長時間電車に乗る旅の道中では、なにか音楽を聴きたくなる方も多いかと思います。せっかくの旅の機会、目的地に着くまでの時間も電車に揺られながら楽しみたいもの。長い移動時間も、音楽で心と体をリフレッシュさせられたらいいですよね。そこで今回は電車の旅で聴く曲を探している方向けに、おすすめの音楽をご紹介します。邦楽・洋楽に分けていますので、気分に合わせてぜひ聴いてみてください。
電車の旅おすすめ曲・邦楽編
にじいろ/ 絢香
国民的シンガーソングライター、絢香が歌う「にじいろ」。可愛らしいイントロではじまり、軽快なサウンドが楽しませてくれます。「これからはじまるあなたの物語 ずっと長く道は続くよ」というサビのフレーズから、「人生の道」と「電車が進む道」が重ねあって聴こえてくるようです。NHK朝の連続テレビ小説『花子とアン』の主題歌としても反響を呼び、総ダウンロード数は100万回を突破しています。
https://s.awa.fm/track/1c18dc79a9ce72383377/
電車の窓から / back number
甘さとほろ苦さの混じったラブソングに定評のある日本の3人組ロックバンド、back number。若い世代を中心に、心に刺さる歌詞となじみやすいサウンドで人気を得ています。この「電車の窓から」は恋愛にまつわる曲というよりは、自分の歩みを振り返るような郷愁を感じる楽曲。夢を追いかけ、憧れの場所へ近づいている人が抱く、うれしいような寂しいような言葉にしがたい気持ちが表現されています。旅の途中、ぼんやりと車窓を眺めながら聴きたい1曲です。
https://s.awa.fm/track/96b6cc6d6ce76d4f3644/
さあ冒険だ / 和田アキ子
和田アキ子の「さあ冒険だ」は、旅のはじまりにおすすめしたい楽曲。「晴れた日は出かけよう どこか遠くへ」で始まる歌詞を聴いていれば、おおらかな気持ちで出発できそうです。歌手、タレント、女優、そして司会者やラジオパーソナリティーとしてなど幅広く活躍する和田アキ子の包容力ある歌声が、旅気分を盛り上げてくれるでしょう。
https://s.awa.fm/track/cc37af1ffe9545a98c12/
超特急 / ゆず
国民的男性2人組ユニット、ゆず。キャッチーで親しみやすいメロディと、歌声のハーモニーが持つ明るさで、年代を問わず支持されています。「超特急」は、彼らの音楽性が詰まった疾走感のある曲。日頃の仕事や勉強から心身を解放して、広い空を眺めたくなるような歌詞が旅のお供にぴったりです。急ぎ足で進んできた道をふと振り返る、そんな年齢の方ならとくに心に響くのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/3a87a4c5c0ca3d13a863/
Voyagers / 平原綾香
「Jupiter」で世代を超え幅広く知られるようになった歌手、平原綾香。数多くのドラマ主題歌を担当し、女優としてミュージカルやドラマでも活躍しています。この「Voyagers」は、NHKのテレビ番組『ダーウィンが来た!生きもの新伝説』の主題歌に使われていました。普段生活する部屋を飛び出して、行ったことのない場所へ旅したくなる壮大な楽曲です。子どもでも大人でも、どんな生き物でもこの世界の一員なんだと歌詞を通して感じられます。
https://s.awa.fm/track/db87777f5a02e69a0937/
メトロに乗って / 斉藤 和義
どこか懐かしい雰囲気が魅力の「メトロに乗って」。東京メトロCMソングに使われた、斉藤和義の楽曲です。時間がない、興味がない。そんなふうに言って旅に出る機会を遠ざけて、本当に行きたい場所へ行かないでいる方も多いでしょう。ゆったりとしたこの曲を聴きながら電車に揺られれば、日常の風景も旅先の風景も等しく価値のあるものに見えてきます。そして行ける場所なら気軽に足を運んでみよう、そう思えるのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/cccb4f1b55d497660c33/
空の青さを知る人よ / あいみょん
若い世代を中心に絶大な支持を受けるシンガーソングライター、あいみょん。飾らない歌詞とジェンダーレスな歌声、そして気づくと口ずさんでしまうキャッチーなメロディが魅力的です。「空の青さを知る人よ」は、同名アニメ映画の劇中主題歌としても知られています。旅に出る理由は人それぞれですが、電車に揺られる時間、ふと過去の思い出がよみがえる方もいるでしょう。今はもう会えない人や行けない場所、そんな記憶もぼんやりと味わえる歌です。
https://s.awa.fm/track/8ace53182b5be2318d45/
会いに行く / 小田 和正
小田和正の「会いに行く」は、旅先での「出会い」を予感させてくれる爽やかな楽曲。ものや人、場所。旅先ではさまざまな新しい存在に出会うでしょう。誰か特定の人に会いに行く旅もいいものですが、まだ見ぬ出会いをなんとなく楽しみにできる旅も素敵なものです。フジテレビ系『めざましテレビ』のテーマソングとして耳なじみのある方も多いかもしれません。電車の中だけでなく、旅先で朝聴くのもおすすめです。
https://s.awa.fm/track/c41b7536a723f8747736/
電車の旅おすすめ曲・洋楽編
I'm Yours / Jason Mraz
旅をするなら洋楽でまずおすすめしたいのが、サンディエゴ出身のシンガーソングライター、ジェイソン・ムラーズが歌う「I’m Yours」です。終始優しく奏でられる、アコースティックなレゲエポップが特徴となっているラブソング。「I won't hesitate no more, no more It cannot wait I'm yours(そうさ、僕はもうこれ以上ためらわないよ もう待てないのさ、僕は君のもの)」というフレーズからは、メロディと曲調と裏腹に、愛を誓う静かな決意のようなものを感じます。MVで描かれているのは、ジェイソンが旅にでかけてさまざまな人々と交流する様子。気ままな旅を味わうのにおすすめの楽曲です。
https://s.awa.fm/track/60df897911e13af51229/
A Thousand Miles / Vanessa Carlton
ヴァネッサ・カールトンの「A Thousand Miles」も電車の旅におすすめです。遠く離れたところにいる大切な人へ向けて歌っているように聴こえるこの曲。公式サイトでも「遠距離恋愛について歌った曲」と触れられており、第45回グラミー賞でも複数の賞にノミネートされています。「If I could fall Into the sky(もしも私が空の中へ落ちていけるなら)」「Do you think time Would pass me by(時空を超えられると思う?)」といった幻想的な歌詞が印象的です。
https://s.awa.fm/track/366de71bc8c825131547/
The Lazy Song / Bruno Mars
ハワイ出身のシンガー、ブルーノ・マーズによるサードシングル、「The Lazy Song」。心なごむメロディと朗らかな美声で、世界中にファンの層が広がっています。「Today I don’t feel like doing anything(今日は何もする気になれない)」から始まるこの曲は、「どれだけ今日は何もしないか」を歌い続ける力の抜けた楽曲。思い立って目的もなく出かける旅の時間や、電車にずっと揺られていたい気持ちにマッチするのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/366de61bc8ca21131547/
Catch My Breath / KELLY CLARKSON
テキサス出身のシンガー、ケリー・クラークソンの「Catch My Breath」は疲れた体をリフレッシュさせてくれるパワフルな曲。伸びやかな力強い歌声で、自分らしく人生を歩んでいくという決意が歌われています。サビで一番盛り上がる「this is my life」のフレーズは、昨日までの自分に別れを告げて次の一歩を踏み出したい、そんな気持ちに寄り添ってくれるでしょう。旅に出る開放感とマッチする音楽です。
https://s.awa.fm/track/a850f80517c5ca076b49/
Wake Me Up / Avicii
スウェーデン出身の音楽プロデューサー、アヴィーチー。彼の卓越したダンス・ミュージックは、2018年に急逝してからも多くのファンの心に残っています。「Wake Me Up」は彼の代表作のひとつで、どこか遠くへ行きたい気持ちが表現されているように思えるスピード感のある曲。「Hope I can get chance to travel the world(できることなら、世界を旅する機会がほしい)」というフレーズには、ヒット曲を次々に生み出していた彼自身の言葉だったのかもしれません。
https://s.awa.fm/track/cc34a918fa9244a98c12/
We Are Never Ever Getting Back Together / Taylor Swift
グラミー賞を10度受賞、作楽曲総ダウンロード数は1.3億を超えるなどほかに類をみない活躍を見せてきたシンガー、テイラー・スウィフト。彼女の代表曲「We Are Never Ever Getting Back Together」は、洋楽に詳しくない方でもメディアや街頭で耳にしたことがあるでしょう。タイトルのとおり、元恋人に対して「よりを戻すことは絶対にない」と力強く宣言する曲になっています。景色が次々に移り変わる電車の中で聴くと、心のリフレッシュになるはずです。
https://s.awa.fm/track/79abc2bd57ba05e0a992/
Queen of California / John Mayer
アメリカ・コネチカット州出身のシンガーソングライター、ジョン・メイヤー。彼の持ち味はその多彩な表現力。ギターのテクニックはエキサイティングにもセンチメンタルにも響かせることができ、それはボーカルにも共通しています。この「Queen of California」はカントリーロック調の、カリフォルニアの暖かい気候を思わせるような落ち着いた曲。電車でうとうとしながら聴くのがおすすめです。
https://s.awa.fm/track/43bd09dc0d9dd47cd040/
I Need To Be In Love / Carpenters
コネチカット州出身の兄妹デュオ、カーペンターズ。ボーカルを務めるカレンの英語はとても聴きやすいきれいな発音であることから、リスニングの練習で聴く方も多いでしょう。「I Need To Be In Love」は過ぎ去った時間を思いながら、人との関係を紡ぐことへのためらいを捨てきれない女性の心情を歌っている曲。恋をしなければといいつつ、運命の人が現れるのを心のどこかで待っている、そんな矛盾が愛おしくなる歌詞が魅力的です。旅の夕暮れによく似合う名曲といえるでしょう。