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初心者でも楽しめる!おすすめのエスニック音楽

エスニック音楽とは、伝統的な民族音楽のことです。その国や土地柄の伝統的でめずらしい楽器が使われます。楽器に興味のある方や演奏をする方にはおすすめしたいジャンルです。また、全くの初心者という方でも、一度聞いてみると新たな発見があるでしょう。今回は、エスニック音楽の人気曲や名曲を紹介します。エスニック音楽とは、独特のリズムなど惹きつけられる不思議な魅力があります。ぜひチェックしてみましょう。

エスニック音楽(女性ボーカル編)

木蘭の涙 / WeiWei Wuu

(中国)中国・上海のニ胡奏者のWeiWei Wuuは、1991年から度々日本に来日しています。現在は、いろいろなジャンルのミュージシャンとコラボしながら、新たなニ胡の可能性を追求しています。本来座って演奏するニ胡のスタイルを立ったまま演奏する、スタンディング奏法の考案や、ロック・ジャズ・フュージョンとの共演を可能にするなど、現在はニ胡のパイオニア的な存在でしょう。こちらの「木蘭の涙」は、日本のバンド「スターダスト☆レビュー」が歌う楽曲。本家の歌も感動しますが、唄はなくてもニ胡の音色だけで十分酔いしれるでしょう。


https://s.awa.fm/track/43b806d30798d57cd040/

May It Be / Enya

(アイルランド)映画『ロード・オブ・ザ・リング』の主題歌です。歌っているEnyaは、アイルランド出身ですが、彼女こそが、ケルト音楽系ポップスの草分けといわれ、優しいサウンドが心を癒します。ケルト音楽とは、アイルランドの音楽やスコットランドの音楽、フランスのブルターニュ地方の音楽やスペインのガリシア地方の音楽のことです。これらをまとめてケルト音楽といいます。共通する楽器は「バグパイプ」です。バグパイプの演奏法や演奏される楽曲は、国ごとに異なるといわれています。


https://s.awa.fm/track/704f23da40d8063c4450/

Lost in Laos / Dengue Fever

(カンボジア)Dengue Feverの名前の意味は、デング熱。カンボジア音楽のバンドです。カンボジア歌謡にサイケロックをかけ合わせた音楽が持ち味で、その音楽に感染するかのように、また聞いてみたいと思うメロディでしょう。チャウム・二モル嬢の個性的でキュートなクメール語が感染源。ノリノリのアジアンチックな明るい曲です。このバンドは、60年代から70年代のカンボジアロックをよみがえらせています。


https://s.awa.fm/track/99f800d4836f28099e06/

You Raise Me Up / Celtic Woman

(アイルランド)ケルト伝統の音楽を、ポップスに合わせてくるバンドがありますが 、Celtic Womanもその一つです。「You Raise Me Up」は、実はカバー曲ですが、彼女たちの代表曲であるといわれています。フィギュアスケートやCMにも使われているので、どこかで聴いたことがあるでしょう。おしゃれで、日本でもよく知られている有名な曲です。


https://s.awa.fm/track/ab337a03e95b8d59a869/

Freedom(Live) / 女子十二楽坊

(中国)この「自由」のメロディを聴けば、昔のヒット曲として思い出す方もいるでしょう。日本では2003年に一世を風靡した、お馴染みの女子十二乐坊。中国の伝統楽器を弾く女性演奏者が集まっているグループです。どうしても美しい姿に目がいってしまいがちですが、二胡をはじめとするいろいろな民族楽器の音が楽しめます。二胡、琵琶、竹笛、楊琴、古箏、といった楽器を操る12人の女性達です。


https://s.awa.fm/track/e7b5213d7db2c626c858/

エスニック音楽(男性ボーカル編)

Ceddin Deden / Ahmet İnan

(トルコ)トルコ軍隊の楽曲である「Ceddin Deden」は、伝統的な軍楽のメフテルの有名な楽曲です。邦題では「祖先も祖父も」とされています。日本では、向田邦子脚本のドラマ『阿修羅のごとく』のオープニングテーマ曲として効果的に使われました。その際には、ドラマの題名で仏教の守護神である「阿修羅」について、白地に黒い文字で淡々と朗読する場面で、この曲が流れるのです。ドロドロとしたドラマの内容を想像させるインパクトの強い表現に使われていました。また、テレビCMでは、明治スライスチーズ「十勝とかち」のCMソングとしても使用。「明治(とかち)スライスチーズ」と、タレントの所ジョージが歌うフレーズは、この曲をアレンジした形で利用されていました。曲名は知らなくてもメロディや宣伝文句が記憶に残っているのではないでしょうか。


https://s.awa.fm/track/1f313f7fdc1494911390/

Habibi / Kendji Girac

(エジプト)こちらの曲は、エジプト系ベリーダンス音楽の定番です。Belly(お腹) とDance(踊り)=ベリーダンスですが、ベリーダンスの円形運動は、正しく行えば疲労感を和らげる、とても健康的なダンスといわれています。またエジプトの結婚式のときには、必ずダンサーを招いてダンスを踊る風習があります。ドン・ッタ・ドンタが基本のリズムです。ベリーダンスは、それぞれの地方で音楽や衣装が異なります。歌っているKendji Giracは、世界中を圧巻しているオーディション番組『The Voiceフランス版-la plus belle voix』のシーズン3で優勝した実力派。移動民コミュニティ出身で、幼少から家族と共に音楽に慣れ親しんできました。かっこいいジプシー・ポップスが特徴です。


https://s.awa.fm/track/9bef1925a9dd833e8382/

七月節 / Parsha cluB

日本(沖縄)こちらの曲は「エイサー」と呼ばれ、本来はお盆の時期に霊をむかえるためのお囃子で、その囃子言葉をとって「エイサー」と呼んでいます。PV映像では、太鼓の白いたたく面と赤い側面が見えるときの踊りと色のバランスがとてもきれいです。Parsha cluBとは、1993年に結成された沖縄のバンドで、沖縄民謡にロック・ジャズ・ファンク・レゲエ・ラテンのテイストを融合。独特のアレンジで、2006年にはこの曲がオリオンビールCMソングにも抜擢されました。


https://s.awa.fm/track/2a4c6283a841659b2922/

Day Dah Light / The Clovers

(ジャマイカ)日本では1957年に「バナナ・ボート」として浜村美智子が歌い、ヒットしました。今回歌っているのは、ルイーズ・ベネットです。ジャマイカの詩人で民俗学者・作家・教育者でした。ジャマイカのパトワやクレオール語で詩を書き、演奏しています。この、ルイーズ・ベネットの「ディ・ダー・ライト」は、ジャマイカの民族音楽の一部です。ジャマイカの民族音楽とは、島国の音楽です。有名なジャンルには、レゲエやスカがあります。特にレゲエ音楽は、ジャマイカの人たちにとっては身近な音楽です。


https://s.awa.fm/track/b20bed959ab709335652/

Vivir Mi Vida / Marc Anthony

(プエルトリコ)Marc Anthonyは、アメリカのサルサ系ラテン歌手です。近年は俳優としても活躍しています。Marc Anthonyは、プエルトリコ系アメリカ人で、クラブミュージシャンとしてデビュー。1992年に有名なラテンバンドリーダーであるティト・プエンテのコンサートに出演したのをきっかけに、1993年サルサ歌手に転向しました。2020年の第62回グラミー賞では、アルバム『Opus』が「最優秀トロピカル・ラテン・アルバム」賞を受賞している実力者です。Vivir Mi Vida は、私の人生を生きるという意味。もとはアルジェリアの歌手「ハレド」のヒット曲「セ・ラ・ヴィ」をカバーした曲ですが、サルサでもとてもヒットした曲で、ビルボードのラテンチャートでは、史上2番目に長い51週連続TOP5以内を記録しています。


https://s.awa.fm/track/1f353574dd1797911390/

おすすめ!エスニック音楽の名曲

コンドルは飛んで行く / 101 Strings Orchestra

(ペルー)この曲は、サイモン&ガーファンクルのカバーですが、南米フォルクローレの代表曲です。フォルクローレとは、南米アンデス山脈近辺の優しい民族音楽とスペイン系の情熱的な民族音楽が融合したものです。草原地帯の香りのする壮大なエスニック感があります。この曲は、ケーナやチャランゴ、サンポーニャなどの南米フォルクローレ独特の民族楽器で演奏されています。また、演奏している101 Strings Orchestraは、101本の弦楽器を中心に、管楽器や打楽器を加えている、総勢140人のオーケストラです。1957年に、コンサート活動をしないレコーディングを目的としたオーケストラとして結成。プロのクラシック演奏家が集まっています。


https://s.awa.fm/track/704f21da4ad30f3c4450/

Scotland the Brave / The Band Of Her Majesty's Royal Marines/Pipes & Drums Of The Argyll & Sutherland Highlanders

(スコットランド)
日本語では「勇敢なるスコットランド行進曲」といい、パグパイプで演奏される有名な曲です。スコットランドの民族音楽で、どこかで聞いたことがある曲ですが、日本ではNHKドラマ『マッサン』の中で、主人公の妻の故郷としてスコットランドが取り上げられる際にこの曲が使用されました。


https://s.awa.fm/track/beb227bd47f5e3db2700/

Byggnan / Väsen

(スウェーデン)Väsenは、スウェーデンの伝統音楽を演奏するバンドで、バイオリンの他にニッケルハルパという楽器を使っています。ニッケルハルパとは、バイオリンとは違い「鍵盤ハープ」とも呼ばれた、鍵盤が並んでいるギターのような形状の楽器です。複雑に見えますが、実は簡単な楽器で弓を使って弦を擦ることで音を出します。もともとは農民たちの楽器として受け継がれてきました。北欧の民族音楽は、みんなで楽しむことが一番大事としている、温かい音楽世界です。


https://s.awa.fm/track/1b01f6cb8c400a729e43/

Dance of the Firemen / Taraf de Haïdouks

(ルーマニア)
ルーマニアは、ラテン民族の血筋を引く東欧に位置する国。さまざまな民族が去来した、バルカン半島に由来する民族音楽が存在しています。Taraf de Haïdouksは、1991年にデビューしたロマ(ジプシー)音楽を代表するバンドの1つ。パワフルなアンサンブルは圧巻で、ジプシー最強バンドの異名をとっています。


https://s.awa.fm/track/98739e4a783ecf805b51/

Kiya Kiya / Anand Raj Anand and Shwea Pandit

(インド)インドには、ボリウッド音楽があり、特にインド映画には欠かせない存在といわれています。ボリウッド音楽とは、ボンベイの「ボ」と、ハリウッドをかけ合わせた「ボリウッド」に由来します。基本的にインド映画でかかる音楽はボリウッド音楽とされ、インドのポップ音楽として大勢で楽しく笑顔で踊っているダンスとなっています。エスニック音楽として聞いていただきたいジャンルのひとつです。


https://s.awa.fm/track/d956ada8d09e12f29b21/

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