『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』は、和月伸宏氏によって1994年から1999年まで週刊少年ジャンプで連載された漫画作品です。明治維新の動乱のなか、「緋村抜刀斎」の名前を捨てて生きる流浪人の「緋村剣心」。ほかにも「相楽左之助」や「斎藤一」、「四乃森蒼紫」など魅力あふれる個性的なキャラクターがたくさんいて、今でも根強い人気を誇っています。今回この記事では、『るろうに剣心』の歴代おすすめOP曲・ED曲を紹介します!
【るろうに剣心】歴代おすすめOP・ED
そばかす / JUDY AND MARY
1993年に「POWER OF LOVE」でメジャーデビューを果たしたJUDY AND MARY。ボーカルYUKIの甘くて圧倒的な歌声は、聴く人の心をわしづかみにするような魅力があります。「そばかす」は、『るろうに剣心』の第1話~第38話を担当した初代OP曲であり、主題歌をJ-POPで作るスタイルの先駆けとなった曲でもあります。『るろうに剣心』を見ていなくても、この曲は知っているという方が多く、幅広い世代に愛されている音楽です。
https://s.awa.fm/track/1d0b094ac8adfd0b5b07
1/2 / 川本真琴
川本真琴は、福井県出身のシンガーソングライターです。1996年に「愛の才能」で、メジャーデビューを果たしました。JUDY AND MARYに負けないくらい特徴的な甘い声の持ち主であり、「1/2」はとくにキュートな歌詞・スピード感のあるメロディが特徴的。『るろうに剣心』の第39話~第82話までのOP曲に起用され、多くのアニメファンをとりこにしました。
https://s.awa.fm/track/8ac952152b53e1318d45
君に触れるだけで / CURIO
CURIO(キュリオ)は、1997年に「ときめき」でメジャーデビューを果たした、大阪出身のポップロックバンドです。2003年に解散後2012年に再結成ライブを開催、以後は精力的に活動を再開しています。「君に触れるだけで」は、『るろうに剣心』の第83話~第94話までを担当した、テレビアニメ最終章を飾るOPテーマに起用されました。アップテンポなノリは、これまでのOP曲と近いものはありますが、最終章にふさわしいカッコいい曲調は聴くだけでシビれます。
https://s.awa.fm/track/beb122bb43ffe1db2700
TACTICS / THE YELLOW MONKEY
「イエモン」の愛称で幅広い世代から絶大な人気を誇るTHE YELLOW MONKEY(ザ・イエロー・モンキー)。1992年にメジャーデビューを果たして以来、数多くの代表曲を世にリリースしています。「TACTICS」は『るろうに剣心』の第1話~第12話の初代ED曲に起用された楽曲です。OP曲がJUDY AND MARY、そしてED曲がTHE YELLOW MONKEYと、今考えるとかなり豪華な組み合わせで『るろうに剣心』を盛り上げていたことがわかりますね。
https://s.awa.fm/track/987796497831c9805b51
涙は知っている / 涼風 真世
涼風 真世(ススカゼマヨ)は、1981年に宝塚歌劇団に入団し、入団10年目で月組のトップスターに就任しました。『るろうに剣心』の主人公、緋村剣心の声を担当しています。「涙は知っている」は、『るろうに剣心』の第13話~第27話までのED曲。これまでのOP曲・ED曲と比べるとテイストがかなり変わっていますが、それでも剣心が歌っている曲ということで、ファンの間では隠れた名曲として知られています。
https://s.awa.fm/track/b20def9499be0c335652
HEART OF SWORD ~夜明け前~ / T.M.Revolution
T.M.Revolution(ティーエム・レヴォリューション)は、西川貴教のソロプロジェクトとして1996年にメジャーデビューを果たしました。T.M.RevolutionのT.MはTakanori Makesという意味があります。「HEART OF SWORD ~夜明け前~」は、『るろうに剣心』の、第28話~第38話と第43話~第49話のEDテーマに起用されました。可愛らしいルックスとは対照的に、力強い歌声を持っている西川貴教の歌声に、圧倒されたという方も多いのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/5fe29bf3143afabc7361
the Fourth Avenue Cafe / L'Arc~en~Ciel
L'Arc~en~Ciel(ラルク アン シエル)は、世界的にも活躍を見せる日本を代表するロックバンドです。「the Fourth Avenue Cafe」は、『るろうに剣心』の第39話~第42話までを担当したED曲で、とても切ない別れの歌に仕上がっています。歌詞がとても抽象的なので、聴く人によって曲の世界観が変わってくるのが特徴的です。
https://s.awa.fm/track/95f84629e613e538ed09
It's gonna rain! / BONNIE PINK
BONNIE PINK(ボニー・ピンク)は、京都府出身のシンガーソングライターです。洋楽的なサウンドがとても印象的で、「Let go」や「Heaven's Kitchen」などで注目を集めるようになりました。「It's gonna rain!」は、『るろうに剣心』の第50話~第66話のED曲に起用された音楽。タイトルにあるとおり「雨」をテーマにしており、ED映像も全体的にしっとりとした雰囲気を演出しておすすめ。
https://s.awa.fm/track/653eb5a126d11f855f30
1/3の純情な感情 / SIAM SHADE
SIAM SHADE(シャム・シェイド)は、1995年に「レイン」でメジャーデビューを果たしました。インディーズ時代から多くのファンをとりこにしており、勢いのあるロックで人気を確固たるものに。「1/3の純情な感情」は、『るろうに剣心』の第67話~第82話のEDテーマに起用された音楽です。疾走感のあるメロディは、一気に曲の世界観に引きずり込まれそうになります。
https://s.awa.fm/track/b3f5f4abe33b27099498
【るろうに剣心】OVA・劇場版アニメ・実写版主題歌
愛しさの糧 / 笠原 弘子
笠原 弘子は、中学2年生のときにオーディションに合格し声優デビュー。その後、数多くの人気アニメへの出演を果たしています。「愛しさの糧」は、OVA『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-追憶編』の主題歌に起用されました。本作で彼女は、アニメオリジナル話「島原編」のキャラクターである天草小夜(マグダリア小夜)の声を演じています。切ないメロディと、彼女の歌声が見事にマッチしている名曲です。
https://s.awa.fm/track/b5be4d7b8bb9f780a916
feel you / 住岡 梨奈
住岡 梨奈は、北海道出身のシンガーソングライターです。札幌市内で精力的にライブを行い、2012年に「feel you」でメジャーデビューを果たしました。可愛らしいルックスと、印象的な歌声でファンをとりこにし、当時は大型新人として期待された逸材です。「feel you」は、爽やかなメロディとギターサウンドが特徴的な楽曲なので、気分をスッキリさせたいときに聴くことをおすすめします。
https://s.awa.fm/track/c540ad90deb32d31c975
七色の風 / 住岡 梨奈
「feel you」に続き、「七色の風」でも主題歌に抜てきされた住岡 梨奈。「七色の風」は、「feel you」期間生産限定盤のカップリング曲として同じCDに収録されています。穏やかな風のようなメロディにのせて歌う、彼女の歌声がとても魅力的!透明感にあふれており、『るろうに剣心』の物語を歌声で優しく包み込んでくれます。
https://s.awa.fm/track/94884eaec270cfc9ee19
虹 / L'Arc~en~Ciel
L'Arc~en~Cielの「虹」は、劇場版『るろうに剣心-維新志士への鎮魂歌(レクイエム)』のOPテーマに起用された音楽。アニメのEDテーマにも起用された彼らですが、劇場版でも起用されました。「虹」をリリースする前、L'Arc〜en〜Cielはドラマーsakuraが起こした事件により活動休止を余儀なくされていました。そのため、「虹」は再出発を誓った音楽とも言われており、ファンのあいだでも愛されている名曲です。多くの方に愛されている音楽ですが、聴いたことがないという方はぜひ一度聴いてみることをおすすめします!
https://s.awa.fm/track/31abc424cf26678caa11
The Beginning / ONE OK ROCK
ONE OK ROCK(ワン・オク・ロック)は、2007年にメジャーデビューを果たした日本を代表するロックバンドのひとつです。「The Beginning」は、実写映画版『るろうに剣心』の主題歌に起用された楽曲。アニメとは一味違う映画でしか味わえない疾走感、緋村剣心は佐藤健以外ありえないと思わせるような映像に、ONE OK ROCKの楽曲が見事に盛り上げてくれます。
https://s.awa.fm/track/5155c5d4c88b25e94010
Mighty Long Fall / ONE OK ROCK
実写映画版『るろうに剣心』から引き続き、『るろうに剣心 京都大火編』の主題歌にも起用されたONE OK ROCK。今回の「Mighty Long Fall」も前作に引けを取らない楽曲に仕上がっています。「Mighty Long Fall」を和訳すると「落ちるところまで落ちた(奈落の底)」という意味合いになり、タイトルだけでも奥深さを感じることができます。京都大火編で、目の前に突き付けられる緋村剣心の心を見事に表しているような歌詞に、共感すること間違いなしです。
https://s.awa.fm/track/74494e8eb16f31137424
Heartache / ONE OK ROCK
実写映画版のラストである、『るろうに剣心 最終章 The Final/The Beginning』の主題歌「Heartache」。実写映画はONE OK ROCKが全て担当することが決まったときに、誰もが納得したのではないでしょうか。「Heartache」は、現在形の言葉を巧みに使いつつも過去の恋愛を表現している、切ないラブソング。物語のラストを締めくくるのにふさわしい壮大なメロディに、思わず涙してしまいそうです。