【あの頃】1970年代の邦楽ヒットソングを、あえて今聴いてみよう!

1970年代と聞いて、どんな時代か想像できますか? 学校の社会科で「オイルショック」や「札幌オリンピック」などを習ったぐらいで、他はそれほど…… という方が多いのでは? でも、音楽の世界ではたくさんのムーブメントが巻き起こった年代なんです。そこで今回は、AWAで聴ける曲のなかから「1970年代の邦楽ヒット曲」を集めてみました。「これが本当に40年前の曲!?」と思ってしまうゴキゲンな1曲も、きっと見つかるはず。

1970年代邦楽ヒット曲・1970~1973年編6選

女のブルース/藤 圭子

まさに昭和歌謡!という印象の、女の情念ソングの金字塔的な1曲。藤圭子といえば、宇多田ヒカルの母としてご存じだった方も多いでしょう。圧倒的な歌唱力を見せているこのシングルの発売当時、なんと彼女が19歳だったと聞くと驚きです。


https://s.awa.fm/track/9b1bb8fb250f8f188f84/

わたしの城下町/小柳ルミ子

宝塚音楽学校を首席で卒業し、エリート・アイドルとしてデビューした小柳ルミ子。今ではサッカーマニアの明るいマダム・タレントですが、当時はとても可憐な歌声とルックスで「みんなの恋人」というキャッチフレーズでも知られていました。この後女優としても活躍することになりますが、その高い表現力はこの曲を聴いただけでもわかりますね。


https://s.awa.fm/track/1c1ad57babcc72383377/

走れコウタロー/ソルティー・シュガー

競馬に熱狂する1ファンの姿を歌った、70年代を代表するコミックソングの1つ。運動会のBGMとして、聴いたことがある方も多いはず。元々はメンバーだった山本厚太郎の遅刻癖をからかって作ったネタ曲でしたが、実際にコウタローという競走馬がいたことなどからシングル曲として作り直すことに。


https://s.awa.fm/track/3274134c836b85d26748/

さよならをするために/ビリー・バンバン

息長く今も活躍するビリー・バンバンの、1972年のヒット曲。現在までたくさんのアーティストがカヴァーしている名曲で、今は大御所俳優となった石坂浩二が作詞を務めています。


https://s.awa.fm/track/702b56a2a8229ef01008/

結婚しようよ/吉田拓郎

この曲がリリースされる少し前までは男性が髪を伸ばすことが「だらしない」「行儀が良くない」といわれていましたが、そのイメージをがらりと変えたといわれている可愛いウエディング・ソング。まだ格式が重んじられていた結婚という慣習を「好きな人同士が楽しく一緒に暮らすもの」というポジティブな印象に描き、多くの人の共感を得ました。


https://s.awa.fm/track/31aecc2ac424628caa11/

心の旅/TULIP

当時、デビューしたものの目立ったセールスをあげられなかったTULIPでしたが、この曲で80万枚以上を売り上げ、一気に知られるようになりました。今までもたくさんのアーティストがカヴァーをし、今も愛され続けている70年代を代表する名曲です。


https://s.awa.fm/track/1d0b0949cda8fc0b5b07/

1970年代邦楽ヒット曲・1974~1976年編5選

あなた/小坂明子

当時高2だった小坂明子の、ピアノの弾き語りで歌う姿が印象的だったデビュー曲。元々男性フォークデュオ・ガロの大ファンだった小坂明子が「曲を作ってデビューすればガロに会える」と思って作詞作曲を始めたと後日語っています。このヒットののち、ピアノの弾き語りで歌う女性シンガーというスタイルがすっかり一般化しましたね。


https://s.awa.fm/track/21c67b1844343dbe6097/

精霊流し/Grape

Grapeのメンバーだったさだまさしによる楽曲で、亡き人を送る故郷・長崎の風習に着想を得て作られました。もの悲しいメロディーや間奏のバイオリンが思わず涙を誘う「泣き歌」として今も不動の地位を築いていますが、実際に長崎で行われる精霊流しは曲のイメージとは異なる華々しい行事。曲の中でも実は、精霊流しは「華やか」なものとして歌われています。


https://s.awa.fm/track/5a86af9a518ba3c8f114/

スモーキン・ブギ/DOWN TOWN BOOGIE WOOGIE BAND

日本を代表する作曲家・宇崎竜童率いるDOWN TOWN BOOGIE WOOGIE BANDによる、当時も少し懐かしかったロカビリーの香り漂うオシャレなロック・ナンバー。禁煙・分煙が叫ばれる現代に聴くと、当時がずいぶんとおおらかな時代であったことを感じさせますね。


https://s.awa.fm/track/62fa456ed34f2bc74862/

我が良き友よ/かまやつひろし

吉田拓郎がかまやつひろしに提供した楽曲で、学生時代親しかったバンカラ気質の友人を振り返る……という世界観の曲。当時から洒落者だったムッシュが、バンカラなイメージのこの曲を歌うというギャップの新鮮さが受け入れられ大ヒットしました。


https://s.awa.fm/track/366de71ec8cf20131547/

「いちご白書」をもう一度/バンバン

バンバンのメンバーだったばんばひろふみが、当時ファンだったユーミンこと荒井由実に楽曲提供を依頼し、今でいうコラボレーションが見事実現して生まれた曲。曲を提供したユーミン自身の思い入れも強い曲で、それから28年後にセルフカヴァー曲を発表しています。


https://s.awa.fm/track/d952a4a8d19718f29b21/

1970年代邦楽ヒット曲・1977~1979年編8選

S・O・S/ピンク・レディー

この曲はピンク・レディー初期のシングルで、女性アイドルの振り付けにはあまりなかった派手なパフォーマンスで話題となりました。ピンク・レディーは従来の女性アイドルにはなかった「アスリートのように健康的なアイドル」という新スタイルを築いた立役者といえそうですね。


https://s.awa.fm/track/c16fc58dda66dad4f888/

愛のメモリー/松崎しげる

2005年ごろにリバイバル・ヒットしたことから、当時を知らない世代の知名度も高い名曲。今では「小麦色の肌の明るいおじさん」として親しまれている松崎しげるですが、あらためて曲を聴くと本当に歌が上手いと実感させられますね。松崎しげる本人が今もこのヒット曲を自らネタにすることが多いのは、それだけこの曲と歌に自信があるということかもしれません。


https://s.awa.fm/track/94884eadc275ccc9ee19/

時間よ止まれ/矢沢永吉

伝説のロックバンド・キャロルのフロントマンとしてやんちゃなキャラクターを確立していた矢沢永吉が、ソロになってぐんと大人のムードにイメージチェンジを図った曲です。化粧品のCMソングとして制作されましたが、当時忙しかったためツアー中に楽屋待ちをしていたとき急いで書いた曲だったと、後に本人が語っています。


https://s.awa.fm/track/3ab00688a896d3262085/

冬の稲妻/アリス

谷村新司・堀内孝雄が在籍し、関西を代表するフォークグループだったアリスの1977年のヒット曲。明るく力強い曲調ながら、どうしようもない失恋を歌った歌詞のミスマッチ感には、今聴いても斬新さを覚えます。同じ大阪出身でコミックソングの第一人者である嘉門達夫が、アリスへの渾身のリスペクトを込めて「冬の人妻」という替え歌を持ち歌にしているというエピソードも。


https://s.awa.fm/track/59cdcd6ebfd4ef781455/

かもめが翔んだ日/渡辺 真知子

今も第一線で活躍するシンガー・ソングライター渡辺真知子による、1978年のヒット曲。横須賀出身の彼女のプロフィールを思わせる、港の風景がモチーフとなった歌詞が印象的な失恋ソングです。当時を知らない方も、徳永英明のカヴァーなどを耳にしてご存知かもしれませんね。


https://s.awa.fm/track/0d41e9966da503691d13/

銀河鉄道999/GODIEGO

英語詞で歌う日本のロックがまだ一般的ではなかった当時、洋楽のような曲調で人気を博していたGODIEGOが、同名映画の主題歌としてリリースした曲。数えきれないほど多くのアーティストがカヴァーし、時代を超える名曲として歌い継がれています。なかでもEXILEのカヴァーは、とくに有名ですね。


https://s.awa.fm/track/9d138fa6e18ebd6d3499/

HERO(ヒーローになる時、それは今)/甲斐バンド

1978年にリリースされた、甲斐バンド最大のヒット曲。腕時計のCMソングとして使われ、印象的なサビのフレーズを当時何度も聴いたという方は多いでしょう。ちなみに2000年代にヒットした海外ドラマ『HEROES』のテレビCMに、ボーカルの甲斐よしひろがセルフカヴァーした替え歌が使用されました。


https://s.awa.fm/track/462f65f3b3ea4d94a580/

関白宣言/さだまさし

グレープを解散し、ソロとして活動していたさだまさしがそれまでの抒情路線からイメージチェンジしてリリースした、コミカルなウエディングソング。婚約者へ亭主関白を宣言する歌詞ながら、その言葉の裏には照れや優しさや愛情がたっぷり。結婚式の余興で歌われることが今もある、微笑ましさ満点のほっこりソングです。


https://s.awa.fm/track/09d795fd2810ded07b76/