を感じます。牛に荷物を積んで山越えをしたのでしょうか。人里離れた山道を何日も野宿をしながら旅をする牛方たちによって歌われる「牛方節」、北上山地の平原に放牧されている牛を守りながら歌う「牛追い唄」もあります。色々な方が、この「南部牛追い唄」を唄っており、地元にとって大切な唄なのだと感じます。聴いたことのない方でもわかりやすく聴ける民謡ではないでしょうか。


https://s.awa.fm/track/60dc8c781ee539f51229/

コキリコ節 / 民謡研究会

「コキリコ節」は、富山県の五箇山と、上梨地方の民謡です。秋に行われる田植えや稲刈りの間に楽しむ、田楽や田踊りとして発展してきました。「マドのサンサはデデレコデン、ハレのサンサもデデレコデン」という節が有名です。「越中おわら節」「麦屋節」と並んで富山県の三大民謡だといわれています。こきりこ祭りでは、女性の奉納舞「しで踊り」や、男性がカラス帽子をかぶり「ささら」を持って踊る「ささら踊り」に歌が添えられます。


https://s.awa.fm/track/1b941c9e1e16bece8073/

相馬盆唄 / 美空ひばり

「ヨーイカナ」の合いの手で始まる、福島県相馬地方に伝わる民謡である「相馬盆唄」。田の神に米の豊作を感謝する「豊年踊り」で歌われていました。歌詞の冒頭には「今年ゃ豊年だよ。穂に穂が咲いてよ。未知の小草にも米がなるよ」とあります。


https://s.awa.fm/track/9871974b7738ca805b51/

花笠音頭 / 郷土民謡大社中

民謡の中でもよく知られているのが「花笠音頭」。「めでためでたの」で始まるフレーズが有名で、東北地方の花笠まつりで歌われる日本の民謡です。昭和初期に民謡化されており、「ハイヤーマカショ」の合いの手もおなじみでしょう。始まりは、大正中期に尾花沢で土木作業時の調子に合わせて歌われたことだそう。花笠まつりは、山形市・天童市・鶴岡市・上山市などで、8月ごろ行われています。


https://s.awa.fm/track/b5be4d768ab9f680a916/

秋に聴きたい唱歌

もみじ / はいだしょうこ

秋には欠かせない唱歌といえば「もみじ」でしょう。秋のもみじは紅葉として、紅葉見物は秋のお出かけ先として定番ですが、その秋の紅葉の様子を細かく表現しています。色の濃い薄い葉、松のそばには楓と蔦があり山のふもとを彩る。紅葉は昔も今も変わらないのかもしれません。この唱歌は、明治44年に発表されました。昔から受け継がれた大切な唱歌で、昭和20年代から小学校の音楽の教科書に掲載されてきました。その後もずっと歌い継がれて、平成19年には文化庁と日本PTA全国協議会によって『本の唄百選』に選ばれました。


https://s.awa.fm/track/77809fdae99db1030087/

虫の声 / 森の木児童合唱団

秋といえば、秋の虫たち。マツムシ、鈴虫、キリギリス、くつわ虫などの鳴き声を表現した唱歌です。この虫ってどんな鳴き声だったかな。そんなときにはこの歌を思い出すのではないでしょうか。秋は特に虫が多くいるイメージがあります。きっとこの唄を聴いたから、そんなイメージがあるのかもしれません。


https://s.awa.fm/track/17c0795d5b792dfb0620/

村祭 / うたうまい

「村の鎮守の神様の今日はめでたいお祭り日」から始まる曲は、最初からお祭りムードが全開。和太鼓の響きが祭りらしさを感じさせます。豊年満作でいうことなし、村が総出で喜んでいる様子を想像させます。たくさんお米が取れれば、朝から晩まで賑わいますよね。地方では、風土にあわせて祭りが行われていますが、そんな雰囲気を表現している楽曲です。


https://s.awa.fm/track/b20def949cbd0e335652/

野菊 / ダ・カーポ

1942年に発表された、文部省の唱歌です。山から吹いてくる冷たい風にも負けない野菊。すがすがしいさわやかなメロディとともに、野菊の様子を唄っています。ときには、秋のトンボを軽く休ませたりする優しい野菊。霜が降りても負けすに咲く野菊。「薄紫よ」という歌詞があるので、その野菊を見て歌っているのを連想させます。菊といえば、白や黄色を思うのが一般的でしょう。あまり薄紫の野菊は見かけませんね。調べるとノコンギクという菊があるようです。


https://s.awa.fm/track/31adcc2acf29678caa11/

月 / キッズソング ドリーム

秋の夜長の月。「出た出た月が」から始まる「月」は、夜に見える月を表現した曲です。炭坑節の「月が出た出た」と似ていますが、民謡と唱歌ではメロディも雰囲気も違いますね。この唄では、満月をまん丸のお盆のように例えて歌っています。月が出ているということは、雨は降っていないのでしょうか。天気のいい夜空に大きな満月が出たので、出たよと言って喜んでいる様子が伺えます。秋の夜は涼しく、寂しさもありますが、家族で眺めて笑っているような、そんな楽しい夜を過ごしているのが目に浮かぶようです。


https://s.awa.fm/track/a7bf53b4ff4603e0f681/

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