ボカロは、ボーカロイドにプロデューサーが歌唱させている楽曲です。初音ミクが誕生して11年、GUMI、IAなど、新しい音楽ジャンルを確立しています。かっこいいボカロの定番楽曲を、神曲、カラオケ、中毒性の3つに分けてランキングしてみました。どのランキングも人気の神曲揃いとなっています。
かっこよくて痺れる!ボカロ神曲ランキング
5位 アスノヨゾラ哨戒班 / Orangestar feat. IA
IAの調教の良さに定評がある蜜柑星PことOrangestarの作品です。「夢で終わってしまうのならば 昨日を変えさせてなんて言わないから また明日も君とこうやって笑わせて」とIAが歌う歌詞も共感を呼びます。
https://s.awa.fm/track/b208e8959abe0f335652/
4位 -ERROR feat.波音リツ / cillia × niki
nikiがボカロLilyで制作したものを、cilliaがボカロ波音リツでカバーしたものです。「+REVERSE」の姉妹作となっており、「壊れているの? 壊れているよ それでも息を ...したい したい 」との切実な歌詞が、6拍子のロックサウンドと共に胸に刺さります。
https://s.awa.fm/track/cc34a815f29547a98c12/
3位 ロキ / みきとP
人とボカロのデュエットソングで、ボカロの鏡音リンと、作詞作曲したみきとPが自身の声を合わせて完成させています。ハイクオリティなテクノバンドサウンドに韻を踏んだ2人の掛け合いの歌詞が秀逸で、メロディも「ロキロキのロックンロックンロール」のリフレインがかっこいい、おすすめ神曲です。
https://s.awa.fm/track/cc31a919fd9f42a98c12/
2位 命に嫌われている。 / +α/あるふぁきゅん。
ボカロPであるカンザキイオリが初音ミクを使って作った楽曲で、こちらは歌い手の「あるふぁきゅん。」によるカバーです。「軽々しく命を見てる僕らは命に嫌われている」と、現代を生きるSNS世代の嘆きが歌われています。あるふぁきゅん。はこちらを2018年と2019年のニコニコ超パーティーで仮面を装着して生歌を披露し、卓越したボーカル力で『ニコの歌姫』と呼ばれ大人気となりました。
https://s.awa.fm/track/db83707b5b00e49a0937/
1位 千本桜 (feat. 初音ミク) / 黒うさP
2011年、ニコニコ動画に投稿されて記録的なヒットとなったこちら。通称小室進行と呼ばれる「Am(ラ)⇒F(ファ)⇒G(ソ)⇒C(ド)」の分かりやすいコード進行と、東日本大震災の年である2011年黒うさPが書き上げた「反戦国家 日の丸印」とする歌詞が日本の応援歌として受け入れられヒット、小林幸子や和楽器バンドなど多くのアーティストにカバーされました。また、2016年~2019年には歌舞伎の『義経千本桜』の世界観をもとにして生まれた、『今昔饗宴千本桜』がニコニコ超会議で『超歌舞伎』としてリアルとバーチャルで演じられ、同時にニコニコ動画でも中継され人気となりました。千本桜は、ボカロ曲の枠を超えメジャーシーンへと躍り出た最初の大定番曲といえます。
https://s.awa.fm/track/a4be9bbd1db908916a01/
カラオケで歌えたらクール!ボカロ曲ランキング
8位 乙女解剖 / DECO*27
ボカロPであるDECO*27(デコニーナ)が2019年に立ち上げた会社「OTOIRO」のクリエイターたちによって作られた初のボカロ曲です。10代女性の純情と狂気の合間に揺れる複雑な心情が語られた歌詞で、音階がしり上がりになる「痛いくらいが良いんだって知った」を歌い上げられたらクールですね。
https://s.awa.fm/track/96b6c96a60ee6b4f3644/
7位 ハッピーシンセサイザ / EasyPop
2010年に投稿されたEasyPopのオリジナル曲で、巡音ルカとGUMIのボカロ・ユニットにより歌われています。ピコピコとしたサウンドが懐かしさを感じさせるテクノ・ポップで、カラオケでデュエットできたら最高にクールですね。
https://s.awa.fm/track/e7b1293d7abacd26c858/
6位 メランコリック / Junky
ニコ動で初の殿堂入りを果たしたJunkyの作品。 ツンデレ少女の片思いを、バンドサウンド+電子ポップに乗せています。ボカロ鏡音リンの声とちほPの描く無表情な女の子そのままに、ロボットチックに抑揚がないまま歌い続けるのがクールに決めるコツです。
https://s.awa.fm/track/19e71f1be5d78b719354/
5位 天ノ弱 feat.GUMI / 164
天ノ弱(あまのじゃく)は2011年05月28日にニコニコ動画に投稿された164の24作目で、200万再生を達成しニコ動伝説入りを果たした曲の一つです。天邪鬼に自身の思いを伝えられないもどかしさが描かれており、オクターブ高い「この両手から零れそうなほど 君にもらった愛はどこに捨てよう?」のサビ部分を、頭から音取りして歌いこなせると最高にクールですね。
https://s.awa.fm/track/bd71be6484a69f823e31/
4位 ロストワンの号哭 / Neru
2013年03月04日に投稿された、Neruの鏡音リンオリジナル曲で、音ゲー楽曲としてリリースされました。「あの子の心象は読めますか その心を黒く染めたのは おい 誰なんだよ誰なんだよ」のハイトーン部分はかなり難易度が高いので、音をはずさず歌いきることができたらかっこいいですね。
https://s.awa.fm/track/2a4c628ea342629b2922/
3位 吉原ラメント (feat. 重音テト) / 亜沙
小山乃舞世(p)と亜沙(p)作のUTAUオリジナル曲で、 歌はバーチャルアイドルの重音テトです。「真はただ1人の何方のためだけに 咲いていたかったのだけど」と途中でセリフがあったり、「わっちをいつなる時も 癒してくれるのでありんす」と花魁言葉が使われていたりするため、セクシーに歌いこなせばかっこいい、おすすめの曲です。
https://s.awa.fm/track/a4be9bbd1dba02916a01/
2位 六兆年と一夜物語 feat.IA / kemu
kemuのボカロIAの曲で、たった1日で殿堂入りを果たした曲です。歌詞は指を6本持ち【大罪の忌み子】とされる主人公と、彼に「リク」という名前を与える「アイ」のストーリーとなっています。2012年のニコ動投稿当初から話題となり、小説が作られるほどのストーリー性を持っています。そのため、「君は何でやめない みつかれば殺されちゃうくせに」のところを泣かずに歌うのは至難の技。「雨上がりに忌み子がふたり 夕焼けの中に吸い込まれて消えてった」と早口でIAのように歌えたら、最高にクールでしょう。
https://s.awa.fm/track/36a74d0325c925d90874/
1位 脳漿炸裂ガール / れるりり
れるりりが当社比P名義でリリースしたボカロオリジナル曲。ミリオン達成までの所要時間が84日という快挙を達成しています。2015年7月25日にはこの曲を原作とする実写映画が、私立恵比寿中学の柏木ひなたの主演で公開されています。ハイテンポなビートに乗せ、「自問自答苦言ヤバイ 挫傷暗礁に乗り上げている」とカラオケで早口でまくし立てることができたら、周囲の注目を一気に集め人気となること間違いありません。
https://s.awa.fm/track/09d396f22412d7d07b76/
中毒性の高いボカロ曲ランキング
5位 いーあるふぁんくらぶ / ミキト(みきとP)
2012年08月15日に投稿された、みきとPのGUMIとリンを使ったオリジナル曲。「うぉーあいにー 言えるかな」と中国語を題材にした軽快な曲調で太鼓の達人などにも収録されている、クセになるおすすめ楽曲です。
https://s.awa.fm/track/2a7e7cacf8ee6762f704/
4位 ベノム / かいりきベア feat.缶缶
2018年8月に投稿されたかいりきベアによる楽曲で、ダンス動画がTikTokで大流行、YouTubeでも再生回数1000万回を突破するなど話題となっています。「ロキ」に通じるリフレインに、中毒になってしまう人続出です。
https://s.awa.fm/track/462967fcbbeb4594a580/
3位 マトリョシカ / ハチ
現在ではアーティストとして大ブレイクを果たした米津玄師が、ハチP名義で初音ミクとGUMIを使い、2010年にニコ動に投稿した楽曲です。2017年には再生回数1,000万回を突破して、神話入りを果たしています。ハチP得意の日本音階を用いたマイナーで繰り返すメロディがクセになります。近年ではこちらの米津玄師や、須田景凪のようにボカロPとしてブレイクしたアーティストが、歌手としてメジャーデビューが見受けられ、ボカロシーンも人気音楽業界のメインストリームの1つとなりつつあります。
https://s.awa.fm/track/ca5a4ce014d2b57eb259/
2位 からくりピエロ / 40mP
40mPによる初音ミクを使ったオリジナル楽曲で、女子高生が美術部の先輩に片思いする内容です。軽妙なジャズサウンドにのった、「回って 回って 回り疲れて」のリフレインが中毒性のあるメロディ。歌詞世界は、40mP自身によって小説化もされており、こちらはハッピーエンドとなっています。
https://s.awa.fm/track/b3f1fdaae73b27099498/
1位 メルト -MIKU EXPO 2014 in INDONESIA Live- (feat. 初音ミク) / ryo(supercell)
2007年に投稿されたryoによるポップソングで、初音ミクの大定番の1つ。「メルト 溶けてしまいそう 好きだなんて絶対にいえない…だけど」と好きな人に夢中な心情を『溶けそう』と表現した、ryoが作り出す甘々な歌詞に中毒になるリスナーが続出しました。特に最後の「…なんてね」であまりの可愛らしさに崩れ落ちるミク廃(初音ミクが好き過ぎて初音ミクしか聴けなくなってしまったファンの呼称)多数です。こちらの音源は、2014年に行われた『MIKU EXPO 2014』のインドネシアライブの模様を収録したもの。『メルト』は制作集団supercellが誕生したきっかけとなった曲でもあり、太鼓の名人にも収録された大人気曲です。