40代男性が青春時代を過ごして来た頃、日本ではCDがもっとも売れていた時代でした。それだけに、今以上に当時の生活が音楽とともにあったという方は多いでしょう。もちろんヒット曲も数多くあり、今聴くと当時が懐かしくなる曲から今聴いてもまったく古さを感じない曲まで、おすすめの楽曲も選び放題という状況ですね。そこで今回は、AWAから40代男性が若いころに親しんだ名曲たちを、厳選してご紹介します。
40代男性が青春を思い出す名曲・男性ボーカル編11選
紅 / X JAPAN(X)
イントロの触りで思わず「紅だー!!」と、心でシャウトしてしまう人もきっと多いはず。40代男性を熱狂させた曲と言えば、この曲がまず挙がってくるのではないでしょうか。カラオケで歌うと、同世代の人が勝手に一緒に歌い出す現象が、全国どこでも起こっていそうな1曲です。
https://s.awa.fm/track/9f9da6de04328b6d0927/
GLORIA / ZIGGY
40代男性の何割かはきっとハマった曲であり、その何割かは今でもカラオケで歌っているのではないかと思われる曲。ドラマの主題歌として使われた曲ですが、曲の印象が強すぎてドラマをよく覚えていないという人の方が多そうです。ボーカル森重樹一の声がとにかくカッコ良く、バンドをやっていた人なら1度は真似しようとしたのでは?
https://s.awa.fm/track/229e9fedc98201d85405/
空も飛べるはず / スピッツ
まさに青春時代にこの曲を聴いていた人もたくさんいそうです。リリースの数年後に学園ドラマの主題歌としてヒットしましたが、本来は思春期の少年の鬱屈した心が恋や成長によって解放されていくさまを歌った、少し内省的な曲。40代男性の世代や時代に、ちょうどマッチした曲と言えそう。
https://s.awa.fm/track/ab307c02e45e8d59a869/
Get Wild / TM NETWORK
今や世代を超えて愛される不朽の名曲になった、アニメ「シティーハンター」のエンディング曲。楽曲のカッコよさは言わずもがな、何度でも繰り返し聴きたくなる中毒性も備えている1曲です。ボーカル宇都宮隆の特徴あるダンスを、家でこっそり真似していた男子もきっと沢山いたのでは?
https://s.awa.fm/track/cda94718f3b5fa9a1f91/
Choo Choo TRAIN / EXILE
40代男性なら、記憶に残っているのはきっとEXILEよりZOOの原曲かもしれません。しかし、歌詞や曲はもとより振り付けもほとんど変わらない状態でEXILEがカヴァー。そのおかげで、息子さんや娘さんが聴いているのを横から聴いて「懐かしいなあ」と思ってしまうお父さんはかなり多いことでしょう。
https://s.awa.fm/track/0d43ea9369a70d691d13/
愛は勝つ / KAN
「心配ないからね」と、冒頭でいきなり安心させてくれるこの曲に、激動の青春時代を勇気づけられた40代男性はかなり多いはず。恋はもちろん、勉強や部活にも当てはめて解釈できる歌詞ですから、スポーツの大会や受験のときに聴いて「明日はきっとある」と、言い聞かせていたのではないでしょうか。
https://s.awa.fm/track/621720aa1d04327e8c89/
最後の雨 / 中西保志
「ハイ、この曲を今でもカラオケで歌っている40代男子!」と呼びかけたら、かなりの挙手を確認できそうなバラードの名曲。当時はお店や街角でかかる有線で、1日1度は聴くというほどよく流れていました。現在でもさまざまなアーティストがカヴァーしている不朽のナンバーとなり、自分より若い世代がカラオケで歌っていて「えっ!?」と思う機会もたびたびありますね。
https://s.awa.fm/track/17e9b95ee10640b71703/
MARIONETTE / BOØWY
今でもBOØWYの楽曲を、バイブルのように大切に思っている人はかなりの数いるでしょう。なかでもこの曲は、特に人気の高い1曲かと思われます。ただし、当時氷室京介のボーカルを真似していた人と布袋寅泰のギターを真似していた人に、大きく2分されるのはまちがいなさそうですね。
https://s.awa.fm/track/950a768a972bea540379/
働く男 / UNICORN
この曲をよく聴いていた当時より、今のほうが歌の内容が身につまされるという40代男性は、きっと数えきれないほどいそう。ユーモラスながら悲哀漂うこんな歌詞と曲こそ、21世紀の現代に似合うと思えてきますね。しかし、曲が書かれた当時はバブル時代だったという事実にはちょっと驚かされます。
https://s.awa.fm/track/cc37a11cf99e4ba98c12/
上・京・物・語 / シャ乱Q
上京することにはさまざまな葛藤や苦悩が伴うことを、おそらくJ-POP界では初めて歌にした1曲。誰もが思っていた「上京あるある」を、カッコいい曲で表現してくれたことを当時多くの同世代がありがたく感じたはず。きっと同じような気持ちで上京した40代男子の、心の支えのような曲になっていたのでは。
https://s.awa.fm/track/beb227bb40f5e4db2700/
だいすき / 岡村靖幸
曲のタイトルは「だいすき」ですが、いったい何が大好きなのかと歌詞を追って行くと結局「女の子」が大好きだと歌っているという曲。当時青春真っただ中だった40代男性なら、「自分たちも!」と共感したはず。思春期以上大人未満の男子の気持ちをストレートに表現したこの曲を聴いて、みんなが岡村靖幸に一目置いていたあの頃でした。
https://s.awa.fm/track/02fa6ef4a97df6116666/
40代男性が青春を思い出す名曲・女性ボーカル編10選
DIAMONDS (ダイアモンド) / プリンセス プリンセス(PRINCESS PRINCESS)
女性ばかりのバンドは当時今以上に珍しかったので、彼女たちの曲やライブに夢中になった40代男性はかなり多かったはず。「好きなものたちのために生きてる!」と高らかに歌うこの曲の内容にも、誰もが共感しました。もし当時バンドブームに乗ってバンド活動をしていた人なら、「あんなお姉さんが楽器を教えてくれたらなあ……」と、日々妄想していたかもしれませんね。
https://s.awa.fm/track/09d396ff2512d3d07b76/
うれしい!たのしい!大好き! / DREAMS COME TRUE
世代的にはおそらく、「ドリカムと言ったらこの曲」かもしれません。この曲を耳にするたび、当時のいろいろな思い出が頭に浮かんでくるという人も、きっとたくさんいるでしょう。いいことやうれしいことがあると、今でもついこの歌を口ずさんでしまう40代男性はかなり多そうですね。
https://s.awa.fm/track/bc17957d1ff64d4ce886/
DEAR FRIENDS / PERSONZ
紅一点のボーカルJILLがとにかくカッコいいバンド、PERSONZ最大のヒット曲。挫折に落胆する親友に、変わらない友情を誓って励ます歌詞とストレートな曲調は、今聴いても涙ぐんでしまいそうになる名曲です。ちなみにPERSONZは今でも同じメンバーで活動しているというのも、ちょっとすごい話ですね。
https://s.awa.fm/track/22cdc8926411dae69595/
サマータイムブルース / 渡辺美里
10代は渡辺美里の曲をエネルギーに生きていたという40代男子は、きっとかなりの数いるでしょう。パワフルな声質を、どことなくセンチメンタルな曲に乗せて歌う姿は健気にも見えて、同世代の憧れでしたね。この曲も少し切ないメロディーと力強いボーカルという、渡辺美里の王道ソングです。
https://s.awa.fm/track/a25d9364284f6f3ed217/
時をかける少女 / 原田知世
10代のころ文化系少年だった40代男子は、きっとかなりの割合で原田知世が当時のアイドルだったはず。この曲と同名の彼女の主演映画を観て以来、何十年もの間ファンを続けている40代もたくさんいるでしょう。いっそ、彼らも「時をかけるお父さん」と呼びたくなります。それはさておき、現在も歌われ続けるこの曲。今聴いても、驚くほどの透明感ですね。
https://s.awa.fm/track/95fd4e27e91de538ed09/
サヨナラ / GAO
ボーイッシュなルックスと、ハスキーな低音が特徴の女性シンガーGAOのデビュー曲。この曲を聴くと、40代男性なら当時の春を思い出してしまうはず。歌っている本人は強気そうな風貌なのに、センチメンタルで切ない曲を歌っている様子のとギャップが魅力でした。
https://s.awa.fm/track/1c18dd77afcb70383377/
Feel Like dance / globe
小室サウンドが青春だった!という40代男性には、たまらない1曲ですね。カラオケでこの曲を歌うときは女性ボーカルをクラスメイトや友人の女子に担当させて、自分はラップを担当していたという人はかなりいそう。それまで小室ファミリーといえば女性ボーカリストというイメージだったので、彗星のように現れた男女混成ユニットのこのデビュー曲はかなり斬新でした。
https://s.awa.fm/track/d952a5aed79619f29b21/
クルクル ミラクル / 篠原ともえ
安室奈美恵のファッションを真似する「アムラー」ブームと同時期に「シノラー」ブームを巻き起こした、篠原ともえのデビューシングル。石野卓球がプロデュースしたこの曲に、当時サブカルチャー少年だった40代男性はかなりハマったのでは?可愛いアイドルや歌姫を好きな友達が多い中、「実は篠原ともえが好き」となかなか言い出せなかった思い出を持つ人も、かなりいたように思えます。
https://s.awa.fm/track/35637b0953da0e76e238/
今すぐKiss Me / LINDBERG
明るく元気で軽快なテンポの、これぞガールズロック!という印象の1曲。元アイドルだった女の子が「本当にしたいことをする」と言ってバンドデビューしたという経緯に、当時自分探しの真っ最中だった世代として強く共感したのではないでしょうか。カラオケでキーコントロールを使えば男性でも歌いやすい曲だったので、良く歌ったという人も多かったはず。
https://s.awa.fm/track/3028d23c27bf85719060/
私がオバさんになっても / 森高千里
40代男性の10代のころのアイドルと言えばこの人、森高千里の存在を忘れてはいけませんね。この曲をはじめとする数々の挑発的な歌詞の曲を、美脚を強調した衣装で歌っていた彼女が青春そのものだった人は多いでしょう。当時「将来は森高千里もオバさんになっちゃうのかな」と思ってこの曲を聴いていた人も、今になって本人が一向にオバさんにならないので逆に焦っているかも?