いつまでも「ちゃん」を付けて呼びたくなる女性有名人といって思い浮かぶのが、「聖子ちゃん」こと松田聖子。今なお変わらぬ高い歌唱力と美しいルックスで、日本屈指のベテラン女性シンガーとして活躍中です！ アイドル時代初期の独特なヘアスタイル「聖子ちゃんカット」の流行を覚えている方も、お父さんやお母さん経由で松田聖子を知って好きになった方も、AWAで昭和から平成にかけての松田聖子の名曲を振り返ってみませんか？ 今回は、AWAで聴ける曲のなかから「松田聖子の名曲・定番曲」を特集します。
永遠のアイドル！ 松田聖子の名曲コレクション・昭和編10選
青い珊瑚礁 / 松田聖子
アイドル時代の松田聖子を知らない世代の方も、冒頭のサビには聴き覚えがあるのでは？ それほど強力なインパクトで、現代の女性アイドルソングにも大きな影響を与えたといえそうな1980年の名曲。曲の歌詞にある通り、南風に乗って思わず走り出したくなるような疾走感が癖になりそうですね！ これだけスピード感のあるアイドルソングは、この前にも後にもなかなか生まれていないように思えます。
https://s.awa.fm/track/cdaa4619fcb5ff9a1f91/
風立ちぬ / 松田聖子
作詞：松本隆、作曲：大瀧詠一というこの曲の制作陣には、一部の世代の人なら唸ってしまうはず。伝説のバンド「はっぴいえんど」の元メンバーのうち2人によって作られた抒情的な「秋うた」は、今聴いても古さを感じる人はほとんどいないかもしれません。堀辰雄による純文学作品「風立ちぬ」と同じタイトルが付けられているだけに、どことなく文学の匂いがする歌詞も印象的です。
https://s.awa.fm/track/905c95064c64564c2539/
SWEET MEMORIES / 松田聖子
1980年代のアイドルソングとしては異色の、多くの英語詞が盛り込まれたミディアムバラード。終始抑え気味な歌い方も当時の女性アイドルとしては異例で、その頃ファンだった方も松田聖子の歌唱力の高さを実感したのでは？ また、ストーリー性をもつ切ない歌詞も、聴く人の想像力を駆り立ててくれます。その影響か、曲がリリースされた1983年の4年後には、この曲をモチーフにして松田聖子自身が主演するドラマが作られたほど。
https://s.awa.fm/track/ff4a50d1c7710f9ec994/
恋人がサンタクロース / 松田聖子
現在では多くのアーティストが発表しているカバー楽曲にも、松田聖子は早くからチャレンジしていました。「恋人がサンタクロース」は、もともと松任谷由実が1980年にアルバムの収録曲として発表した作品。この曲を、原曲のイメージそのままに歌って1982年のアルバム「金色のリボン」に収録した人物こそ、松田聖子です！ この作品がJ-POP界を代表するクリスマスの名曲となったのは、松田聖子が歌うことで曲自体の知名度が飛躍的に上がったことも1つの要因かもしれません。
https://s.awa.fm/track/95fd4e27e711e638ed09/
赤いスイートピー / 松田聖子
1982年にリリースされた、今も昭和歌謡の名曲として愛され続けている名曲。非常に優しいメロディー、華やかな情景が浮かんでくる歌詞が魅力的な1曲であり、松田聖子の甘い歌声がいつまでも耳に残ります！ とにかく華やかな作品なので、さまざまな花が咲き始める春の季節にはぴったり。少し暖かくなってきた頃に聴くと、よりよい雰囲気の中で楽しめる作品でしょう。
https://s.awa.fm/track/ca5a4cee14d0b47eb259/
制服 / 松田聖子
1982年の大ヒットシングル「赤いスイートピー」のB面（カップリング）曲として世に出た、いわゆる「隠れた名曲」の1つ。学園が舞台の「卒業ソング」であり、卒業をする主人公の切ない心情が見事に表現されている1曲です！ 抒情あふれる歌詞と、別れの悲しみを隠すような明るいメロディーのミスマッチ感が、よけいに切ない気持ちを呼ぶ不朽の「春うた」と言えるでしょう。
https://s.awa.fm/track/3028d0392bbf86719060/
ハートのイアリング / 松田聖子
レトロなブリティッシュ・ポップを思わせるビートのカッコよさが当時にしてとても斬新だった、1984年秋のヒット曲です。松田聖子の可愛さもしっかりと表現されており、彼女のさまざまな魅力を楽しめる1曲に仕上げられています！ アイドルソングとしてはかなり難しい曲に思えますが、しっかり自分の歌にしているのは「さすが松田聖子」と言えるでしょう。
https://s.awa.fm/track/1f353771d51394911390/
天国のキッス / 松田聖子
可愛らしいオーソドックスなアイドルソングに聴こえますが、実は転調や音程の上下がとても多く、実際に歌うとなると非常に難しい1曲。そんな曲を楽しそうに歌う松田聖子の声を聴くと、彼女の表現力・歌唱力の高さに驚かれるのではないでしょうか？ ちなみにこの曲も、作詞：松本隆、作曲：細野晴臣という「はっぴいえんど」の元メンバー2人で制作されました。
https://s.awa.fm/track/8bddad60088238d4dc23/
瑠璃色の地球 / 松田聖子
1986年6月にリリースされたアルバム、「SUPREME」のラストを飾る名曲。シングルになった曲ではありませんが、スケールの大きな歌詞や曲調がとても感動的で、今も多くのファンから愛されているナンバーです。近年では2010年に女性宇宙飛行士の山崎直子が宇宙ステーションに滞在した際に、かねて「どうしても宇宙で聴きたい」と語っていたことから、NASA（アメリカ航空宇宙局）が目覚ましの曲として贈ったことでも話題になりました。
https://s.awa.fm/track/905c95064c64594c2539/
天使のウインク / 松田聖子
1985年1月にリリースされたシングル曲。作詞・作曲はシンガーソングライターの尾崎亜美によるもので、絵本の世界を思わせるファンタジックな歌詞と、弾むようなポップなメロディーが特徴のナンバーです！ また、ラブソングの形をとりつつ歌詞に恋愛の場面がほぼない点も、この曲の面白いところ。「女の子が天使に恋のお悩み相談をして、天使がそれに答える」というシチュエーションだけが描かれている、ある意味異色のアイドルソングかもしれません。
https://s.awa.fm/track/905c95064c63504c2539/
永遠のアイドル！ 松田聖子の名曲コレクション・平成編5選
きっと、また逢える… / 松田聖子
松田聖子自身が作詞・作曲に携わっている、1992年にリリースされたシングル。しっとりとしたバラードナンバーであり、情感豊かで美しい歌詞が魅力的な作品です！ メロディーも美しい1曲ですが、それほど歌うことが難しい曲ではないので、カラオケで歌いやすいバラード曲として覚えておくにもおすすめ。
https://s.awa.fm/track/1b05fecb844203729e43/
大切なあなた / 松田聖子
松田聖子の作品らしく、純粋な女心が歌詞に綴られている1993年の楽曲。彼女の透き通った声も魅力的ですが、甘い音色のギターを目立たせるなど、バックで流れているサウンドにも工夫が見られる1曲です！ タイトルから分かる通り、歌詞で表現されているのは「好きな人を想う強い気持ち」。ラブソングとしてもぴったりなので、大切な男性が近くにいる女性は、カラオケなどで贈ってみてはいかがでしょうか？
https://s.awa.fm/track/bc14917c13f04d4ce886/
輝いた季節へ旅立とう / 松田聖子
デビュー直後のアイドル時代を思い出すような、可愛らしく心が弾む曲調で「これぞ松田聖子！」と再認識させられる、1994年12月リリースのシングル。平成に発表された比較的新しい作品ですが、平成に入ってもガーリーな聖子ソングは健在であることを印象づけました。冬にリリースされた「冬うた」ですが、季節を先取りするように春の訪れを予感させる前向きな歌詞も魅力です！
https://s.awa.fm/track/1f353771d51591911390/
あなたに逢いたくて~Missing You~ / 松田聖子
1980年代からヒット曲を連発してきた松田聖子の作品の中でも、特に高い知名度を誇る1996年のシングル曲。ドラマチックで心に迫るサビのメロディーは、1度聴けば覚えてしまえそうなほどキャッチーです！ カラオケでも人気が高く、世代を問わず愛されている名曲。この曲でも松田聖子自身が作詞と一部の作曲を務めており、ソングライターとしての優れた才能も見せつけた1曲といえそうです。
https://s.awa.fm/track/704c23d14bdf043c4450/
薔薇のように咲いて 桜のように散って / 松田聖子
日本のポップス界のレジェンド・松田聖子の楽曲プロデュースを、日本のロック界のレジェンド・YOSHIKIが務めるという超大型コラボで話題を呼んだ、2016年の楽曲です！ プロデューサーのYOSHIKIによる、日本語詞にこだわった「和」を感じさせる楽曲の美しさはさすがの一言。ドラマ「せいせいするほど、愛してる」の主題歌にも使われるなど、抜群の話題性を誇った1曲でしょう。
