卒業シーズンに、歌は付き物です。最近では定番の唱歌や合唱曲に加え、J-POPの印象的な卒業ソングを卒業式に歌う学校も多くなっているようですね。そこで今回はAWAで聴ける曲のなかから「卒業式に歌える合唱・J-POP・懐メロの楽曲」を特集してみました。何十年も前から歌われている超定番の歌から、2000~2010年代以降の新定番ソングまで、卒業式や卒業祝いのカラオケで歌いたい曲をたくさん集めています。
2019年版おなじみの卒業ソング特集・男性ボーカル編8選
桜の花、舞い上がる道を / エレファントカシマシ
宮本浩次のパワフルなボーカルがとても印象的な、エレカシ屈指の名曲と言われるナンバー。「桜の季節になると目をそらしていた」というひねくれた自分自身を卒業し、思い切って新しい一歩を踏み出そう! という強いメッセージがこもった1曲です。何かがこれから始まるのではなく「すべてが始まってる」と歌っていて、足踏みしていられないというワクワク感をさらに強くしてくれますね。
https://s.awa.fm/track/2a4f6384ac42609b2922/
贈る言葉 / 海援隊
「卒業といえばこの曲、この曲といえば卒業」というイメージが、生まれたときから染み付いている方も多そうです。元々は離れ離れになる恋人を見送る歌だったのですが、ボーカルの武田鉄矢が主演したドラマ『3年B組金八先生』の主題歌となり、卒業式シーンで涙を誘ったことで一躍卒業ソングの定番に。自身もかつて教師をめざしていたという武田鉄矢の優しく力強いメッセージは、すべてのひとの背中を押してくれるよう。
https://s.awa.fm/track/09d391fe2413d5d07b76/
遥か / GReeeeN
GReeeeNも卒業ソングの名曲を生んでいます。この曲は映画『ROOKIES -卒業-』の主題歌で、野球に打ち込む高校生たちがいよいよ卒業を迎える…… という涙誘うストーリーに華を添えた1曲。卒業を控えた少年とそれを取り巻く家族の姿を描く歌詞は、読み進めていくだけでも泣けてきます。とても長い曲ですが、ぜひ最後まで聴いてみてください!
https://s.awa.fm/track/653eb4ac25d018855f30/
卒業の唄 ~アリガトウは何度も言わせて~ / GReeeeN
またまたGReeeeNの卒業ソングですが、こちらも熱いストレートなメッセージがこもった名曲。『遥か』は家族目線で卒業を歌っていましたが、こちらは友人や先生の目線が感じられる、「仲間たちとの明るい卒業」をテーマにした曲です。卒業式で合唱するにもぴったりですが、涙を流さず前向きに卒業を迎えられそうなさわやかな歌詞が好感度高め。
https://s.awa.fm/track/b20dee9498b80d335652/
YELL〜エール〜 / コブクロ
この曲も卒業シーズンになると、毎年よく聴かれる名曲です。これだけスタンダード的な存在になった楽曲が、実は彼らのメジャーデビュー曲というのには驚きですね。卒業を迎える人はもちろん、それ以外の理由で春に新しいスタートを切る人も聴きたくなるような、心に響く歌詞が冒頭から終わりまで続きます。
https://s.awa.fm/track/462f65f9bce44494a580/
空も飛べるはず / スピッツ
学園を舞台にした連続ドラマ『白線流し』の主題歌としてヒットし、卒業式で歌われることも多い春の定番ソングです。学校を卒業することにとどまらず、子どもから大人へ成長していく少年の姿を歌った普遍的な歌詞が心に沁みますね。大人になることへの怖さが表現されているフレーズもあり、ただ前向きな卒業ソングよりもリアリティがあるところも、この曲のよさといえそう。
https://s.awa.fm/track/ab307c02e45e8d59a869/
旅立ちの唄 / Mr.Children
映画『恋空』の主題歌として2007年にヒットした曲ですが、映画が冬から春にかけての上映だったこともあり、卒業のイメージが重なって今では学校の卒業式などでもよく歌われています。仲の良い友達にずっと話しかけられているような歌詞は、それほど涙を誘う表現がなくても泣けてきそう。合唱のスコアなども手に入れられるので、卒業式にみんなで歌っても良いですね。
https://s.awa.fm/track/8bd9af6e07843cd4dc23/
旅立ちの日に / 練馬児童合唱団
卒業式に多くの学校で歌われている、合唱曲の定番です。1991年に埼玉・秩父の中学校で、音楽教諭と校長先生によって作られたオリジナルの卒業ソングが徐々に全国に広まっていったというサイドストーリーも良く知られています。卒業式で古くから歌われていた『蛍の光』や『仰げば尊し』に代わり、この曲や『贈る言葉』を歌うという学校も多くなっているようですね。
https://s.awa.fm/track/9d138fa6e086b86d3499/
2019年版おなじみの卒業ソング特集・女性ボーカル編5選
想い出がいっぱい / May J.
1983年と、35年以上も前のH2Oの名曲を、カヴァーソングを得意とする歌姫May J.が満を持してカヴァーした1曲。まさに青春の思い出が鮮明によみがえってくるような歌詞は、日本を代表するベテラン作詞家の1人・阿木燿子によるもの。H2Oバージョンはラブコメの第一人者であるあだち充の漫画作品『みゆき』のアニメ版主題歌だったというだけに、甘酸っぱいムードにも納得ですね。
https://s.awa.fm/track/b5bd4c7b81bdfa80a916/
手紙 ~拝啓 十五の君へ~ / アンジェラ・アキ
2008年の曲ですが、今も卒業式の定番として合唱曲がよく歌われているナンバー。NHK『みんなのうた』で話題となり、「Nコン」こと全国学校音楽コンクールの課題曲にもなっています。15歳で卒業を控えた中学生と、大人になった本人の両者の目線で歌われるという不思議な歌詞が心を温めてくれます。卒業を控えた15歳はもちろん、大人になってもあの頃を振り返って懐かしく聴けそうな1曲。
https://s.awa.fm/track/7d59ab8e90125f90c641/
365日の紙飛行機 / AKB48
連続テレビ小説『あさが来た』の主題歌としてヒットしましたが、ポジティブでメッセージ性の高い歌詞と覚えやすいメロディーで、定番の卒業ソングとなりつつある1曲。日々ちょっとずつでも努力をすればきっと実を結ぶという等身大のメッセージは、大人から子どもまでわかりやすいので幼稚園や保育園の卒園でも歌えそうです。
https://s.awa.fm/track/1b05fbce8f450f729e43/
ゆめのはじまりんりん / きゃりーぱみゅぱみゅ
出会いと別れをテーマにした、卒業シーズンにぴったりの1曲。世界観は文字通り「ゆめの世界」とのことで、卒業して都会へ旅立つ女の子の素朴な期待感と、これまでお世話になった周りの人への感謝を歌っています。お別れに泣きたくもなるけれど、これからの夢のような毎日のほうが楽しみ…… というワクワク感は前向きで頼もしいですね。
https://s.awa.fm/track/5fe29bf71e3efbbc7361/
サラバ青春 / チャットモンチー
旧メンバーだった高橋久美子による絶妙に切ない歌詞がすばらしい、チャットモンチー流の卒業ソング。学校を卒業することで生まれる別れや終わりの無常観を歌っている曲ですが、卒業に限らず「なんでもない毎日が本当は記念日」と思わされてしまう瞬間は誰にでもあるもの。ちょっとネガティブな卒業の歌ですが、1人でしんみり聴くとなぜか癒されそうな曲でもあります。