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ピアノの発表会で弾くならこれ!おすすめの人気定番曲

日頃のレッスンの成果を発揮する、ピアノの発表会。せっかくさまざまな人に聴いてもらえる機会ですから、後悔のない素敵なステージにしたいことでしょう。そのためには実力と自分の好み、そして発表会の場に合った選曲をすることも大切なポイントです。そこで今回は、ピアノの発表会で弾くのにおすすめしたい、人気の定番曲をご紹介します。クラシック、ポップに分けていますので、選曲に悩んでいる方はそれぞれぜひ聴いてみてくださいね。

おすすめ定番曲・クラシック編

エリーゼのために / Fujiko Hemming

ベートーヴェン作曲の「エリーゼのために」は、中級レベルの方が弾くのにおすすめです。印象的なメロディはピアノに関わったことのある方ならよく知っていますし、暗譜もしやすいため、しっかりと練習をすれば心にゆとりをもって弾けるでしょう。ベートーヴェンの曲の中でも有名な練習曲ではありますが、細部まで表現力をつければ印象に残る演奏ができるはず。ぜひ取り組んでみてください。


https://s.awa.fm/track/beb322ba45f7e7db2700/

ショパン: ワルツ第6番 変ニ長調 「子犬のワルツ」 Op. 64, No. 1 / 實川風(ピアノ)

フレデリック・ショパンの有名な短い曲、「子犬のワルツ」もおすすめです。主題は「leggiero(軽く)」と指示されており、まさに子犬が駆け回るような音運びになっています。形式と曲調がなめらかに変化するため、短いながらも細かい工夫の凝らされた名曲です。ショパンがこの曲を捧げたのは、彼のピアノの弟子であり生涯よき友人であったデルフィナ・ポトツカ夫人。ショパンが彼女に贈ったこの楽しげな曲を練習する際は、仲のよい友人に聴いてもらうようなつもりで弾くといいかもしれません。


https://s.awa.fm/track/6c6a07a220724c056d78/

トルコ行進曲 / 小山 実稚恵

幼少期から天才と呼ばれたオーストリアの作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト。非常に速い指さばきと力強い打鍵が求められるこの曲は、上級者向けかもしれません。モーツァルトは「フィガロの結婚」など数多くのオペラも作曲しています。彼の音楽世界が好きな方、華やかで勇ましい曲に挑戦したい方は、ぜひじっくりと時間をかけて自分のものにしていきましょう。


https://s.awa.fm/track/17c0795d5d792afb0620/

シューマン:トロイメライ / 清塚信也

父親の職業柄、幼少期から文学書に囲まれ、母から音楽熱を受け継ぐいだ作曲家、シューマン。彼の残した「トロイメライ」は『子供の情景』という曲集に含まれる1曲です。「トロイメライ」の意味は、「夢想」や「夢にふけること」。ゆったりとしたメロディにはまさしく夢の世界を漂う感覚を与えてくれる、静けさと美しさがあります。一音一音をおろそかにできない、高度な表現力を要する作品です。8回つづく旋律をいかに味わい深いものにできるかが腕の見せどころ。清塚信也の演奏も参考に、ぜひチャレンジしてみましょう。


https://s.awa.fm/track/f9c7e1ef08b4b3b17556/

お人形の夢と目覚め / 三舩 優子(ピアノ)

1800年代を生きたドイツのピアノ教師、テオドール・エステン。彼のサロン風ピアノ小品は、当時の聴衆が反応する流行をよくとらえており、大変な人気となりました。シューベルトによる有名な歌曲「魔王」のピアノ版も作曲しています。この「お人形の夢と目覚め」はお家のお風呂がわいたときのアナウンスに設定されている、という方もいるかもしれません。親しみのあるメロディはきっと弾いていて楽しいでしょう。


https://s.awa.fm/track/5152cbd0c08326e94010/

月の光 / 牛田智大

「月の光」はクロード・ドビュッシーによる組曲『ベルガマスク組曲』に含まれる小曲です。ショパン国際ピアノコンクールなど、さまざまなコンクールで金賞第一位を獲得しているピアニスト、牛田智大による演奏をご紹介します。「月の光」はドビュッシー作品の中でもとくに広く親しまれている作品。優しくもどこか寂しげな旋律は、まさしく人々を静かに照らす月の光のようですね。


https://s.awa.fm/track/db987c953e3bcb73f542/

花の歌(ランゲ) / 仲道 祐子(ピアノ)

グスタフ・ランゲはドイツのベルリンを中心に活動したピアノ奏者、作曲家です。彼が作曲したピアノ小品はなんと400曲以上。軽やかで優雅、そして比較的演奏も易しかったこれらは、ヨーロッパの上流家庭を中心に大流行したそうです。発表会の選曲にあたってまずは難しくないものを、と考えている方におすすめです。ご紹介する「花の歌」の演奏は、彼と同じくドイツを拠点に活動する仲道祐子のもの。流れるように優美なひとときをお楽しみください。


https://s.awa.fm/track/31aecc29c226638caa11/

エルガー:愛の挨拶 / 田部 京子

エドワード・エルガーは10歳で作曲を始めたイギリスの作曲家です。この「愛の挨拶」は彼が妻、キャロラインに贈ったもの。彼女はもともとエルガーの弟子でしたが、妻となってからも彼を精神的に、社会的に、そして音楽面でも助言をするなどして支えました。穏やかなメロディには、エルガーの感謝がこめられているように感じます。ご紹介する演奏は日本を代表する実力派ピアニストである田部京子のものです。易しい旋律に思えますが、細かなリズムの変化も意識して弾きたい曲。発表会の定番曲ですので、ぜひ自分だけの表現を探ってみてください。


https://s.awa.fm/track/d956a5add5981af29b21/

おすすめ定番曲・ポップ編

アンダー・ザ・シー (『リトル・マーメイド』より) / Homei Matsumoto

ディズニー映画『リトル・マーメイド』に登場する楽曲、「アンダー・ザ・シー」はピアノを習っている方なら一度は弾いておきたい楽しい曲。軽やかに、でも打鍵が流れてしまわないように。細かいところに意識を配りつつも、海の仲間たちが醸し出す明るい雰囲気を表現したいですね。子どもから大人まで広く知られている音楽なので、聴いている人も親しみをもって演奏を聴けるでしょう。


https://s.awa.fm/track/5a83a990508aa4c8f114/

となりのトトロ (ピアノ) / Relax α Wave

子どものころの思い出を集めたようなピュアな曲、スタジオジブリ映画『となりのトトロ』のテーマ曲です。シンプルであるにもかかわらず胸を打つメロディは、弾きながら思わず感情をあふれさせてしまうかもしれません。ピアノの発表会で弾くなら、弾く自分もお客さんも心あたたまる曲を弾きたい。そうお考えの方は、ぜひ練習してみてください。テンポが速くなってしまうと落ち着きのない印象を与えますので、過去の思い出に浸りながら弾くような、ゆったりとした演奏を心がけましょう。


https://s.awa.fm/track/6c6d05a4297547056d78/

ありがとう ピアノバージョン / 松下 奈緒

女優とピアニストという2つの顔をもつアーティスト、松下奈緒。彼女が弾く「ありがとう」は、NHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』主題歌になった「ありがとう」のピアノ版です。いきものがかりによる原曲も爽やかであたたかみのある楽曲ですが、ピアノ独奏になるとまたちがった味わいが感じられます。素朴でまっすぐな歌詞を心の中で口ずさみながら弾きたいですね。ドラマ主題歌ということもあって、お客さんの中にもご存知の方がいらっしゃるでしょう。


https://s.awa.fm/track/19e71f15ebd58e719354/

あの夏へ / 久石譲

スタジオジブリ映画『千と千尋の神隠し』に使用されている「あの夏へ」。ご紹介する演奏は、作曲を手がけた久石譲のものです。『風の谷のナウシカ』など、ほかにも多くのジブリ作品音楽を手がけてきた久石譲ならではの音楽世界が味わえる楽曲。印象的なイントロは、静かな異世界に1人落ちていくような没入感を演出できます。演奏も比較的易しいため、初心者の方におすすめです。


https://s.awa.fm/track/c16ac784d867d3d4f888/

Someday My Prince Will Come (ピアノ) / Relax α Wave

ディズニー映画『白雪姫』の挿入歌として有名な「Someday My Prince Will Come」。邦題は「いつか王子様が」とついています。終始しっとりとした甘い旋律が、雪のように白く透きとおる容貌のプリンセスを連想させる曲です。多くのジャズミュージシャンがこの曲を好み、ビル・エヴァンスやマイルス・デイヴィスなどが名演奏を残しています。連弾バージョンも作られていますので、レッスン仲間や家族と弾くのも楽しそうです。


https://s.awa.fm/track/9508748d9a2aeb540379/

残酷な天使のテーゼ (PianoSoloCover) / 木内薫

アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の主題歌として幅広い世代に知られる「残酷な天使のテーゼ」も、ピアノの発表会で人気の定番曲です。イントロはスローテンポではじまり、原曲同様にすぐさまアップテンポへと切り替わります。歌を担当している高橋洋子の歌唱もぜひ聴いてみてください。ピアノ独奏においても、サビの表現力に磨きがかかるはずです。


https://s.awa.fm/track/98769645733bcb805b51/

メリー・クリスマス・Mr. ローレンス 〜映画『戦場のメリー・クリスマス』 / 清塚信也

映画『戦場のメリー・クリスマス』のサウンドトラック、「メリー・クリスマス・Mr.ローレンス」は心にしみわたる切ない楽曲。作曲は日本を代表する作曲家、坂本龍一が手がけています。映画をご覧になったことがある方もない方も、この曲の不思議な旋律に聴き入ったことがあるのではないでしょうか。名作映画のサウンドトラックに挑戦してみたい方は、ぜひこの曲に挑戦してみてください。


https://s.awa.fm/track/cc34a914f99045a98c12/

涙そうそう / 角 聖子(ピアノ)

「涙そうそう」は、沖縄県出身の歌手、夏川りみのヒット曲です。ピアノ独奏版もそのぬくもりある世界観は変わらず、聴く人の心を癒すでしょう。旋律を途切れさせずに美しくつなげることを意識して、あまり速くなりすぎないように気をつけてみてください。沖縄のあたたかい風に吹かれるように、ゆったりとした演奏が似合う楽曲です。


https://s.awa.fm/track/5fe69ef1143bf8bc7361/

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