暖かさを感じるようになると「そろそろ桜の時期かな……」と思ってしまうのは日本人の常。それと同時に、桜にちなんだ曲を聴きたくなってくる人も、少なくないでしょう。そこで今回はAWAで聴ける曲のなかから「定番曲&レア曲の桜ソング」を取りあげてみました。テレビや街でよく聴く桜ソングもあれば、「こんな珍しい桜ソングがあったのか!」と思ってしまうレア曲も一挙にコレクションしましたよ。
定番&レア曲満載の桜(さくら)ソング特集・男性ボーカル編9選
桜の木の下には / おいしくるメロンパン
ちょっと珍しい、メロコア調の桜ソングです。文学的でミステリアスな歌詞の世界に思わず引き込まれてしまう、少し不思議なムードの1曲ですね。しかも、この曲がなんとバンド結成後初めて制作した楽曲であることを、ライブのMCでメンバーが明かしています。まだまだ今後が期待されるバンドですから、さらなる名曲の誕生が楽しみになってきますね。
https://s.awa.fm/track/653db1ae26d21f855f30/
SAKURA −ハルヲウタワネバダ− / 矢島美容室
とんねるずとDJ OZMAによる企画モノ3人組ユニット・矢島美容室。彼らにも春ソング・桜ソングがあったなんて、それだけで驚きですね。しかも意外に? 卓越したポップセンスの持ち主であるDJ OZMAの楽曲も、聴き込むとだんだん良さを感じてきます。矢島美容室が活躍していたバラエティー番組は終了してしまいましたが、また3人のコミカルな姿を見たいなぁと思ってしまいますね。
https://s.awa.fm/track/6918b5fa3324afb8d626/
桜の季節 / フジファブリック
遠くへ行ってしまう好きな人への気持ちを、淡々と歌っている1曲。曲調は平坦ですが、歌詞には前向きなのか投げやりなのかちょっとわかりにくいメッセージが綴られ、一筋縄ではいかない感情の起伏が読み取れます。今はなきフロントマン志村正彦が残した楽曲のなかでも、とくに独特な文学性や難解さが際立つ1曲かもしれませんね。
https://s.awa.fm/track/a4bd9bba18bb09916a01/
桜咲く頃 / サスケ
埼玉出身のフォークデュオ、サスケの代表曲の1つ。2009年にいったん解散してしまいましたが、5年後に再結成を果たし今でも活発にライブ活動などを行っています。サスケの曲といえば切ない歌詞というイメージがありますが、この曲もやはり桜をテーマにした失恋ソング。10代の頃の淡~い恋とその終わりを思い出してしまうような、甘酸っぱいムードが漂う1曲ですね。
https://s.awa.fm/track/c41e7734a126f2747736/
さくら / グループ魂
桜ソングといっても、曲に描かれるのはちょっといかがわしい「ニセのお客」という意味の「サクラ」…… という、洒落の効いたコミックソングです。「さくら」という名前のサクラの女の子にだまされるという二重三重のトリックが仕組まれた歌詞は、メンバーで脚本家でもある宮藤官九郎のセンスに脱帽。
https://s.awa.fm/track/bc14917c19f6474ce886/
さくら / さだまさし
子どものころに1度は歌った童謡の『さくら』を、さだまさしが歌っているレアトラック。日本の桜ソングの原点は、やはりこの歌かもしれませんね。さまざまなシチュエーションを描いた桜ソングがあふれている中、桜の花の美しさだけをストレートに歌った歌詞は逆に新鮮。「やはり桜の木の下で聴くにはこの曲かな……」と、日本人の心を再認識させてくれそうです。
https://s.awa.fm/track/36a34e0c26c22bd90874/
さくら / ベリーグッドマン
大阪の3人組レゲエユニット・ベリーグッドマンの明るいけれどちょっと哀愁漂う卒業&桜ソング。昔の卒業式を懐かしんで聴くというよりは、今まさに卒業を控えた学生のみなさんが大きく共感できそうな歌詞がポイントですね。曲を聴き進めると「学校生活の日常あるある」が次々と思い浮かんで、悲しい歌詞ではないのにうっかり涙ぐんでしまいそうです。
https://s.awa.fm/track/59c8cc66bfdee2781455/
SAKURA / The Birthday
チバユウスケ率いるThe Birthdayにも、とびきりクールな桜ソングがありました。確かに、The Birthdayが桜ソングを歌うなんて意外ですが、チバユウスケ自身も「まさか桜の曲を作るとは思わなかった」とインタビューで語っています。桜の木の寿命の長さを時代の移り変わりに例え、たとえ人生が終わっても桜は咲き続けるという内容の、ちょっと深い歌詞もカッコいい1曲です。
https://s.awa.fm/track/2a4c6383ab45669b2922/
桜 / 清水 翔太
声が美しい男性ボーカリストといえば、清水翔太の名を挙げる人は多いでしょう。そのキラキラしたハイトーンボイスで歌う、バラードの名曲であり心に残る桜ソングでもある1曲です。桜は毎年咲く花なので、桜の季節の出来事は毎年思い出してしまうもの。桜の季節の恋は、たとえ失っても花が咲けば思い出がよみがえってしまう…… という、「桜ソング+泣きうた」の要素が詰まっているナンバー。
https://s.awa.fm/track/22cccb9c6112dde69595/
定番&レア曲満載の桜(さくら)ソング特集・女性ボーカル編5選
桜の木になろう / AKB48
AKB48流の桜ソングは、グループ屈指の名バラードです。学校生活に区切りを付ける歌詞は卒業式などでも使いやすく、春になるとあちこちで聴かれる1曲ですね。生徒たちをずっと見守ってきた校庭の桜の木の目線で書かれた歌詞がとても新鮮で、さすが秋元康! と思わず唸らされます。
https://s.awa.fm/track/bd71be6a84a39f823e31/
桜ひとひら / MISIA
ドラマ『永遠の0』の主題歌となった、MISIAの桜ソング。ドラマの世界観に忠実に書かれた歌詞は、グッとくる感動を誘ってくれます。桜をテーマにした曲のなかでも、ここまで壮大なスケールで人類愛や平和を歌っているものは少ないかもしれません。毎年桜が見られることのありがたみを実感しながら聴きたくなる1曲です。
https://s.awa.fm/track/cc34aa1ef29146a98c12/
桜雨 / JUJU
2010年リリースの、実力派ボーカリストJUJUによる桜ソングです。R&B調の桜ソングは、ちょっと珍しいかもしれませんね。桜の季節は新しい始まりを予感させているのに、失恋してしまった歌の主人公は新しい一歩を踏み出せない様子。それを、桜の木に静かに降る雨で表現しています。ドラマ仕立てのMVでも話題になった曲ですが、MVに主演した河北麻友子の初々しさにも注目。
https://s.awa.fm/track/c16cc481d66cd9d4f888/
桜の雨、いつか / 松たか子
メジャーなメロディーながら、全体的にせつない雰囲気が漂う桜ソング。松たか子が主演したドラマ『お見合い結婚』の主題歌にもなりました。作詞も松たか子自身によるものですが、「亡くなった祖母を思って書いた詞」であることが明かされています。大切な人との別れの実体験がモチーフになっているだけに、「泣ける曲」の定番としても有名な1曲です。
https://s.awa.fm/track/c641ba6e798e9516d265/
桜の声 / Moto
岩手出身のシンガーソングライター・Motoの2013年のデビューシングル。リリース当時は全国ネットのラジオ番組「オールナイトニッポンZERO」のパーソナリティーをMoto自身が務めており、この曲も大量オンエアされて話題となりヒットしました。透明感のある歌声が桜満開の景色にぴったりで、心が洗われるような美しい桜ソングになっています。