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冬のおすすめ演歌コレクション

「演歌」と言えば、若い人からすると「年配の方が聴く音楽」というイメージがありますよね。しかし、そういったイメージを取り払うと、日本人特有の哀愁を帯びたメロディや歌詞、コブシを利かせた独特の歌い方に思わず聴き入ってしまいます。ただ、演歌に興味を持っても「どういった曲を聴けばいいのかわからない」と感じる方も多いでしょう。そこで、この記事では、冬をテーマにしたおすすめの演歌を男女ボーカル別に紹介します。

冬のおすすめ演歌コレクション|男性ボーカル

望郷じょんから / 細川たかし

圧倒的な歌唱力で、演歌界の中でもひときわ存在感を放つ歌手、細川たかし。「望郷じょんから」は、そんな細川たかしの中でも冬の名曲としてファンが多い一曲です。東京に出てきた男が、故郷を去ることになった冬の日を思い返すという渋い歌詞に注目してください。歌詞にも出てくる津軽三味線の音色が、強い決意を持って故郷を去る男心を見事に表現しています。


https://s.awa.fm/track/0d41e99467a60d691d13/

雪國 / 吉幾三

吉幾三は、独特なキャラクターや「俺ら東京さ行ぐだ」などコミカルな曲から、ひょうきん者なイメージを抱く方も多いでしょう。しかし、作詞・作曲もできる上に、表現力が際立つ演歌歌手として高く評価されていることをご存知でしょうか。「雪國」は、そんな吉幾三が女性の淡い恋心を見事に表現した曲。この曲を聴くと、それまで抱いていた吉幾三のイメージが一変するかもしれません。


https://s.awa.fm/track/b3f7f5a6e83625099498/

襟裳岬 / 森 進一

独特のハスキーボイスを武器に、演歌界の第一線を走り続ける歌手が森 進一です。「襟裳岬」は、「冬のリヴィエラ」と並び森 進一の代表曲とされています。こちらを作曲したのは、フォークシンガーソングライターの吉田拓郎。フォークソング的な雰囲気を残しつつも、森 進一のボーカルが演歌特有の切なさやはかなさを醸し出しています。


https://s.awa.fm/track/db8372705005ec9a0937/

海雪 / ジェロ

日本の音楽文化として、長い歴史を持つ演歌。近年では国内だけにとどまらず世界的にもファンが増え、外国人演歌歌手も数多く誕生しています。その中の一人が、日本人の祖母を持つジェロ。「海雪」は、ジェロのデビューシングルです。作詞はAKB48などのプロデュースでおなじみの秋元康、作曲は宇崎竜童という超豪華な布陣で制作されたこの曲。ジェロの伸びやかな歌声と、クオリティの高い楽曲に酔いしれてください。


https://s.awa.fm/track/9be91f26a2da803e8382/

津軽恋女 / 新沼謙治

数々のスターを発掘してきた昭和の名番組「スター誕生」。演歌界の大御所である新沼謙治も、その「スター誕生」がきっかけとなってデビューしました。現在は演歌のみならず、俳優としても活躍しています。「津軽恋女」は、新沼謙治の中でも特に人気の高い一曲。津軽の女性に対する切ない恋心を見事に歌い上げています。


https://s.awa.fm/track/c16cc480d662dbd4f888/

さざんかの宿 / 大川栄策

歌手生活50年を超えた今でも新曲を発表するなど、エネルギッシュに活躍するベテラン演歌歌手、大川栄策。「さざんかの宿」はリリースして6カ月で100万枚を突破するなど、大川栄策の名を世に広く知らしめた曲です。「愛しても 愛しても ああ 他人の妻」という歌詞からわかるとおり、禁断の恋をテーマにしたラブソング。好きになってはいけない相手を愛してしまった男の苦悩に、ぜひ耳を傾けてみてください。


https://s.awa.fm/track/79afc5b95dbf06e0a992/

冬椿 / こおり健太

今までベテランの演歌歌手を中心に紹介してきました。しかし、演歌界には新風を巻き起こそうとする若手も増えています。その一人として注目されているのが、「元保育士」という異例のキャリアを持つこおり健太。「冬椿」は、2020年9月にリリースされたばかりの新曲です。若手とは思えない深みのある歌声が、聴く人の心に染みます。


https://s.awa.fm/track/814bac429a6fcb156115/

北の旅人 / 石原裕次郎

昭和の大スターと言えば、石原裕次郎を連想する方も少なくないでしょう。「太陽にほえろ!」「西部警察」などさまざまな映画で活躍していたことから俳優として認識している方も多いでしょうが、歌手としても活動しています。「北の旅人」は、女性との別れをテーマにした切ない冬の名曲。石原裕次郎の味わい深い歌声を楽しんでください。


https://s.awa.fm/track/5a87ad9b568ea7c8f114/

新雪 / 灰田勝彦

灰田勝彦はハワイ出身の演歌歌手です。「新雪」は、ハワイアンテイストのある独特な演歌。冬の演歌といえば、今まで紹介してきたように「別れ」「旅立ち」など、切なくもシリアスな曲がほとんどでした。しかし、「新雪」は、まるで外国の映画にでも出てきそうな明るいバラード。歌詞も雪山を越えようとする若者の気持ちが力強く表現されています。ハワイ出身ならではの、ポップな演歌をお楽しみください。


https://s.awa.fm/track/691fb2fd3125a8b8d626/

兄弟船 / 鳥羽一郎

良い意味で男臭く、かっこいい演歌を聴かせてくれる歌手が鳥羽一郎です。もともと遠洋漁船の船員だったことから、船や海の作品が多い鳥羽一郎。「兄弟船」は、真冬の海に挑む兄弟船をテーマにしたパワフルな曲。コブシの利いた歌声とダイナミックな曲調を耳にすると、冬の厳しい海が目に浮かびます。困難に立ち向かおうとしている人にも聴いてほしい一曲です。


https://s.awa.fm/track/9be91f2ba5de8b3e8382/

冬のおすすめ演歌コレクション|女性ボーカル

越冬つばめ / 坂本冬美

冬の演歌は、男性は故郷や残してきてしまった恋人を思い出す曲が多い一方、女性は「遠くへ旅立ってしまった男性」に焦がれる曲が多いです。「越冬つばめ」は、そんな「遠くへ旅立ってしまった男性」をつばめに見立てた冬の名曲。もともとは森昌子の曲ですが、坂本冬美はじめさまざまな演歌歌手にカバーされています。男性に思いを向ける切ない歌詞と歌声に聴き入ってください。


https://s.awa.fm/track/b20fec999bb60c335652/

津軽海峡・冬景色 / 石川さゆり

「上野発の夜行列車」からはじまるこの曲は、演歌にあまり馴染みがなくても聴いたことのある方が多いでしょう。イントロからサビまでの流れが非常に美しく、なおかつ起伏に富んでおり、聴く人を飽きさせません。さらに、歌詞はまるで短編映画を切り抜いたかのよう。石川さゆりの透き通った声は、曲の展開や雰囲気をさらに格式高いものに昇華してくれます。


https://s.awa.fm/track/fec4218a6f2bc3aea928/

北の宿から / 都はるみ

こちらもいなくなってしまった男性に、「女心の未練」を感じる切ないバラードです。「あなた死んでもいいですか」という歌詞に、思わず胸を打たれてしまいます。歌っているのは、女性演歌歌手として名高い都はるみ。都はるみはこの曲で、日本レコード大賞と日本歌謡大賞をダブル受賞しています。都はるみの貫禄あるコブシにも注目してください。


https://s.awa.fm/track/b7a5b60e19be9f868432/

雪椿 / 小林幸子

演歌のみならず、ニコニコ動画やTVコマーシャル、舞台、声優など幅広い分野で愛される歌手、小林幸子。紅白歌合戦などで、インパクトのある衣装に驚いた方も少なくないでしょう。もちろん演歌歌手としての実力も折り紙付きです。「雪椿」は、小林幸子の代表曲の一つ。苦労しながら自分を育ててくれた母親の強さを、雪にまみれて花を咲かせようとする椿に例えた名曲です。


https://s.awa.fm/album/2c566b3411545341be25/

帰ってこいよ / 松村 和子

「帰ってこいよ」は、1980年にリリースされた松村和子のデビューシングル。この曲がヒットし、松村 和子はHBC新人祭新人賞、第22回日本レコード大賞新人賞など数多くのグランプリを受賞します。今まで紹介してきた女性演歌とは逆で、「東京に行ってしまった女性」に対して帰郷を願う、男性の気持ちを歌った曲です。注目すべきは、ハイトーンでもまったくブレない松村和子の安定感。プロのスキルに思わず感嘆してしまいます。


https://s.awa.fm/track/9bea1c26a0d2803e8382/

氷雨 / 日野美歌

日野美歌も日本のベテラン演歌歌手です。「氷雨」は、そんな日野美歌の大ヒットシングル。冬に降る雨を、大切な人を失ってしまった女性の涙にたとえた切ない曲です。日野美歌の独特なハスキーボイスに乗せて、女性の悲しみや寂しさが歌われるこの曲。恋人と別れてしまったときや、好きな人からフラれてしまったときに聴くのがおすすめです。


https://s.awa.fm/track/3028d03b2bbc85719060/

雪中花 / 伍代 夏子

演歌の魅力は、今や世界中から注目されつつあります。その橋渡し的な役割を担っているのが、ベテラン演歌歌手の伍代 夏子。積極的に諸外国との文化交流を図り、その功績が認められ、2015年には外務大臣表彰を受けました。「雪中花」は、 「第25回全日本有線放送大賞」優秀スター賞を受賞した伍代 夏子のヒットシングルです。伍代 夏子のやさしい歌声を楽しんでください。


https://s.awa.fm/track/b5dc9518a574c5171e70/

寒椿 / 森昌子

2019年に惜しまれながらも芸能生活から引退した森昌子。この曲は、「冬の名曲」として森昌子の曲の中でもたくさんの方から支持されています。会いたい人に思いを馳せ、報われない自分を「森かげに咲いた寒椿」に例えたこの曲。同じような環境に立たされている方なら、思わず涙を流してしまうこともあるかもしれません。ちなみに、森昌子は世界的に活躍する日本のロックバンドONE OK ROCKのボーカルTakaの母親でもあります。


https://s.awa.fm/track/a853f30612c4ce076b49/

北どまり / 島倉千代子

2013年に75歳でこの世を去った演歌界のトップスター、島倉千代子。日本レコード大賞を何度も受賞するなど、演歌界に残した功績は計り知れません。亡くなった今でも新しいカレンダーが発売されるなど、いかにファンから根強く愛されていたかがわかります。「北どまり」は、男性が列車に乗って帰ってくるのを待っている、女性の切ない恋心を歌った曲です。


https://s.awa.fm/track/1f353773d41095911390/

愛の終着駅 / 八代亜紀

八代亜紀は演歌のみならず、ジャズや絵画の世界でも才能を発揮している稀有な表現者です。絵画では、世界最古の美術展であるフランスの「ル・サロン」において、5年連続で入選しているほど。ジャズの世界においては、リリースしたアルバムが世界75カ国で配信されました。「愛の終着駅」は、そんな八代亜紀の才能が随所に発揮された曲です。ビブラートがとにかく美しい、八代亜紀の素晴らしい歌声をお楽しみください。


https://s.awa.fm/track/1f353773d51692911390/

「演歌」と一言で言っても、今回紹介してきたようにさまざまな曲があります。悲しい曲、明るい曲、旅立ちの曲、別れの曲…。共通して言えるのは、日本人特有の「儚さ」や「切なさ」が表現されている点です。演歌はもはやグローバルな音楽ジャンルになりつつありますが、心の底から理解できるのは日本人として生まれた我々の特権だと言えるでしょう。ぜひ自分好みの演歌を見つけて、大切な宝物にしてください。

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