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クラシックが使われているおすすめポップス・ロック曲

リズム、メロディ、ハーモニーの3要素が調和したクラシック音楽は、ストレスを緩和するリラクゼーション効果が高く、脳の高次機能を刺激して幸福感を高める効果もあることがわかっています。また、クラシック音楽を基にポップス曲やロック曲も数多く作られているため、アレンジの面白さを味わうこともできるのです。今回はクラシック音楽や楽曲のアレンジに興味がある方へ向けて、クラシック音楽が使われているポップスやロックをおすすめします。

クラシックを基に作られたおすすめポップス曲

Jupiter / 平原綾香

クラシックを基に作られたポップスといえば、まずは平原綾香の「Jupiter」でしょう。彼女のデビュー曲であるこの曲は、イギリスで活躍した作曲家、グスターヴ・ホルストによる組曲『惑星』の中の、「木星」に日本語詞をつけたものです。荘厳な音楽と平原綾香の太く美しい声が全身に響いてきます。


https://s.awa.fm/track/77809fdbe992b3030087/

希望の歌 ~交響曲第九番~ / 藤澤ノリマサ

「ポップオペラ」という独自の歌唱スタイルで活動するアーティスト、藤澤ノリマサ。彼の「希望の歌~交響曲第九番~」は、ベートーヴェンの交響曲第九番をモチーフにした楽曲です。イントロの弦楽器による優雅な調べと、打って変わって軽快になるポップサウンドのギャップを楽しめるでしょう。もちろん藤澤ノリマサのボーカルも、さわやかで甘い歌声から腹式呼吸を発揮する太いテノールまで見事に歌い分けられています。曲名にふさわしく希望あふれるこの曲は、華やかな音楽が好きな方におすすめです。


https://s.awa.fm/track/cc34a815fc9545a98c12/

EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT(REBORN 2005) / sweetbox

ドイツで結成された音楽ユニット、スウィートボックス。黄金期を築いたサウンドプロデューサーのGEO(ジオ)はシンガーのJADE(ジェイド)とともに一度脱退しましたが、2020年にスウィートボックスを再始動させています。この「EVERYTHING'S GONNA BE ALRIGHT」は1998年の大ヒット曲で、ヨハン・セバスティアン・バッハ作曲の「G線上のアリア」をサンプリングして作られた楽曲とされています。Aメロからラップと管弦楽のコラボがゆったりと進み、クラブにいるようなコンサートホールにいるような、不思議な感覚になるでしょう。


https://s.awa.fm/track/52d9902df60d06604c34/

Sky High / ゴスペラーズ

1991年に早稲田大学のアカペラサークルで結成されたボーカルグループ、ゴスペラーズ。メンバーそれぞれの個性的な歌声が光る楽曲を数多く生み出しています。この「Sky High」はロシアの作曲家、ラフマニノフの「ピアノ協奏曲第2番」をモチーフに作られた楽曲。テレビドラマ『のだめカンタービレ』の音楽を手がけた服部隆之が作曲しています。ゴスペラーズのよさを生かした、さわやかなポップスへのアレンジが見事です。


https://s.awa.fm/track/74484681b96737137424/

A Lover's Concerto / Sarah Vaughan

サラ・ヴォーンは、ニュージャージー州出身のジャズ・シンガー。オペラ歌手のような幅広い音域をもつ「3大女性モダン・ジャズ・シンガー」と称されるアーティストの1人です。この「A Lover's Concerto」はバッハの「メヌエット」が原曲になっています。こちらの原曲は、クラシックに詳しくない方でも聴いたことがあるかもしれません。夜眠る前など、リラックスしたいときにおすすめです。


https://s.awa.fm/track/cdae4e1bf4b3fe9a1f91/

Camellia-カメリア- / 島谷ひとみ

透明感のある高音が特徴の歌手、島谷ひとみ。「Camellia-カメリア」 はイントロ部分でヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト作曲の「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」第一楽章がアレンジされています。また、彼女の歌声がより一層輝くサビで引用されているのは、同じくモーツァルトの「トルコ行進曲」第三楽章のメロディです。どちらも幅広い世代に知られる、クラシック曲の定番をさらに明るくアレンジしています。


https://s.awa.fm/track/6c6d06a9227341056d78/

Alive / 倖田來未

映画主題歌になった「キューティーハニー」で大ブレイクした倖田來未も、クラシックアレンジ曲に挑戦しています。「Alive」は松山ケンイチさんが主演を務める映画『カムイ外伝』の主題歌として制作され、倖田來未公式サイトでも「壮大なクラシカル・バラード」と表現されています。その基となったのが、ジョージ・フレデリク・ヘンデル作曲の「私を泣かせてください」です。強い気持ちを内面にとどめようとするような歌詞とメロディをぜひ聴いてみてください。


https://s.awa.fm/track/fd122f4b918865632868/

I Do / SYMPHOBIA

スウィートボックスのプロデューサー、GEOが2014年に始めたプロジェクト、シンフォビア。アフリカ系ドイツ人のシンガー、アディーシャをボーカルに迎えてクラシックの名曲を取り入れたポップ・ミュージックを制作しています。この「I Do」はピョートル・イリイチ・チャチャイコフスキー作曲の「白鳥の湖」をアレンジしたもの。重厚なクラシックとラップの融合をぜひ味わってみてください。


https://s.awa.fm/track/704f23d441d3043c4450/

クラシックを基に作られたおすすめロック曲

荒狂曲"シンセカイ" / BIGMAMA

BIGMAMAはヴァイオリンを擁する日本の4人組ロックバンドです。彼らのクラシックとロックを融合させたコンセプトアルバム『Roclassick』から、「荒狂曲"シンセカイ" 」をおすすめします。アントニーン・ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」をアレンジした楽曲で、冒頭からギターとヴァイオリンの奏でる緊張感あふれるメロディが印象的です。異世界の雰囲気とストーリー性のある歌詞も、クラシックの名曲をロックで表現する面白さを感じさせてくれます。


https://s.awa.fm/track/950c7e8f922aef540379/

Close Your Eyes / AKANE LIV

AKANE LIVはスウェーデン出身の歌手、女優です。宝塚歌劇団やシンフォニック・メタルバンドの活動を経て、ソロアーティストとして活動しています。この「Close Your Eyes」はモーツァルト作曲の「レクイエム」が基になっている楽曲。冒頭は荘厳な合唱で始まり、Aメロからは彼女の強く伸びやかな歌声が響きます。舞台女優でもあるAKANE LIVの表現力が余すことなく注がれている、美しい音楽世界です。


https://s.awa.fm/track/9d138fa7e886bd6d3499/

青い影 / Procol Harum

プロコル・ハルムはイギリスの5人組ロックバンドで、クラシックやブルース、アートの要素を積極的に取り入れているのが特徴です。彼らに心酔する松任谷由実と、2012年に日本でカップリングツアーをしたこともあります。この「青い影」はバッハの「G線上のアリア」を基に作られた楽曲。メロウなイントロは原曲の良さをそのまま生かし、ロックバラードとの自然な融合が感じられる1曲です。遅めの朝食をとりながらなど、ゆとりある時間に聴くのをおすすめします。


https://s.awa.fm/track/b20bed999fb809335652/

主よ、人の望みの喜びよ / Yucca

Yuccaは東京音楽大学で声楽を専門的に学んだ、日本の歌手です。
クラシック、Jポップ、そしてロックとクラシックが融合したロック・オペラまで幅広く歌っています。この「主よ、人の望みの喜びよ」はバッハの「主よ、人の望みの喜びよ」が原曲です。ギターの軽快なサウンドと、Yuccaの美しく伸びやかなソプラノがマッチしています。間奏にはややジャズの要素もあり、聴いていて飽きないところも魅力です。


https://s.awa.fm/track/96b2cf6168e36d4f3644/

Can't Help Falling in Love / Elvis Presley

アメリカ・ミシシッピ州出身の伝説的シンガー、エルヴィス・プレスリー。彼のヒット曲の1つ、「Can't Help Falling in Love」はドイツのオルガン奏者・作曲家であるジャン・ポール・マティーニによる「愛の喜び」が原曲になっています。深く沈み込んでいくようなエルヴィスの穏やかな歌声が、ロックバラードの魅力を語っています。


https://s.awa.fm/track/19e61b1aedde81719354/

エリーゼのために / RCサクセション

ベートーヴェン作曲の「エリーゼのために」のメロディが使われている、RCサクセションの「エリーゼのために」をご紹介します。RCサクセションはロックンローラー・忌野清志郎を中心に結成されたロックバンドです。原曲は短いピアノの練習曲としてよく知られているので、馴染みのある方も多いでしょう。この曲のメロディがギターソロやキーボードフレーズに登場しています。雰囲気は原曲と違い、気怠げなブルースといった曲調でしょうか。新鮮なアレンジをぜひ聴いてみてください。


https://s.awa.fm/track/db9b7b903030c973f542/

Symphony No. 9, Op. 95: I. Adagio, Extract (Live in Miskolc) / Therion

セリオンは、スウェーデンで生まれたシンフォニック・メタルバンドです。デス・メタル、ヘヴィ・メタルを経てフルオーケストラと共演するほどのバンドに成長しました。ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界より」を基に作られているこの曲では、ドラムの正確かつ大胆な演奏やギターの唸り声がロック好きにはたまらないサウンドを作り出しています。BIGMAMAの楽曲とはまたちがう面白さが感じられるはずです。


https://s.awa.fm/track/a7ba5bbbff4601e0f681/

Prologue / Renaissance

ルネッサンスは1969年に結成された6人組シンフォニックバンドで、主に1970年代に活躍を見せています。彼らによる「Prologue」はフレデリック・ショパンの「練習曲ハ短調 革命のエチュード」が基になっている楽曲。冒頭はピアノ独奏ですが、徐々にバンドが加わっていき、期待感高まるリズムを刻んでいきます。ボーカルのアニー・ハズラムは突き抜けた高音が美しく、その音域は5オクターブにもおよぶそうです。40歳あまりで若くして亡くなったショパンがもしこのようなアレンジを聴いたらどう感じるのか、そんなことを想像するとますますロックとクラシックの融合が楽しめるのではないでしょうか。


https://s.awa.fm/track/0d41e9986caa02691d13/

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