名実ともに日本を代表する女性アイドルグループの1つとなった、乃木坂46。2011年に結成され、2012年にデビュー。「アイドル戦国時代」と呼ばれた当時の芸能界で並み居る大物アイドルたちと切磋琢磨しながら、着実に人気・実力を身につけてきました。まさに戦国の世を治める征夷大将軍のような存在となった乃木坂46ですが、最近になって興味を持ち、これから曲を聴きこみたいという新たなファンも多いことでしょう。そこで今回は、AWAで聴ける乃木坂46の曲から、代表曲・ファンに人気の高い曲・隠れた名曲などおすすめの楽曲たちをご紹介します。
乃木坂46の名曲コレクション・2012~2015年編8選
制服のマネキン / 乃木坂46
乃木坂46の初期の代表曲。2018年にグループを卒業し舞台女優として活躍している生駒里奈がセンターポジションを務め、ボーイッシュで凛とした魅力を振りまいた1曲です。姉妹グループである欅坂46のメンバー・平手友梨奈は「この曲の生駒さんが印象的で、欅坂のオーディションを受けたいと思った」と話しています。デビュー曲から連続でセンターを務めた生駒里奈ですが、この曲がきっかけでその魅力を本格的に開花させるに至ったと言えそうですね。
https://s.awa.fm/track/96b3cc6e68e26c4f3644/
会いたかったかもしれない / 乃木坂46
乃木坂46が、元々は「AKB48の公式ライバル」としてデビューしたことを覚えている方は多いかもしれません。そんな乃木坂46のデビューシングルのカップリングだったこの曲は、ご存じAKB48の名曲『会いたかった』とまったく同じ歌詞をメロディーだけ変えて歌っているという変わり種。『会いたかった』のイメージとは180度異なる、マイナーな曲調には驚いてしまいますね。ちなみに曲のMVには、元AKB48の前田敦子が出演するという芸の細かさも!
https://s.awa.fm/track/9f9faed0013f8e6d0927/
ぐるぐるカーテン / 乃木坂46
この曲が、乃木坂46の記念すべきデビューシングル。初期の乃木坂46のキャラクターが、歌詞にも存分に生かされています。女の子同士2人で教室のカーテンをぐるぐる巻いてその中に隠れ、秘密のお話をする…… という、可愛らしくてドキドキするシチュエーションは、想像するだけでも心がときめいてきますね。
https://s.awa.fm/track/94884eafc770cdc9ee19/
ガールズルール / 乃木坂46
女の子たちがアクティブに過ごす夏休みの楽しさを存分に描いた歌詞に、元気をもらえる1曲。センターポジションは雑誌のモデルやCMなどでも活躍している白石麻衣が務め、その可憐ながら小悪魔的な魅力を改めてファンに印象づけました。プールで撮影したというジャケット写真やMVも涼しげで、季節感たっぷり。ヒットした当時(2013年)から乃木坂ファンだった人は、曲を聴くだけであの夏の出来事がよみがえってくるかもしれませんね。
https://s.awa.fm/track/b3f1fda5e03622099498/
命は美しい / 乃木坂46
人の命を讃えるピュアでみずみずしい歌詞が心を打つ名曲。2018年に卒業を発表した西野七瀬がセンターポジションを務めており、近年の乃木坂46の楽曲では少なくなったローテンポでマイナーな曲調や、ダークファンタジーのようなモノトーン調の世界観のMVがリリース当時も実に新鮮でした。
https://s.awa.fm/track/b5dc9517a175c8171e70/
気づいたら片想い / 乃木坂46
男の子の目線で歌われる歌詞が多かった乃木坂46の楽曲のなかで、当時は意外に数少なかった女の子目線のラブソング。サビのフレーズと「気づいたら片想い」という歌詞の一節があまりにキャッチーなので、「曲はよく知っていたが、後から乃木坂46の曲だと知った」という人もきっと多いかも。1980年代のアイドルソングに通じる、純情な乙女心を描いた歌詞と歌謡曲調のメロディーラインは、1度聴けば自然に頭の中に刷り込まれてしまいそう。
https://s.awa.fm/track/12de2bb034fee20c7093/
何度目の青空か? / 乃木坂46
サビでドラマチックに転調し、マイナーからメジャーへと曲調が変化する、アイドル・ソングとしてはかなり技巧的でチャレンジングな1曲。現在は姉妹グループである欅坂46の曲でよくモチーフとされているような、「青春の心の痛み」や「前を向く強さ」などをテーマとした力強い歌詞が印象的。センターポジションは、お嬢様風ルックスながら芯の強さを感じさせる目力が特徴の生田絵梨花が務め、楽曲のピュアな魅力を引き出しています。
https://s.awa.fm/track/98739f4b713cc9805b51/
君の名は希望 / 乃木坂46
ライブでは終幕の場面で使われることが多いなど、乃木坂46の5枚目のシングル曲にしてファンからも熱烈な支持を誇る1曲。プロデューサー秋元康が「この曲の歌詞は、センターポジションを長く務めてきた生駒里奈が心身の限界を超えながら頑張りを見せていたことを思いやって書いた」と後日語っています。2015年の紅白歌合戦に乃木坂46が初出場した際、直近のヒット曲ではなくこの曲が選ばれたことも記憶に新しいですね。
https://s.awa.fm/track/fd122e4c908461632868/
乃木坂46の名曲コレクション・2016~2018年編6選
ジコチューで行こう! / 乃木坂46
乃木坂46の通算21作目シングルで、2018年の夏を彩ったヒットナンバー。センターポジションを齋藤飛鳥が務め、彼女の奥ゆかしくも自由奔放でマイペースなキャラクターをモチーフに書かれたような歌詞がお茶目な1曲です。底抜けに明るい映像の雰囲気に心躍るようなMVは、齋藤飛鳥自身もルーツを持つ東南アジアの風景が美しく、さまざまな観光スポットを旅するメンバーたちの可愛らしさにあふれていますよ。
https://s.awa.fm/track/bd75b76a84a090823e31/
サヨナラの意味 / 乃木坂46
2016年秋にリリースされ、その年の紅白歌合戦での歌唱曲にもなった甘酸っぱい卒業ソング。センターポジションを務めた橋本奈々未は当時2017年春でのグループ卒業を控えており、彼女自身と「卒業」のイメージを中心に据えた楽曲やジャケット写真、MVなどが制作されました。グループを卒業した橋本奈々未は芸能界からも引退しましたが、最後に活動したこの曲は乃木坂46史上初のミリオン・ヒットを記録しています。
https://s.awa.fm/track/17ebbd50e40141b71703/
インフルエンサー / 乃木坂46
初期からグループを引っ張ってきた白石麻衣と西野七瀬がダブルでセンターポジションを務め、名実ともに日本音楽界の2017年を代表するヒット曲となった会心の1曲。乃木坂46としては、日本レコード大賞を初めて受賞した記念すべきナンバーとなりました。インターネットの世界で流行発信力を武器に活躍する「インフルエンサー」の彼女に憧れるも振り回されてしまう……という、21世紀ならではの恋愛模様が描かれた切ない歌詞も心に響きます。
https://s.awa.fm/track/1c1bdc7ea5cb73383377/
裸足でSummer / 乃木坂46
曲のタイトル通り、プールサイドで裸足でくつろぐメンバーのTシャツ姿が愛らしいジャケット写真が印象的な、15作目のシングル曲。「裸足になってどうするつもり……」というサビのフレーズは、この曲がヒットした2016年にとどまらず、翌年も翌々年も夏を迎える季節になると街のさまざまなシーンで良く聴かれましたね。そんな愛されるサマーチューンは、なんとリリースから1年数か月を経てミリオン認定されるという快挙も実現しています。
https://s.awa.fm/track/0d41e1906ba502691d13/
シンクロニシティ / 乃木坂46
2018年春にリリースされた、乃木坂46の20作目シングル。心優しい少年が人類愛について考えるというイノセントな歌詞は、この曲をもってグループを卒業した生駒里奈に贈るかのようです。彼女がセンターポジションを務めることを想定して楽曲が作られましたが本人がそれを辞退し、長らく共に「乃木坂46の顔」として活躍してきた盟友・白石麻衣がセンターを引き受けるという、ちょっと心温まるドラマもこの曲の陰にはあったそう。
https://s.awa.fm/track/c41a7535a520f2747736/
帰り道は遠回りしたくなる / 乃木坂46
2018年11月にリリースされた、乃木坂46の22作目シングル。2018年いっぱいでのグループ卒業を発表済みである西野七瀬が、単独センターポジションを務めています。「グループ内で年長になるほど、新しい挑戦について考えるようになった」と前向きに卒業について語った西野七瀬。そのポジティブなキャラクターが思い起こされるような、力強く次のステージに進む決意を歌った歌詞には、ジャケット写真に描かれる冬の寒さのような清々しさを感じますね。