『東京喰種トーキョーグール』は、週刊ヤングジャンプにて2011年から2014年まで連載された石田スイ氏の漫画です。終了後は、2014年から2018年まで続編である『東京喰種トーキョーグール:re』も連載していました。現代の東京を舞台に、人間の姿をしながらも人肉を喰らうことで生きる「喰種（グール）」をテーマにした大人気ダークファンタジーで、アニメ化・舞台化もされています。今回は、『東京喰種トーキョーグール』の歴代おすすめOP曲・ED曲を紹介します。挿入歌や劇場版主題歌なども紹介しますので、ぜひチェックしてください。
【東京喰種】歴代おすすめOP！
unravel / TK from 凛として時雨
TK from 凛として時雨（TK・フロム・リントシテシグレ）は、東京都町田市出身のミュージシャン。TK（Toru Kitajima／北嶋徹）のソロ・プロジェクトです。「unravel」は、『東京喰種トーキョーグール』の世界観を大きく反映した楽曲で、ファンの間でも人気が高い名曲です。「教えて 教えてよ その仕組みを 僕の中に誰がいるの？」という歌詞は、主人公の叫びそのもの。主人公の苦悩が痛いほど伝わってきます。
https://s.awa.fm/track/5a85a69b5388a3c8f114/
無能 / osterreich
osterreich（オストライヒ）は、高橋國光のソロ・プロジェクトです。2011年よりバンド活動をしていましたが、活動休止・解散を余儀なくされたあと、ソロに転身しました。「無能」は、『東京喰種トーキョーグール√A』のOP曲に起用された音楽です。『東京喰種トーキョーグール√A』の世界観にマッチしている楽曲センスが特徴的です。独特な音色がくせになる、中毒性の高い音楽に仕上がっています。
https://s.awa.fm/track/02ff6cf0a67cf9116666/
asphyxia / Co shu Nie
大阪府出身のロックバンドであるCo shu Nie（コ・シュ・ニエ）。繊細なボーカル・バンドサウンドが特徴的です。「asphyxia」は、『東京喰種トーキョーグール:re』のOP曲に起用された楽曲。原作者がみずからOPタイトル・曲を歌う人を見つけたことでも話題になりました。「asphyxia」には、呼吸停止や窒息などの意味を持っています。原作者自らが抜擢したとあって、アニメの世界観にどっぷりとつかれる楽曲ですよ。
https://s.awa.fm/track/3ab4028eae91df262085/
katharsis / TK from 凛として時雨
「katharsis」は、『東京喰種トーキョーグール:re 最終章』のOP曲に起用された楽曲であり、TK from 凛として時雨が歌っています。「unravel」に続いて、2回目の起用となりました。前回の曲と同様に、アニメの世界観と歌詞がマッチしており、主人公の心境を見事に投影しています。「例えば目が覚めて『すべては幻だ』って 奇跡めいた妄想を叶えて欲しいんだ 僕が描いた罪で結末を満たさないで」。変えられない過去を嘆き、これからの未来を憂う感情が伝わってくる歌詞に感動してしまいます。
https://s.awa.fm/track/bc10997b1df4464ce886/
【東京喰種】歴代おすすめED！
聖者たち / People In The Box
People In The Boxは、福岡県出身のポストロックバンドです。3ピースの限界にとらわれない、幅広く高い音楽性と、独特な歌の世界観で注目を集めています。「聖者たち」は『東京喰種トーキョーグール』のED曲に起用された楽曲です。不穏な世界観とゆがんだベースフレーズを主体に、淡々と歌い上げています。People In The Boxのなかでも、最も広く知られている名曲のひとつです。
https://s.awa.fm/track/b5dc9518a576c6171e70/
季節は次々死んでいく / amazarashi
amazarashi（アマザラシ）は、青森県を拠点とするロックバンドです。ライブでも一切姿を見せない、独特の世界観で活動を展開しています。「季節は次々死んでいく」は、『東京喰種トーキョーグール√A』のED曲に起用された音楽です。レーザーカッターで、歌詞の文字の形に切り抜かれた肉を食べ続けるMVが、とても衝撃的だと当時話題になりました。なお、期間限定のアニメ版のCDジャケットは石田スイ氏による描きおろしで、現在入手困難とされています。
https://s.awa.fm/track/ab337b05ea518159a869/
HALF / 女王蜂
兵庫県神戸市出身のロックバンドである女王蜂は、2011年にメジャーデビューを果たしました。「HALF」は、『東京喰種トーキョーグール:re』のED曲に起用。CDジャケットの通常版で、石田スイ氏が書いたアヴちゃん（vo）のイラストが使われているのが、とても素敵です。アニメとのコラボ動画もYouTubeで配信していますので、気になる方はぜひチェックしてみることをおすすめします。
https://s.awa.fm/track/bc10937c1bf74e4ce886/
楽園の君 / osterreich
『東京喰種トーキョーグール√A』のOP曲に続き、『東京喰種トーキョーグール:re 最終章』ED曲にも起用されたosterreich。今回の「楽園の君」は、osterreichの復活に東京喰種ファンから喜びと感動の声が集まりました。物語を彩る、その独特な世界観を打ち出した儚くも感動的な音楽は、誰もが納得のいくED曲に仕上がっています。
https://s.awa.fm/track/22c8c39d6114dee69595/
【東京喰種】挿入歌＆劇場版主題歌
Invincible (feat. Yosh) / Yutaka Yamada
音楽家・やまだ豊による『東京喰種トーキョーグール:re Original Soundtrack』が、2枚組CDアルバムとしてリリース。英語詩のボーカル楽曲が中心となっており、本シリーズのための描きおろしBGM30曲以上に加えて、TVサイズの「asphyxia」や「katharsis」、「HALF」、「楽園の君」も収録されています。「Invincible」という言葉には無敵という意味があり、激しいサウンドが特徴的な楽曲。これまでの主題歌に近い印象があるカッコいい音楽です。
https://s.awa.fm/track/bd75b66a8aa09e823e31/
Won't Forget You (feat. SaKy) / Yutaka Yamada
「Won't Forget You (feat. SaKy)」は、「Invincible (feat. Yosh)」とはまた違った印象の、美しい歌声が印象的な音楽です。「あなたを忘れない」という意味のとおり、ピアノサウンドがとても素敵で、思わず聴き惚れてしまうような切ない音楽です。
https://s.awa.fm/track/b7a1bc0b19b395868432/
Parabellum (feat. AmaLee) / Yutaka Yamada
「Parabellum」は、銃弾の呼称ですが、名前の由来はラテン語の「Si vis pacem, para bellum（汝平和を欲さば、戦への備えをせよ）」という意味があります。その言葉のとおり、「Parabellum (feat. AmaLee)」では、これから戦いの準備をする思いや気持ちが、見事に表現された音楽に仕上がっています。
https://s.awa.fm/track/cccb431b53d397660c33/
At Your Disposal (feat. Luschka) / Yutaka Yamada
「At Your Disposal」の言葉の意味は、「あなたに言われたとおりにします」。この曲は、とても切ないメロディラインが特徴的ですが、ラストでは曲調が一変して激しくなります。はかなくて美しい女性の歌声が、メロディにあらがうようにして突き抜けるので、聴いていてとても感動しますよ。
https://s.awa.fm/track/52dd9823f80e0f604c34/
Valor (feat. Future Sunsets) / Yutaka Yamada
「Valor」の言葉には、戦場における勇気や武勇といった意味を持ちます。目の前に立ちはだかる運命から逃げずに、勇気をもって立ち向かうような姿を連想させるカッコいい曲です。『東京喰種トーキョーグール:re』の世界観に見事にマッチしているので、漫画を読むときのBGMとしても最高ですよ。
https://s.awa.fm/track/90589d064263594c2539/
Introduction / 女王蜂
『東京喰種トーキョーグール:re』のED曲「HALF」を歌った女王蜂は、実写映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』の主題歌「Introduction」にも起用されています。「Introduction」は、映画公開前にリリースされたアルバム、『十』に収録されている曲。映画のために描きおろしされていないものの、女王蜂と東京喰種の世界観が見事にマッチしています。
https://s.awa.fm/track/f9c2e5e40cbcbbb17556/
BANKA / illion
illion（イリオン）は、RADWIMPSのボーカル＆ギターを担当している、野田洋次郎によるソロ・プロジェクトです。イギリスやフランスなどの欧州や、台湾など100を超える国で配信リリースするなど、海外を意識した活動を展開しています。「BANKA」は、実写映画『東京喰種トーキョーグール』の主題歌に起用されました。「BANKA」のテーマである人間の二面性をうまく表現しています。
