デビューしてから40年以上たっている今もなお、日本の音楽シーンのトップに君臨するサザンオールスターズ。いままでに数多くの名曲を世に送り出してきましたが、その中でも特に名曲と呼び声の高い20曲の珠玉のバラードをご紹介します。ぜひ、切ない恋心を描いた作品や、家族、仲間を大切に想う気持ちを描いた作品などサザンオールスターズの名曲、人気曲をお楽しみください。
Melody / サザンオールスターズ
1985年にサザンオールスターズ最初の活動休止前に発売された最後のシングル。アナログとデジタルを絶妙に融合させたサウンドが秀逸な名曲と評価されている。日本語詞と英語詞が絶妙に織り交ざり、ゆったりとしたサウンドと相まって極上のバラード作品に仕上がっている。
https://s.awa.fm/track/99fd02d382652b099e06/
旅姿六人衆 / サザンオールスターズ
1983年にリリースされた6thアルバム『綺麗』に収録されたファンから愛され続ける作品。曲の冒頭には桑田佳祐の「ごめん、俺が悪かった」というセリフが収録されたことでも話題となった。サザンオールスターズを陰で支えるスタッフとファンへの感謝が込められている。体制が5人以降しばらくライヴで披露されなかったが、40周年ツアーで久々に演奏され、ファンが歓喜した。
https://s.awa.fm/track/c4187630a126fd747736/
Oh！クラウディア / サザンオールスターズ
1982年にリリースされたアルバム『NUDE MAN』に収録。一年前の夏の思い出を唄ったメロディアスなバラードナンバー。切ない想いや恋心を多くの人が共感できるような表現で綴られた歌詞が心に響く。また、桑田佳祐のハスキーな甘い歌声が聴く者を魅了して話さない完璧なバラード作品。
https://s.awa.fm/track/a25b92632f4e6f3ed217/
OH, GIRL（悲しい胸のスクリーン） / サザンオールスターズ
1985年の8枚目のアルバム『KAMAKURA』を最後に活動を休止。本作は、1988年の活動再開後にリリースされたオリジナルアルバム『Southern All Stars』に収録されている。女性が男性を待つ光景が第三者の目線で描かれており、夢や幻想を映し出すスクリーンを胸で表現し素晴らしいワードセンスとメロディセンスが光る作品。
https://s.awa.fm/track/09d597fb2911d1d07b76/
Ya Ya（あの時代を忘れない） / サザンオールスターズ
1982年に発表され当時のマツダ『MPV』CMソングに起用された。歌詞に登場する「better days」とは桑田佳祐たちが青山学院大学で所属していた軽音楽サークルの名前。そのほかにも大学構内の様子も描写されている。Yaとは「you」と同じく「あなた、君」の意味で用いられ、親子、友人、恋人達などの親しい間でよく使われる。沢田知可子、Chara、和田アキ子など多くのアーティストにカバーされている。
https://s.awa.fm/track/c4187630a126ff747736/
いとしのエリー / サザンオールスターズ
1979年に発表され、ドラマ『ふぞろいの林檎たち』シリーズで主題歌となり大ヒットを記録した代表する作品。結婚以前に、桑田佳祐が原由子に対して「ごめんなさい」の気持ちを込めて製作した楽曲。特徴的の歌詞である「エリー」は響きがよかったからと本人が解説している。
https://s.awa.fm/track/1b03ffcd884f0c729e43/
夏をあきらめて / サザンオールスターズ
研ナオコがカバーし第24回『日本レコード大賞』金賞を獲得。また、スチャダラパーが「サマージャム'95」の歌詞に本作品の「熱めのお茶だ、意味深なシャワーだ」の部分の歌詞を引用している。サザンオールスターズとしては1982年にリリース。桑田佳祐が若いころバイトしていた上原謙・加山雄三が経営してた「Pacific Hotel」が歌詞に登場し話題となった。
https://s.awa.fm/track/cc32a91cff9544a98c12/
栞のテーマ / サザンオールスターズ
サザンオールスターズが音楽監督を担当した映画『モーニング・ムーンは粗雑に』の挿入歌として書き下ろされた作品で、「栞」は映画に登場する女性の名前。ゆったりとしたリズムとキャッチーなメロディで情熱的な恋を桑田佳祐のしゃがれた歌声で歌い上げた、どの世代にも刺さる最高のバラード作品。
https://s.awa.fm/track/6538b4a823d71c855f30/
さよならベイビー / サザンオールスターズ
1989年にリリースされた26枚目のシングルはデビュー11年目にして初のオリコンシングルチャート1位を記録した作品。ホイチョイプロダクションズ原作の映画『彼女が水着にきがえたら』テーマソングとして書き下ろした作品。のちに、主役の二人がすれ違うシーンを想定して書き下ろされたものだと、ホイチョイ・プロダクションズ代表の馬場康夫が解説している。
https://s.awa.fm/track/702957abab279bf01008/
サラ・ジェーン / サザンオールスターズ
1983年にリリースされたアルバム『綺麗』に収録された作品で、少女が日常に退屈して家出をする内容が歌詞には綴られている。ロサンゼルスやヨーロッパのテイスト溢れるソウルフルなバラード作品。
https://s.awa.fm/track/b7a3b50c1ab49a868432/
シャ・ラ・ラ / サザンオールスターズ
1980年にリリースされた11枚目シングル作品で初めて桑田佳祐と原由子がデュエットした記念すべき作品。初めての両A面シングルで初めてのクリスマスソングでもある。初期のサザンのコンサートツアーではラストを飾る重要な楽曲。つじあやの×奥田民生、椎名林檎×平井堅など多くのアーティストたちにカバーされている。
https://s.awa.fm/track/ca5c4de818dbb17eb259/
真夏の果実 / サザンオールスターズ
桑田佳祐の監督作品映画『稲村ジェーン』主題歌として作成された1990年にリリースされた作品。「B-ing」CMソング、ドラマ『悪魔のKISS』挿入歌、au『LISTEN MOBILE SERVICE』キャンペーンソングなど、これまでに多くのタイアップを獲得している。サザンオールスターズのバラード楽曲の中でも1、2位を争う代表曲になっており、EXILEや絢香などがカバーし若い世代にも浸透している。また、外国でも多くのアーティストにカバーされている。
https://s.awa.fm/track/5151cdd3c58127e94010/
心を込めて花束を / サザンオールスターズ
これまで育ててくれた両親に感謝し、大切な人と巡り会えた喜びを噛み締める結婚式の定番ソング。本作品は、ラッツ&スターの合同結婚式において、媒酌人を務めた鈴木雅之の父との会話がこの曲を生むきっかけとなっていると言われている。冒頭のピアノサウンドから始まる涙が溢れる珠玉のバラード。
https://s.awa.fm/track/cc32a91cff954ba98c12/
慕情 / サザンオールスターズ
1992年にリリースされた11枚目のアルバム『世に万葉の花が咲くなり』に収録された作品。切なさと哀しさがひびくゆったりとしたメロディに美しい歌詞が綴られた名バラード。アレンジャーには小林武史が参加。櫻井和寿が中心となって結成したBank Bandが2010年にリリースしたアルバム『沿志奏逢3』でカバーを披露している。
https://s.awa.fm/track/77869edde597b6030087/
クリスマス・ラブ（涙のあとには白い雪が降る） / サザンオールスターズ
丸井『'93 ○|のクリスマス』キャンペーンCMソングに起用されたクリスマスソング。本作を最後に小林武史がプロデュースに入ることがなくなる。1993年にリリースされた34枚目のシングルで「CHRISTMAS TIME FOREVER」と同じくクリスマスソングの定番として人気の1曲。後半部分のゴスペル風の大合唱も本作品の聴きどころ。
https://s.awa.fm/track/302ed13e26be80719060/
TSUNAMI / サザンオールスターズ
300万枚以上の売上を誇ったサザンオールスターズ史上最もヒットした作品。TBS系『ウンナンのホントコ!』の番組企画『未来日記III』テーマソングに起用され、その他にも多くのタイアップを獲得している。歌詞にある『津波のような侘しさ』というフレーズは失恋の切なさを押し寄せる波に例えたもの。
https://s.awa.fm/track/462964fabee04994a580/
涙のキッス / サザンオールスターズ
『日本レコード大賞』、『日本ゴールドディスク大賞』など賞を総なめにした1992年にリリースされた、シングル「シュラバ★ラ★バンバ」と同時発売されたシングル。当時流行語にもなった「冬彦さん」が登場するドラマ『ずっとあなたが好きだった』主題歌の為に初のドラマ主題歌を書き下ろした初めてシングルでミリオンセラーを達成した記念すべき曲。
https://s.awa.fm/track/19e11e12e8d48c719354/
愛はスローにちょっとずつ / サザンオールスターズ
前作「壮年JUMP」から約1年1か月ぶりとなる新曲は、賀来賢人主演のドラマ『ニッポンノワール-刑事Yの反乱-』主題歌。心に響き、誰しもを温かく包み込むような優しくせつなく、そして美しいバラード作品。ドラマの主人公を映し出すかのような失恋した男が孤独に過ごす時間の寂しさや切なさを歌っている。
https://s.awa.fm/track/2a787da5f5ed6262f704/
忘れられた Big Wave / サザンオールスターズ
サウンドトラック『稲村ジェーン』にも収録されている。映画『稲村ジェーン』挿入歌とリクルート『B-ing』CMソング。楽器音が一切無く、全て桑田の声の多重録音と指打ち音で歌われているアカペラの楽曲。1990年にリリースされたアルバム『Southern All Stars』に収録されている。
https://s.awa.fm/track/ca5c4de919d1be7eb259/
はっぴいえんど / サザンオールスターズ
前作のアルバム『キラーストリート』からほぼ9年半ぶりとなる、2015年にリリースされたアルバム『葡萄』に収録された。JTB「『旅を楽しむ大人の家族』篇」CMソングに起用されたミディアムバラード。桑田佳祐が休止期間中に休養した事などが影響しており、それらに対するメンバーへのお詫びの気持ちも込めたと語っている。
