「ピュアな女の子が、幸せを運びたい」という意味を込め、「ももいろクローバー」として2008年5月17日に結成されたアイドルグループ。結成当時は全員が学生であったため、"週末ヒロイン"をキャッチコピーに土日を中心に活動。口パクや歌詞を表示させるプロンプターを使用せず、激しいダンスを踊りながら生歌で行う迫力のあるライブパフォーマンスが魅力で、それまでのアイドルの概念を超え、新しいアイドル像を確立させました。2011年4月にメンバーのひとりであった早見あかりが卒業、その翌日から「ももいろクローバーZ」に改名。また2018年1月、メンバーの有安杏果が卒業。現在は、百田夏菜子・玉井詩織・佐々木彩夏・高城れにの4人で活動しています。芸能界やスポーツ界にも彼女たちのファンが多く、各方面から絶賛されており、中でも熱心なファンは「モノノフ」の名で親しまれています。今回は、そんなのももいろクローバー/ももいろクローバーZの楽曲の中から、絶対聴くべき人気楽曲をご紹介します!
■ももいろクローバー / ももいろクローバーZ の絶対聴くべき人気曲特集
走れ! / ももいろクローバー
2010年にリリースされた、ももいろクローバーZのメジャーデビューシングル「行くぜっ!怪盗少女」のカップリング曲で、明るく元気になるポジティブソングです。プロ野球選手・田中将大(東北楽天ゴールデンイーグルス)が自身の登場曲として使用していたり、2011年公開の東宝系映画「モテキ」の挿入曲に起用されており、映画「モテキ」では劇中に「弱ってるときに聴くアイドルソングは麻薬です」というセリフとともに本楽曲が話題となりました。ライブでは最後の大サビで会場の照明が消される演出が有名で、真っ暗な中、サイリウムの光だけが揺れる光景は圧巻。2010年に開催されたTOKYO IDOL FESTIVAL時に披露した「走れ!」がファンの間ではベストパフォーマンスとして語り継がれており、伝説的な映像となっています。
https://s.awa.fm/track/d952a5acdc971cf29b21
DNA狂詩曲 / ももいろクローバーZ
2012年3月に発売されたももクロの7thシングル「猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」のカップリング曲。ポジティブなメッセージが込められた歌詞と疾走感溢れるメロディが特徴的な1曲で、タイトル「DAN狂詩曲(ディーエヌエーラプソディー)」はQUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」へのオマージュであり、2番の途中には似たような旋律が!作詞者の前田たかひろは、QUEENを知らない世代にも気づいてもらえるように、狂詩曲(ラプソディー)という言葉を明示的にタイトルへ組み込んだと語っています。2018年のももクロ10周年を記念したファン投票で、全101曲の中から1位に選ばれた曲です。
https://s.awa.fm/track/653ab0ae23d41c855f30
The Diamond Four / ももいろクローバーZ
2019年5月にリリースした5thアルバム『MOMOIRO CLOVER Z』のリード曲で、ももクロメンバーの表情豊かなラップを中心に構成されたポップチューン。ホテルの一室でゲームや音楽など思い思いの時間を楽しんでいるももクロが、朝を迎えてショーへ向かうストーリー仕立てのMVは、大人っぽいクールさを感じさせながらもとびきりの笑顔をみせる、少し大人になったももクロの魅力が詰まった作品となっています。
https://s.awa.fm/track/bd21e8c2909f9b8f6d35
泣いてもいいんだよ / ももいろクローバーZ
2014年にリリースされた11thシングルで、女優・北川景子が主演の映画『悪夢ちゃん The 夢ovie』の主題歌です。作詞・作曲を中島みゆきが手掛けており、グループとして初めて、オリコン週間シングルランキングで1位を獲得。「泣いてもいいんだよ」というメッセージとももクロメンバーがひたむきに努力する姿を重ね合わせて感動するファンも多く、愛されている楽曲です。メンバーの高城れには本楽曲について「メッセージ性が強いし、今、現代に伝えるべき歌」とコメントしています。
https://s.awa.fm/track/6c6d06a728704c056d78
桃色空 / ももいろクローバーZ
2016年2月にリリースした4thアルバム『白金の夜明け』に収録されており、KinKi Kids 堂本剛が初めて同事務所外のアーティストに楽曲提供し、話題となった楽曲です。野外ライブなどで空がピンク色になる時間に5人が歌っている姿を思い浮かべ、書き下ろしたという「桃色空」。堂本剛は作詞・作曲に加え、ギター演奏で参加、さらにレコーディングの際のディレクションも行っており、ももクロとの本格コラボが実現しました。元気さ溢れるももクロとはまた一味違う、スローで優しく包みこむような1曲です。
https://s.awa.fm/track/31aac92bc3206d8caa11
ワニとシャンプー / ももいろクローバーZ
2011年7月にリリースされた1stアルバム「バトル アンド ロマンス」に収録されてる「ワニとシャンプー」は、”夏休みに宿題が終わらない女の子”が描かれた1曲。ファンの間で「ワニシャン状態」という言葉が生まれたほど人気の楽曲。ちなみに「ワニシャン状態」とは、宿題や仕事など"締め切り"に追われている状態を表しているそう。作詞を手掛けているヒャダインの才能と、ももクロの魅力がマッチングした傑作です。なにか締め切りに追われている時や、焦燥感や絶望感漂う時、共感できる歌詞と明るいメロディーにポジティブになること間違いなし!
https://s.awa.fm/track/c544a891dfb42931c975
ココ☆ナツ / ももいろクローバー
2010年11月にリリースされた、ももいろクローバー2ndシングル「ピンキージョーンズ」のカップリング曲で、テンポが良く口ずさみたくなる明るいサマーソング。サビの「ココココーココッコッコー…」という歌詞に合わせて、ニワトリの格好をしながら輪になって踊る「ココナツ・サークル」が話題となり、カラオケでみんなで盛り上がれる人気の楽曲です。
https://s.awa.fm/track/09d793fd2912d2d07b76
Z伝説 ~終わりなき革命~ / ももいろクローバーZ
グループ名を「ももいろクローバー」から「ももいろクローバーZ」に改名して初めての作品で2011年7月にリリースされた、4thシングル。2011年3月11日に発生した東日本大震災から約2ヶ月後の5月14日、被災地のZepp Sendaiで行われた入場無料のチャリティー・ライブで初披露された本楽曲は、「頑張れ」だけでなく”ももクロ流”に日本を元気にというテーマで制作された1曲。曲中のZコールは、マジンガーZのテーマソングでおなじみの水木一郎によるもの。曲の2番目がはじまる部分で、「RED!!!」などと5人のイメージカラーを点呼していき、各メンバーのソロパートが始まっていく部分で、前作で脱退した早見あかりが担当していた「BLUE!!!」を呼んでしまい、百田夏菜子の「あ…」というセリフが入るという演出も。ももクロのメンバー愛を感じる1曲です。
https://s.awa.fm/track/229a9ae0c68406d85405
行くぜっ!怪盗少女 / ももいろクローバー
ももクロの代表曲「行くぜっ!怪盗少女 」は、2010年5月にリリースされたももいろクローバーのメジャーデビューシングル。当時、テレビでほとんど取り上げられることがなかった中で、NHK『MUSIC JAPAN』(アイドル特集の回)に出演。この番組を視聴していた、HMV渋谷店副店長が感銘を受け、当時無名だったももクロの特集コーナーを大々的に設け、百田夏菜子のエビ反りジャンプ”の写真に、"このジャンプがアイドル史を更新する"とキャッチをつけてディスプレイしたことが話題となり、彼女たちがスターダムを駆け上るきっかけとなりました。
https://s.awa.fm/track/17c0785855712ffb0620
笑一笑 ~シャオイーシャオ!~ / ももいろクローバーZ
2018年、メンバーの有安杏果が卒業し、4人体制となったももいろクローバーZ初のシングル。2018年4月にリリースされ、同年に公開された映画『クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ〜拉麺大乱〜』主題歌(エンディングテーマ)となっています。タイトルは中国語で「笑って!」「笑おう!」を意味し、映画の世界観にマッチしており、メンバーたちは本楽曲について「遠く離れていても笑顔でつながっていようとか、笑顔で皆がぱっと明るくなるというメッセージも込められていて、聴くだけでも笑顔になれる曲になっています」とコメントしています。
https://s.awa.fm/track/1f31347ed41896911390
サラバ、愛しき悲しみたちよ / ももいろクローバーZ
2012年11月にリリースされた、9thシングル。世界的ギタリスト・布袋寅泰が、作曲・編曲そしてギター演奏を担当し話題となった曲です。布袋寅泰は本楽曲について「ももクロの最大の魅力であるライブで、会場全体が一つになれることを心がけました。曲は〈天使と悪魔が表裏一体となって追いかけっこをする〉ようなイメージです。」とコメント。ロックな音色でミステリアスな世界観溢れる、あらたなももクロの一面を感じる1曲です。
https://s.awa.fm/track/5153c9d7c98127e94010
猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」 / ももいろクローバーZ
2012年3月にリリースされた7thシングルでシンフォニックロック感のある楽曲。収録には100人のコーラス隊とともにマーティ・フリードマンがギター演奏で参加しています。同年に公開されたテレビアニメ『モーレツ宇宙海賊』オープニングテーマで、ソニー・ミュージック主催の平成アニソン大賞で、編曲賞2010-2019年部門を受賞。宇宙をテーマにしたMVでメンバーが着ている海賊風衣装は、新世紀エヴァンゲリオンのキャラクターデザインも手がけた貞本義行が原案を担当しています。
https://s.awa.fm/track/fec326896c28cfaea928
MOON PRIDE / ももいろクローバーZ
2014年7月にリリースされた、ももいろクローバーZの12thシングル。1992年より放送されていたテレビアニメ『美少女戦士セーラームーン』の17年ぶりの新作『美少女戦士セーラームーンCrystal』のテーマ曲。「元気な女の子たち」や「憧れ」というキーワードを挙げ、「作品の世界観に合っていたから」という理由で選ばれたももクロ。本楽曲の作詞・作曲・編曲を手掛けたRevoは、アニメ『進撃の巨人』のテーマ「紅蓮の弓矢」「自由の翼」などを手掛けており、Revoは「MOON PRIDE」について「アイドルの楽曲としては禁則に近い複雑なハーモニーを用いましたが、見事に応えてくれた」とコメントしています。女子の永遠の憧れ『美少女戦士セーラームーン』を好きな人は必聴です!
https://s.awa.fm/track/a854ff0010ccce076b49
『Z』の誓い / ももいろクローバーZ
2015年4月にリリースされた15thシングルで、同年に公開された映画『ドラゴンボールZ 復活の「F」』の主題歌。ヘヴィメタル調のアレンジに加え、銅鑼の音など中華音楽風のアレンジが特徴的な1曲。作詞はアニメ『ドラゴンボールZ』のオープニング・テーマ「CHA-LA HEAD-CHA-LA」や「WE GOTTA POWER」、エンディング・テーマ「僕達は天使だった」の作詞を手掛けた森雪之丞さんが務めており、ドラゴンボール×ももクロの本格コラボが話題となりました。『ドラゴンボール』の世界観をモチーフとして、コミックやアニメのオマージュが盛り込まれたMVは、ドラゴンボールファンもももクロファンも必見!
https://s.awa.fm/track/2a7e7ca3f6ea6762f704
オレンジノート / ももいろクローバーZ
2011年7月にリリースされた1stアルバム『バトル アンド ロマンス』に収録されてる1曲。もともと「オレンジノート」は、2010年頃に制作され、当時はライブでしか聴くことができなかった激レアな楽曲で、音源化する予定は無かったそうですが、メンバーの強い希望により収録されることになりました。特にメンバーの高城れにのお気に入りの曲で、歌い出しの部分ではセンターのポジションも担当しています。タイトルにある「オレンジ」、ももクロの中にはいない"オレンジカラー"。一説では、このオレンジカラーはファンのことなのではないか?と噂が飛び交いました。
https://s.awa.fm/track/462b60fcbee34994a580
Link Link / ももいろクローバーZ
2015年3月にリリースされた14thシングル「青春賦」に収録されてる楽曲。2015年に公開された、メンバー全員が出演する映画『幕が上がる』で挿入歌として起用されています。メンバーの佐々木彩夏がフィーチャーされた曲で、当時高校卒業を迎えた彼女と歌詞の内容に近かったこともあり、歌い出しと落ちサビのソロパートを担当しています。また、曲名も担当カラーの「ピンク」に近い語呂になっています。