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【新海誠作品!】心に残るおすすめ曲をご紹介!

アニメ映画好きの方の中には、好きな監督の作品を多く見ているという方もいらっしゃるでしょう。ここ数年、とくに大ヒット作を生み出している新海誠監督の作品がお好きな方も多いはず。そこで今回は、美しいアニメーションと人を惹きつけるストーリ―で幅広く支持されている新海誠監督の作品に登場する音楽をご紹介します。なかでも観客動員数が多かったのは、公開から40日あまりで興行収入130億円を突破した『君の名は。』と、やはり公開から75日で興行収入133億円を突破した『天気の子』。この2作の曲は詳しくご紹介しますので、ぜひお聴きください。

新海誠の人気作品主題歌

Hello Goodbye & Hello / 熊木杏里

新海誠監督の映画『星を追う子ども』主題歌を歌ったのは、2002年にデビューした歌手の熊木杏里。心が洗われるような優しく透明感のある歌声が、映像にマッチしています。物語は、父の形見の鉱石ラジオから聴こえた唄を忘れられない少女アスナと、地下世界アガルタから来たという少年シュン、彼に瓜二つの少年シン、そしてアガルタを探す教師といった多様な人々が伝説の地へ旅にでるというもの。心を打つ物語にのせて熊木杏里の声が響きます。


https://s.awa.fm/track/b3f7f4a0e93621099498/

Rain / 秦 基博

2013年に公開された新海監督の映画『言の葉の庭』のエンディングテーマになったのは、国民的シンガーソングライター、秦基博が歌う「Rain」です。梅雨の季節に主人公のタカオが出会ったのは、朝から1人で日本庭園にいる不思議な女性でした。雨の日の午前中だけ彼女と交流するうち、次第に惹かれていくタカオ。しかし物語は切ない展開を見せます。大江千里が作詞・作曲した「Rain」は、秦基博の表情豊かな歌声で映画のラストをより味わい深いものにしました。


https://s.awa.fm/track/74484e81b06530137424/

One more time,One more chance / 山崎まさよし

映画『秒速5センチメートル』の主題歌を歌うのは、山崎まさよし。1997年公開の彼の主演映画『月とキャベツ』でも主題歌として人気を呼びました。今なお幅広い世代に愛されている大ヒットラブソングです。『秒速5センチメートル』では「いまここにある『日常』の風景を舞台に、日々誰もが感じているリアルな感覚を、アニメーション表現のなかにすくい取ろうという試み」をした新海監督。主題歌の重要性も強く意識しており、誰もが知っている普遍性のある曲をイメージしていたそうです。映画の情感あふれる風景に、山崎まさよしの哀しげな歌声がじんわりと響きます。


https://s.awa.fm/track/b3f1feaae83523099498/

きみのこえ / Heart

映画『雲のむこう、約束の場所』主題歌である「きみのこえ」を歌ったのは、「Heart」。これは川嶋あいの別名義とされています。物語の舞台は、日本が南北に分断された、戦後のパラレルワールドです。米軍統治下の青森にいる中学生ヒロキとタクヤは、同級生サユリへの憧れと、津軽海峡の向こうに建設された謎の巨塔に対する興味を共有する間柄。3年の時が流れ、転校したはずのサユリが実は因不明の病で眠り続けていると知った彼らは、思いがけず巨塔と世界の秘密に近づいていくことになります。映画と歌に共通するテーマ、「約束」について考えさせられるような物語です。


https://s.awa.fm/track/19e11611e4d388719354/

THROUGH THE YEARS AND FAR AWAY / Low

2002年に新海監督の自主制作アニメーションとして公開された『ほしのこえ』。その主題歌は、「Low」ことみずさわゆうきが歌う「THROUGH THE YEARS AND FAR AWAY」です。2040年代の地球と宇宙を描いた壮大なSFアニメであるこの作品は、遠く離れた大切な存在を想う若者の哀しいラブストーリーでもあります。伸びやかに歌われる主題歌がたたえる優しさとは裏腹に、2人の距離が開いていく切なさが印象的です。


https://s.awa.fm/track/a25b9a602349693ed217/

新海誠の作品『君の名は。』に登場する曲

夢灯籠 / RADWIMPS

2016年に公開された新海誠監督の映画『君の名は。』は、興行収入250億円を超える大ヒット作品です。もはや社会現象とまでいわれたこの作品は、豪華な俳優、声優がそろったこと、そして唯一無二の世界観を描く旋律で熱狂的な支持を集めるロックバンド、「RADWIMPS(ラッドウィンプス)」が音楽をすべて手がけたことでも話題になりました。絵物語の舞台は、千年ぶりの彗星来訪を1か月後に控えた日本。都会に住む男子高校生、瀧と山奥の田舎町に住む女子高生、三葉が夢の中で入れ替わってしまいます。「夢灯篭」は映画のオープニングで流れる曲で、キャッチーでこれから始まる物語への期待高まるサウンドといえるでしょう。


https://s.awa.fm/track/b20beb9490b609335652/

はじめての、東京 / RADWIMPS

「はじめての、東京」は三葉が東京でみるものすべて新鮮に感じるシーンで流れます。都会に来たことのない彼女にとって、瀧が暮らす東京の景色は信じられないようなものばかり。身体が入れ替わってしまったことをきっかけに、三葉は「せっかくなら」といわんばかりに、おしゃれな東京生活、スクールライフを楽しむのです。入れ替わるのは不定期とはいえ、田舎町で父の選挙活動や家系の神社がもつ古い風習に嫌気がさしていた彼女にとって、驚きと喜びの入り混じった生活がはじまります。


https://s.awa.fm/track/59cac162b2d5e2781455/

前前前世(movie ver.) / RADWIMPS

「私/俺たち、入れ替わってる!?」と気づいてから、怒涛の入れ替わり生活を経験する瀧と三葉。本当は都会っ子の瀧は山奥の田舎町で、本当は田舎暮らしの三葉は東京で、ときに周囲の人間に怪しまれながら、「様子が変だ」と突っ込まれながらどうにか生活を送ります。その流れるような日々の場面で歌われるのが「前前前世」です。映画を観た方はこの疾走感のあるサウンドでわくわくしたのではないでしょうか。


https://s.awa.fm/track/ca5c48ed14dbb27eb259/

スパークル(movie ver.) / RADWIMPS

物語のクライマックス、三葉の暮らす糸守町に彗星が落ちてしまうという緊迫したシーンでこの「スパークル」が流れます。大ピンチでありながら、この曲のピアノ前奏が時を止めるかのような美しさで、その対比は何度観ても見事です。自分のやるべきことがわかった三葉は、町を救うべく行動をおこしますが、瀧の名前が思い出せず泣きながら山道を一生懸命に駆けて行きます。「運命」「未来」「時計の針」そんな歌詞が印象的に響く名曲です。


https://s.awa.fm/track/c546a993d2bd2931c975/

なんでもないや(movie ver.) / RADWIMPS

『君の名は。』ファンの方のなかには、この「なんでもないや」がとくに好きだという方も多いでしょう。互いを忘れてしまった三葉と瀧が再会するラストシーン、そしてエンドロールで使用されています。記憶はなくしてしまったけれど、何かが胸に残っている。そんなもどかしい想いをしてきた彼らが再び出会うとき、この曲の「君を知っていたんだ」というフレーズがリンクして切なさがあふれます。三葉の声を務めた上白石萌音もカバー曲を出していますので、気になる方はそちらも聴いてみてください。


https://s.awa.fm/track/6c6b02a4287f40056d78/

新海誠の作品『天気の子』に登場する曲

『天気の子』のテーマ / RADWIMPS

2019年の新海誠作品、『天気の子』。大ヒットした『君の名は』に続いて、こちらも興行収入140億円を超える大ヒットとなりました。離島から1人家出して東京にやってきた高校生、帆高。孤独な日々の果てに見つけたオカルト雑誌のライター業をするうち、都会の雑踏で1人の少女に出会います。連日降り続ける雨、そしてこの少女、陽菜がもつ不思議な能力。弟と明るく暮らす彼女と帆高の交流を描き、現代を舞台にしたファンタジーストーリーです。テーマ曲は雨の降り続く東京を表すかのような神秘的なものになっています。


https://s.awa.fm/track/b5b8497b8bb3f780a916/

祝祭(Movie edit) feat. 三浦透子 / RADWIMPS

「祝祭」は、雨をやませて晴れ間をよぶ能力をもつ陽菜が、晴れ女の仕事をはじめて軌道にのるシーンで流れる曲。人々に感謝されてやりがいを見出していく陽菜と、それをサポートする帆高。「僕の中を光らせる鍵をなぜ君に持たせたのか」「そのワケをただ知るために生きてみるのも悪くはないよね」という歌詞に、陽菜と出会って日常が輝きだした帆高の心が映し出されているように思えます。三浦透子の透き通った歌声がとても印象的です。


https://s.awa.fm/track/9f99aad209328a6d0927/

グランドエスケープ(Movie edit) feat. 三浦透子 / RADWIMPS

晴れと引き換えに消えた陽菜を、帆高が空へ迎えに行くシーンで流れるのがこの「グランドスケープ」。運命に逆らってでも陽菜を取り戻す、その強い決意で困難に立ち向かう彼の姿が胸を打ちます。「祝祭」と同じく三浦透子の歌声が響き、クライマックスは合唱になるこの曲。彼女はこの曲で2019年のNHK紅白歌合戦にも出場を果たしました。


https://s.awa.fm/track/1b03fac8844f0f729e43/

愛にできることはまだあるかい / RADWIMPS

「愛にできることはまだあるかい」は、帆高が彼を捕えようとする大人たちに対してふたたび銃を構えるシーンで流れる曲。大人からすると突飛なことをしようとしている帆高ですが、天気と陽菜の秘密を知っている彼は、晴れた空の代わりに陽菜が空へ消えてしまったことをわかっています。彼女を取り戻すためには、鳥居をくぐらなければならない、そう信じて、邪魔をしようとする大人たちに銃を向けるのです。大切な人のためにできることをやりたい、そんな一途で切実な気持ちが歌に込められています。


https://s.awa.fm/track/2fccd0f4102c334bda46/

大丈夫(Movie edit) / RADWIMPS

映画のラストシーン、高校を卒業して東京へ戻ってきた帆高が陽菜を見つける場面で流れるのがこの「大丈夫」です。異常気象はまだ続いているけれど、陽菜を救うことは正しかった、2人にとっては「大丈夫」な世界だ、そんな強い気持ちが伝わってきます。「君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての大丈夫になりたい」という曲の最後を飾る歌詞は、世界の秘密を共有する彼らを最も表現するものでしょう。


https://s.awa.fm/track/8acd51182453e4318d45/

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