大切な人への感謝の気持ち、まっすぐに伝えられていますか？「『ありがとう』と思ってはいても、照れくさくてなかなか言えない…」そんな方もきっと多いですよね。でも感謝の気持ちは、自分の言葉で伝える以外にも伝えられる方法があるのです。今回は家族や友人、恋人など「ありがとう」を伝えたい相手に気持ちを伝えられそうな、おすすめの音楽をご紹介します。
女性アーティスト編・家族への感謝
あなたのぬくもりをおぼえてる/ 手嶌 葵
福岡出身の歌手、手嶌葵。彼女の歌声には全てをゆるしてくれるような、寛容な精神を感じます。「あなたのぬくもりをおぼえてる」は、いつも見守ってくれた家族について歌うおだやかな歌。その瞬間には気づかないけれど、ふとしたときに理解する人のあたたかさを、丁寧に歌い上げています。
https://s.awa.fm/track/e7b5203b7eb2c926c858/
うたの手紙~ありがとう~ / 羊毛とおはな
羊毛とおはなは、2004年に結成されたアコースティックデュオ。千葉はなの、丸みのある優しい歌声が家族、おそらく親への感謝をうたっています。「伝えよう『ありがとう』ずっと言えずにいたよね」「ありふれた言葉が 特別な言葉になるから」という素直な言葉に、自然と感謝を伝えたい人が思い浮かぶのではないでしょうか。2015年に千葉はなは病気で亡くなっているとのこと。彼女が遺してくれた大切なメッセージのひとつ、それが「感謝」かもしれません。
https://s.awa.fm/track/59cac167b9dbef781455/
ありがとうの輪 / 絢香
2年間の活動休止期間を経て、2011年からまた音楽活動を再開しているシンガーソングライター、絢香。「ありがとうの輪」は、2014年にCM出演もしたネスレ日本・キットカットのタイアップソングです。母や友人、父と自分とつながっている人々への「ありがとう」をつなげようとする楽曲といえるでしょう。心の距離が近いからこそ、照れくさくて言えないこともある。そんなときに聴きたい名曲です。
https://s.awa.fm/track/366de61dcfc621131547/
思い出は奇麗で / Aimer
2011年にメジャーデビューしたシンガーソングライター、Aimer。彼女の詩世界は抽象的な言葉が多く、それも魅力のひとつですが、この曲では父への想いをうたった素直な詩になっているようです。「誰より一番 大きな背中」「誰より一番優しい その手」と紡がれる言葉から、強くて優しいお父さんの姿が思い浮かびます。伝えられるときに感謝を伝えたくなる、あたたかくも切ない曲ですね。
https://s.awa.fm/track/f9c2e4e601b0b7b17556/
女性アーティスト編・友だちや恋人への感謝
ありがとう / いきものがかり
日本を代表する3人組ポップスグループ、いきものがかり。この「ありがとう」は2010年に放送されたNHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』の主題歌になりました。大切な人と長い年月をともにしていきたい気持ちが表れている、あたたかい光を感じる楽曲。ともに歩む仲間や恋人、パートナーにぜひ贈ってみてくださいね。
https://s.awa.fm/track/1c18dd78afce71383377/
Best Friend / Kiroro
沖縄で結成された同級生の2人組音楽ユニット、Kiroro。まるで2人自身のことを歌っているような、等身大の言葉がすっと心に響きます。「ずっと見守っているからって笑顔で いつものように抱きしめた」「あなたの笑顔に 何度助けられただろう」。思っていてもなかなか言えない気持ちを込めた歌詞が魅力的ですね。
https://s.awa.fm/track/cc34a818fb9043a98c12/
ありがとう / JUJU
2004年のデビュー以来、楽曲制作、全国ツアーなど精力的に活動しているアーティスト、JUJU。彼女が得意としているラブバラードのなかでも、まっすぐでおだやかな感謝を歌うのが「ありがとう」です。静かに愛を育む2人の日常を思わせる歌詞には、恋人への伝えきれない「ありがとう」が感じられます。大切なパートナーといっしょに聴きたい1曲ですね。
https://s.awa.fm/track/bc14917c19f24e4ce886/
サンキュー。 / 大原 櫻子
2013年、映画出演デビューとCDデビューを同時に果たした大原櫻子。シンガーソングライターや女優として精力的に活動しています。「サンキュー。」は、いつも支えてくれる友だちや恋人へ贈りたい、元気なありがとうソング。サビの「つたえたいよ 大きなサンキュー」は大原櫻子の歌声の透明感もあって、すがすがしい気持ちになれるでしょう。
https://s.awa.fm/track/9f9faed2043b886d0927/
男性アーティスト編・家族への感謝
切手のないおくりもの / WANIMA
WANIMAは2010年に結成された熊本出身3人組のロックバンドです。そのはちゃめちゃともいえる元気な楽曲は、多くの人を勇気づけています。「歳老いたあなたへ この歌を届けよう」というフレーズから、育ててくれた親への感謝を伝える歌だと想像できるでしょう。「ありがとう」という言葉を一度も使っていないのに、感謝の気持ちが伝わってくるあたたかい楽曲です。
https://s.awa.fm/track/09d693f22d12d3d07b76/
ありがとう / 木山裕策
木山裕策は、2008年に「home」でメジャーデビューしたソロアーティストです。4人のお子さんがいるということもあり、この「ありがとう」は彼の子どもたちに向けて書いたように思えます。家族の笑顔に支えられながら、自分のできることを1つ1つやっていく。そんな前向きな決意と感謝が伝わってくるのです。力の抜けた優しい歌声に乗った「ありがとう」の気持ち、ぜひ聴いてみてくださいね。
https://s.awa.fm/track/94884fa8c677cec9ee19/
手紙 / back number
清水依与吏を中心として結成された3人組バンド、backnumber。とくにラブソングへの定評がありますが、この「手紙」にもその表現力は変わらず発揮されています。嬉しいことは自分よりも喜んでくれて、痛かったことは自分よりも痛そうな人。育ててくれた親をそんな言葉で想像させるのは、backnumberならではのセンスといえるでしょう。気負わずに感謝を伝えられる、素直な楽曲です。
https://s.awa.fm/track/a855fa0311cdc9076b49/
Girl / 秦 基博
2017年にリリースされた秦基博の「GIrl」は、生きる希望を与えてくれる家族に対しての楽曲に思えます。「混じり気ないぬくもり」「ふわり羽のよう」といったフレーズから、もしかしたら子どもを愛しく思う気持ちを表しているのかもしれません。自分にとってなにかピュアな存在、まっすぐに生きようと思わせてくれるような誰かに贈りたい、さわやかな1曲ですね。
https://s.awa.fm/track/c16fcd8dd766dfd4f888/
男性アーティスト編・友だちや恋人への感謝
キセキ / GReeeeN
2007年に「道」でメジャーデビューしたヴォーカルグループ、GReeeeN。メンバー全員が歯科医師免許をもっていて、医療職との両立をするためにビジュアルは非公開、という異色のアーティストです。この「キセキ」は、日本国内でのシングルダウンロード販売のギネス記録をもっている名曲。また、2020年のNHK連続テレビ小説『エール』の主題歌を担当するなど、長く広く活躍を続けています。「キセキ」は恋人への愛を一途にうたっており、ラブソングの定番といえるでしょう。愛と感謝で満ちた楽曲、ぜひ聴いてみてくださいね。
https://s.awa.fm/track/1b05ffc88b4f0e729e43/
道標 / 福山雅治
1990年のデビュー以来、歌手としてのみでなく、俳優や写真家などさまざまに活躍しているマルチアーティスト・福山雅治。彼が2009年にリリースしたシングル「道標」は、故郷で実直に生きている家族への想いを想像させる曲。「わたしはその手が好きです」からはじまる詩からは、まなざしを向けている相手がどんな人物なのか、ありありと伝わってくるようです。感謝と尊敬の念が込められた歌、じっくり聴くのをおすすめします。
https://s.awa.fm/track/fec42a8b6a29caaea928/
ありがとう / 高橋優
高橋優は、秋田県出身のシンガーソングライターです。大学進学と同時に札幌で路上ライブをはじめ、2010年に「素晴らしき日常」でメジャーデビューしました。「ありがとう」は2018年に発売されたシングルで、その飾らない感謝の言葉は、等身大の音楽をつくってきた高橋優ならではのものです。生まれてきてくれたことに感謝したくなるような関係性、そしてそれを歌にして届けることができたら素敵ですね。
https://s.awa.fm/track/9f9ba8d104328f6d0927/
未来づくり / amazarashi
amazarashiは青森県在住の秋田ひろむを中心とする、日本のロックバンドです。そのコンセプトは「アンチニヒリズム」であり、公式サイトによると「絶望の中から希望を見出す辛辣な詩世界を持つ」とされています。また、3Dアニメーションを使ったMVや、タイポグラフィーと映像を使うライブスタイルも彼らの特徴です。「未来づくり」は、人を信用できなかった過去の自分を乗り越え、「多分あなたに出会ったからです」と感謝を伝える人の心象を描いた歌。自分を肯定してくれるあなたを肯定するために、自分を肯定する。そんな不器用でまっすぐな、愛のあふれる1曲です。
