2001年4月にシングル「ファミリア」でメジャーデビュー。ヒップホップとレゲエを下敷きにあらゆるジャンルを飲み込むスタイルで、スマートながらも人間味が伝わってくる中毒性の高いナンバーを連発。2005年2月に発表した「さくら」は初のシングルチャート1位を獲得。同曲を含むアルバム『ケツノポリス4』は国民的ヒットを記録し、ケツメイシの人気を不動のものにした。人生の機微にふれる歌詞には定評があり、ラブソングをはじめ、友情ソング、人生応援ソング、パーティーチューン、社会風刺から下ネタまで、豊富な語彙と独特の着眼点で日常の喜怒哀楽を巧みに切り取る。今回は、数ある名曲の中より名バラードをご紹介します!
ケツメイシの人気バラード10選!
恋の終わりは意外と静かに / ケツメイシ
2007年8月にリリースされた『ケツノポリス5』に収録。シングル作品ではないが、静かに終わりを迎えた恋を綴った歌詞と切なさあふれるメロディが多くの人に愛されている名曲。「置き去りになった 僕の想いが 行き場所を求め 部屋に居座る」の歌詞が、いくら時が経っても彼女のことを忘れることができない、どうすることもできない状況にもがき苦しむ男の切なさが溢れている。
https://s.awa.fm/track/b20def949dbc04335652/
バラード / ケツメイシ
2011年1月にリリースされた、大切な人への大切な想いを綴った3篇から成る両A面シングルの表題曲。その中でも「バラード」は、皆の心にある大切な人への愛しい想いを優しく切なく歌いあげたラブバラード。ラップの部分を抑えた構成は、当時新たなケツメイシの魅力が垣間見えた。男の叶わぬ恋の物語を語るのは、Ryojiの少ししゃがれながらも伸びのある歌声。
https://s.awa.fm/track/653ab0ac20d41c855f30/
涙 / ケツメイシ
ケツメイシ9枚目のシングルは神秘的で奥深い「涙」をテーマに。ミュージックビデオには、お笑いコンビのダイノジ、くまだまさしが出演し、ホロっと涙がこぼれ落ちそうになる映像が当時話題になった。ポジティブなリリックとピアノやストリングスの音色が優しく包み、心の疲れを浄化してくれる。「手紙」や「トモダチ」を彷彿とさせた名曲として多くの人から人気を博している。
https://s.awa.fm/track/db9c7b903038ca73f542/
東京 / ケツメイシ
田舎から夢を求めて東京に出てきた1人の男が、孤独と不安を抱えたときにふと思い出す、あの時の子と田舎の想い出を描いた作品。後悔と挫折など誰しもが感じたことのある気持ちを郷愁あふれるメロディで仕上げている。「そこには夢が溢れて 未だ見ぬチャンス隠れてる なんて話が違うね実際~」の部分には、夢を求めて上京した人が誰しも抱く東京の幻想と現実がストレートな歌詞で表現されている。
https://s.awa.fm/track/704f22d747d90f3c4450/
ライフ イズ ビューティフル / ケツメイシ
「泣いてもいい、立ち止まってもいい、悩んでもいい、人生は美しくて素晴らしいのだから」そんな、忙しい日常を過ごしているうちに忘れてしまいそうな当たり前のことをふと思い出させてくれるような楽曲。人と人の繋がりやあきらめすに頑張れというメッセージがリリックの中で色濃く描かれている。2007年8月にリリースされた『ケツノポリス5』に収録されている、大切な親友に捧げる応援歌。
https://s.awa.fm/track/98739f49743bc5805b51/
手紙~未来 / ケツメイシ
3枚目のシングルとして2001年に「過去」「現在」「未来」の3部作で構成されたシングル「手紙」としてリリース。「手紙~未来」は10年後の自分に向けて歌われた応援歌。「これまでの楽しみや我慢も すべて知る君なら 俺の気持ちにまた 答えても耐えもくれるだろう」のリリックには、“今の俺を知る君だからきっと大丈夫だろう”といったゆるい願望が込められており、ケツメイシらしさが出ているポジティブなバラード。
https://s.awa.fm/track/3ab4028caf90d3262085/
少年と花火 / ケツメイシ
頭の中で短編ドラマが流れてくるような物語性の高い1曲。都会から夏休みに遊びに来た少年と地元の少年との出会いと別れを「焼けた肌 白い歯 坊主頭」や「最後の叫び 遠くからミンミン」など情景が目に浮かぶようなリリックで描かれている。聴き終えた後には、胸が締め付けられるような切なさが残る。2014年にリリースされたアルバム『KETSUNOPOLIS 9』に収録された隠れた名曲バラード。
https://s.awa.fm/track/b5be4c7e80bbf580a916/
花鳥風月 / ケツメイシ
2007年に発売されたケツメイシ初となるクリスマスソング。RYOと大蔵のフロウが心地良く耳をくすぐり、Ryojiの伸びやかな歌声が優しく響く、ハートウォーミングなミディアムバラード。ドラマ仕立てのミュージックビデオには、メンバーと田中圭が出演。「弾む足取り こらえて笑う 足取りは 君の待つ場所へ向かう 人波はやがて雪へと変わってく」のような胸がキュンとするようなリリックにも注目。
https://s.awa.fm/track/60df897813e432f51229/
家に帰ろう / ケツメイシ
2003年リリースの『ケツノポリス3』に収録。家を出で久々に実家に帰ってきたことで、自分のルーツ、夢、そして親の大切さを改めて実感する男の物語。リリックが秀逸で「久しぶりに見るドアのカギ穴 擦れた跡が増えていったほどの 時は流れ解き放て」など、時間の経過がイメージしやすい描写が多い。
https://s.awa.fm/track/9f9babd2073b8b6d0927/
聖なる夜に / ケツメイシ
2007年に発売されたケツメイシ初となるクリスマスソング。RYOと大蔵のフロウが心地良く耳をくすぐり、Ryojiの伸びやかな歌声が優しく響く、ハートウォーミングなミディアムバラード。ドラマ仕立てのミュージックビデオには、メンバーと田中圭が出演。「弾む足取り こらえて笑う 足取りは 君の待つ場所へ向かう 人波はやがて雪へと変わってく」のような胸がキュンとするようなリリックにも注目。